キュウリ 育て方

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キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

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キュウリ 支柱 立て方

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所要時間 約 4分

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プランターでも美味しいキュウリができました!(2016.06.18収穫)

 

 

キュウリ栽培の支柱の組み方は、いろいろあります。

 

地植えかプランター栽培かなど栽培形態や、
広さによって支柱の立て方変えるようにします。

 

キュウリネットにつるが絡んで誘引ができるので、
キュウリネットを使うと便利です。

 

 

[キュウリ 支柱 立て方]

 

 

■地植え栽培の支柱の立て方

 

 

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・垂直式支柱
主に1条植えで育てる場合はこちらの立て方です。
2mくらい、直径2㎝の支柱を1株に1本立て、
上部と下部に1本支柱を通し倒れないようにします。
ネットを張れば完成です。

 

使う支柱は全て2mくらいのものです。
最低限の支柱で支えるので日当たりが確保できますが、
やや強度が足りないので1本斜めに支柱を立てて強度を確保すると良いです。

 

 

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・合掌式支柱
垂直と違って上部がクロスするように立てる立て方です。
2条植えで育てる場合はこちらの立て方になります。
こちらも2mくらい、直径2㎝の支柱を使います。

 

畝の両端に支柱を立て、上部を交差させて固定します。
上部を交差させた後にその上に1本通し、固定し、ネットを張ります。
垂直式に比べ安定感がありますが日当たりがやや悪くなることがあります。

 

 

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柵をうまく利用するのも良いですね

 

 

■プランター栽培の支柱の立て方

 

・合掌式支柱
地植え栽培と同じように合掌式の組み方が使えます。
プランターを2つ並べて二条植えにして支柱を立てます。
立て方は地植え栽培と同様です。

 

 

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・スペースが狭い場合の支柱の立て方
交差組み型と呼ばれる組み方です。
プランターに垂直に2~4支柱を立て、

 

中央と上部に2~3本横に通して固定し、ネットを張ります。
使用する支柱の長さは2m程度、横に通す支柱はプランターと同じ長さのもので良いです。
ちょっとしたスペースで栽培する方にオススメです。

 

 

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・スクリーン仕立て
支柱を両端と中ほどに何本か立て、

横に何本か通す、またはネットを張る組み方です。

 

こちらも上の立て方と同じように、

支柱の長さを調節することで狭い範囲でも栽培ができます。

 

 

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・あんどん仕立て
アサガオの鉢栽培やプランター栽培で、

棒状の支柱に何段か輪をつけたような支柱を見かけたことはありませんか?

 

あんどんのような形をしていることからあんどん仕立てを呼ばれます。
主に鉢栽培でコンパクトですのでベランダなどでの栽培で活躍します。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリ 初心者のプランター栽培

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所要時間 約 11分

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初心者なのですが、プランターでキュウリを栽培することはできますか?

 

 

家庭菜園を始める時、あまりにも難しいものから始めると、
失敗してからの、園芸意欲がなくなってしまうことがあります。

 

家庭菜園を始める時にお勧めなのが、夏野菜です。
暖かい時期から育て始めるため、寒さによる失敗が減りますし、
おいしい実のなる野菜が多いのも魅力です。

 

キュウリはツルが伸びて、少し難しそうと思われるかもしれません。
けれど、初心者の方でも、ポイントを押さえて管理することで、
みずみずしい実を収穫することができます。

*もっと知りたいことがあるときは、文中の青いリンクから詳細説明記事に飛べます。

 

[キュウリ プランター 初心者 の育て方]

 

 

■品種の選び方

 

キュウリにはたくさんの品種があります。
ホームセンターなどの苗売り場に行くと、
十種類以上もキュウリの苗が並んでいることもあります。

 

キュウリの品種はどれも特徴があります。
初心者の方にお勧めなのは、節成りタイプの品種です。
キュウリの実のつき方には3種類のタイプがあり、
中でも節成りタイプの品種は、名前の通り節ごとに実がつきます。

 

親づるの節ごとに実がつくということは、親づるが伸びたら誘引し、
葉の付け根から出てくるわき芽の処理が簡単になります。

 

また、節ごとに雌花がつくので、それだけ収穫できる可能性も高くなります。
販売されている苗にはタグがついていることが多く、
品種の名前の横やタグの裏側などに「節成り」と、
書いてあるものを選ぶようにすると確実です。

>>キュウリ 節成り性と飛び節成り性

 

さらに初心者の方には、接ぎ木苗もお勧めです。
接ぎ木苗とは、病気に強い根を持つ品種を台木にして、
おいしい実がなる品種や、実がなりやすく育てやすい品種の穂木を接ぐことで、
病気に強くおいしい実がなる苗に仕立てたものです。

 

接ぎ木でない苗に比べると、値段が少し高いのですが、
それだけの価値が接ぎ木苗にはあります。

 

 

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接ぎ木苗は、育てやすいです

 

 

■プランターのサイズ

 

キュウリは長くツルを伸ばす分、根もよく広がります。
小さいプランターだと、生育途中でプランターの中で根がいっぱいになり、
それ以上育つことができなくなります。

 

プランターの中が根でぱんぱんになると、地上部が生長しないばかりか、
根がうまく水や養分を吸うことができなくなり、水切れや肥料切れを引き起こします。

 

プランターを選ぶ時は、1株あたり20リットル以上のものを選ぶようにします。
深さは30cmほどあれば十分です。

市販されている標準プランターでは、深さが足りないので、
深型菜園プランターなどの大型のプランターなら安心です。
深型プランター :700×300×320(mm)容量:36L を管理人は使っています。

>>キュウリ プランターの育て方

 

 

■使う用土

 

用土は無理に自分で配合する必要はありません。
あまり難しく考えず、市販されている野菜用の培養土を使いましょう。

 

培養土の中には、野菜用や草花用などがありますが、
基本的にはどれを使っても問題ありません。

 

キュウリやゴーヤなどのツルものを育てるための培養土もあるので、
そちらを使うのも一つの方法です。

 

キュウリは土が雨や水やりなどで跳ね返り、
葉の裏などに付着することで病気に感染することが多い野菜です。
清潔な培養土を使うことで、病気の回避にもつながります。

 

菜園作業に慣れて来たら、使用した用土を天日で消毒して、
リサイクル用土を混ぜて、再利用できます。

 

 

■植え付け

 

苗を植え付けるのは、気温が十分に上がってからにしましょう。
キュウリはあまり寒い気候が好きではありません。

 

植え付けてから寒さに当たると、まだ弱々しい苗は傷んでしまいます。
ゴールデンウィーク頃であれば、気温も十分に上がって、
遅霜の心配もなくなるので、適期といって良いでしょう。

 

植え付ける時は、深植えにならないように注意します。
特に接ぎ木苗を育てる場合は、台木と穂木を接いでいる部分が、
土に埋まらないように気をつけます。

 

 

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夏すずみを2株植え付けしました

 

 

■水やり

 

プランターの中の土の表面が乾いたら、水を与えるようにします。
また、真夏の暑い時期は、昼間に水を与えるのは控えましょう。

 

キュウリの水やりで覚えておくことは以下のこの二つです。
土の表面が湿っている時や気温の高い日中に水を与えるのは控えましょう。

 

その代わり、朝に水を与えても、夕方にすでに土が乾いている時は、
必ず夕方にも水を与えるようにします。

 

また、水を与える時は、表面だけを湿らすのではなく、
プランターの底から余分な水が出てくるまで、しっかりと与えます。
水やりでメリハリをつけると、根が健康に育ちます。

>>キュウリの水やり

 

 

■追肥

 

キュウリはツルが伸び、花を次々に咲かせて結実するため、
肥料を切らせてしまうと生育不良になります。

 

植え付け直後は、培養土の元肥が効いているので、追肥の必要はありません。
植え付けから2週間ほど経ったら、追肥を行います。

 

化成肥料をぱらぱらとまいておくか、液体肥料を与えます。
化成肥料の場合は、2週間に1回のペースで与えましょう。
液体肥料の場合は、1週間に1回のペースが基準です。

>>キュウリ 肥料

 

 

■摘芯・支柱・誘引・ツルの整理

 

キュウリにはツルを誘引するための支柱やネットが必要になります。
節成りの品種であれば、ネットを用意しなくても、
支柱だけでも育てることができます。

 

ツルが伸びてきたら支柱を立てて、紐などを使って誘引してあげましょう。
下の方に咲く花は、株がまだ充実していないため、あまり育ちません。
花芽がついても、5節~6節くらいまでは摘んでしまった方が得策です。

 

支柱のてっぺんまでツルが伸びたら、先端を摘みます。
これを「摘芯」と呼びます。

 

摘芯をすることにより、親づるがそれ以上伸びなくなり、
養分が花や実に回るようになります。

 

親づるから伸びてくるわき芽は、
伸びてきたらすぐに摘み取るか、葉を2枚残して摘み取ります。

 

判断が難しい場合は、伸びてきたらすぐに摘んでしまっても問題ありません。
わき芽を放置すると、それだけ養分が分散してしまうので、
早めに摘んで整理しておくのが良いです。

 

不要なツルを増やすと、ツル同士が絡んでしまう原因にもなりますし、
管理が難しくなります。

 

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キュウリの摘心と仕立て

 

 

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一番果

 

 

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二番果、美味です

 

 

■収穫のコツ

 

下の方の5節~6節ほどは花を摘んでしまいますが、
それより上に咲いた花は実をならせます。

 

最初になった実は、あまり大きくせずに10cm弱ほどで収穫します。
最初の実を小さめで収穫することで、株に負担がかかりにくくなります。

 

その後は、一般的なキュウリであれば18cm~20cmほどで収穫するようにします。
キュウリは一晩で実をとても大きく生長させることがあるため、
少し小さいかな? くらいでも収穫しておきましょう。

 

実が若いうちに収穫することで、株への負担がかなり軽くなり、
その後の収穫量が増えます。

>>キュウリ 収穫時期

>>キュウリ 収穫方法

 

 

■気をつけたい害虫

 

キュウリによくつく害虫に、アブラムシとウリハムシがいます。
アブラムシは春に発生が多くなる害虫で、新芽や葉などに付き汁を吸います。
見つけたら数が少ないうちに、紙テープなどで捕殺します。

 

ウリハムシは、小さな甲虫なのですが、葉を丸く食害します。
少し喰われるくらいなら問題ありませんが、
食害箇所が多くなると、それだけ株が弱ります。

 

基本は捕殺ですが、必要な場合はマラソン乳剤などの薬剤を使用して防除します。

 

その他にもハダニなどの害虫が発生することがあります。
高温で乾燥した環境になると発生しやすいので、
葉の裏などにも時々葉水を与えると、予防の効果があります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリにアリが?

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所要時間 約 5分

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アリがたくさんいたら、要注意です

 

 

キュウリを、地植えしたり、1階でプランター栽培している場合などは、
キュウリの周りに、たくさんのアリが寄ってくることがあります。

 

ただ、アリ自体はキュウリの葉や花を食べるわけではありません。
ツルや実、花などにアリがうろうろしているときには、
別の害虫がキュウリについている可能性があることを意味しています。

 

 

[キュウリにアリが?]

 

 

■アブラムシ

 

キュウリにつく害虫の中に、アブラムシがいます。
アブラムシはキュウリの葉などから汁を吸って繁殖します。

 

数が少なければまだ良いのですが、アブラムシは繁殖力がとても強いため、
どんどん数を増やし続けます。

 

吸われる汁の量が増えれば、キュウリの株はどんどん弱っていきます。
体力を奪われて弱った株は、病気にかかりやすくなったり、
他の害虫につかれやすくなることもあります。

 

またアブラムシは、ウィルス性の病気を媒介することもあるため、要注意です。
ウィルス性の病気は、感染してしまうと治療が難しいものが多く、

 

他の株に伝染しないように、できるだけ早く抜きとって処分しなければなりません。
このように、アブラムシはキュウリにとってとても厄介な害虫なのです。

 

 

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アリの居るところには、アブラムシが居ます

 

 

■アリとアブラムシの関係

 

では、アリとアブラムシとはどのような関係があるのでしょうか。
アブラムシは植物の汁を吸い、排泄物として甘い汁を出します。

 

アリはアブラムシの出す甘い汁が大好きです。
アブラムシの出す甘い汁にはアリが寄ってくる、
つまりアリがいるところにはアブラムシがいる可能性があるということになります。

 

しかも、アリはアブラムシから甘い汁をもらう代わりに、
アブラムシの天敵であるテントウムシを追い払う役目をします。

 

実際に、アブラムシを食べようと近づいてきたテントウムシの成虫を、
アリが噛んで追い払う姿が見られます。

 

アブラムシはキュウリにとっても厄介な害虫なので、できれば防除したいです。
キュウリにアリがたかっているのを見つけたら、
そこにアブラムシがいないかを良く見ておくようにしましょう。

 

 

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アリの巣

 

 

■アリがいたら?

 

キュウリにアリがいるのを見つけても、アリだけなら特に何もする必要はありません。
どちらかというと、アリがアブラムシがいるかどうかのバロメーターになります。

 

もしキュウリの花や葉、ツルにアリを見つけたら、歩く先を追ってみましょう。
気づかなかった細かい部分にアブラムシがいて、
それを目当てに歩いているのかもしれません。

 

もしアブラムシがいるのを見つけたら、アブラムシを駆除しておきます。
まだ数が少ないうちであれば、粘着テープなどを使って捕殺します。

 

あるいは強めの水流で洗い流すだけでも効果があります。
アブラムシが数を増やしている場合は、薬剤などを使って防除することもできます。

 

アブラムシを駆除すれば、アリがくることも減るでしょう。
ただ、キュウリが花や葉の付け根などから出す蜜や水分を求めて、
アリがきている可能性もあります。

 

アリがいるからといって、絶対にアブラムシがいるとは限りません。
また、アリが何かキュウリに悪さをするわけではないので、
むやみやたらに薬剤を使う必要もありません。

 

アリがいる先には、アリのエサとなるものがあります。
虫の死骸や蜜、アブラムシの出す排泄物などがエサとなるため、
アリの行動を観察することは、病害虫の発見を早めることにもつながります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 実が枯れる

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所要時間 約 9分

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キュウリの雌花が咲きました!

 

 

キュウリの苗を植えて、だんだんと大きく育ってきた頃、
葉の付け根に雌花を見つけると、とても嬉しいです!

 

ところが、なぜか雌花が咲いた後、キュウリの実が大きくならず、
収穫する前に枯れてしまうことがあります。

 

これは栽培前半でも後半でも起こる可能性のある症状です。
実が大きくならなければ、当然収穫もできません。

原因と突き止め、早めに対処するようにしましょう。

 

 

■キュウリ 実が枯れる

 

1. 株が弱い
植え付け直後の苗など、まだあまりツルも伸びていない時期の株だと、
株自体がまだまだ幼く、実を育てるだけの力がありません。

 

そんな時期に実をつけさせても、
キュウリは実を育てず、株を大きくすることを優先します。

 

株が小さいうちは、無理に実をつけさせても、
株が弱るだけなので、あまりお勧めはできません。

 

5節~6節くらまでは、雌花がついても手で摘み取り、
実ができないようにしておきましょう。

 

それよりも上の節でも、摘芯が済んでいない場合などは、
実が枯れて落ちることがあります。

 

親づるの摘芯も済み、生育に勢いがあるにも関わらず、
実が小さいままで育たない場合は、他の原因が考えられます。

 

2. 水・肥料不足

キュウリを元気に育てるためには、適切な量の水と肥料が不可欠です。
水切れをよく起こしていたり、元肥のみで追肥をしていなかったりすると、
実を育てるための養分や水分が足りずに、小さいまま枯れてしまいます。

 

水切れの場合は、葉がしんなりしてくるのでよくわかります。
その後、水を与えて葉が元気になっても、
葉の縁が焼けたようになっていたり、落葉する場合もあります。

 

追肥を定期的に行っているのであれば、肥料不足ではない可能性もあります。
葉の色が全体的に薄かったり、生育が遅い場合は、
肥料切れを起こしている可能性が高いので、
液体肥料を少し薄めに作って与えて様子を見ます。

 

水切れは栽培中いつでも起きる可能性があります。
肥料不足はどちらかというと栽培期間の中盤や後半に起きやすくなります。

 

 

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大きくなるでしょうか?

 

 

3. 過湿
キュウリは水を欲しがる野菜ですが、
いつでも大量に水やりをしていれば良いというわけではありません。

 

水切れは当然しないように管理しますが、水のやりすぎもいけません。
水を与えすぎると、土が常に湿った状態となり、キュウリの根を傷めます。

 

根が傷むと、必要な水分や養分を吸いあげられず、地上部が弱ります。
地上部のツルや葉が弱れば、実も満足に大きくならず、枯れてしまいます。

 

過湿などによって根が傷んでいる場合は、地上部が全体的に元気がなくなります。
ツルや葉は元気で、実だけが育たない場合は、あまり当てはまりません。

 

4.窒素過多
肥料不足は生育不良や実の肥大に大きく影響しますが、
肥料を与えすぎるのは良くありません。

 

特に肥料に含まれる窒素・リン酸・カリの窒素が多いと、
ツルや葉ばかりが育ち、花付きや実付きが悪くなります。

 

実や花を充実させるためには、リン酸が必要ですし、
根を丈夫にするならカリが必要になります。

 

窒素も必要な成分ではありますが、3つがバランスよく含まれていることが大切です。
窒素過多になると、害虫も寄りやすくなり、病気にもかかりやすくなります。

 

ツルや葉がやたら元気で生育が早く、葉色が濃い場合は、
窒素過多になっている可能性が高いです。

 

5.日照不足

キュウリは大きな葉に太陽の光をいっぱい受け、光合成をして養分を作ります。
そのため、光合成できる量が少なくなれば、株が弱ります。

 

光合成には、太陽光が必要なため、日当たりの悪い環境で育てていると、
実が小さいうちに枯れてしまう症状が出やすくなります。

 

最初のうちは日当たりが良くても、周りの環境が変化することで、
日照時間が変わることもあります。

 

また、天気の悪い日が続くことでも、日照不足になることがあります。
キュウリ栽培は、できるだけ日当たりの良い場所を選ぶ方が、丈夫に育ちます。

 

また、高い建物や、周りに背の高い植物が茂っていると、光を遮ることになります。
環境の変化が少ない場所を選ぶようにするか、途中で移動が必要になる場合は、
プランターや鉢など、容器栽培をしておくのがお勧めです。

 

 

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しなびて枯れてしまいました!

 

 

6.低温・高温
キュウリが育ちやすい気温は、25度~30度くらいです。
多少の誤差があっても問題ありませんが、
低すぎたり高すぎたりすると、元気がなくなります。

 

株全体の元気がなくなってくると、実もうまく育つことができません。
植え付け直後に低温が気になる場合は、
寒さ対策をしておき、十分に気温が上がってから防寒を取り除きます。

 

真夏の暑さでバテると、急速に株が弱ってきます。
できるだけ長く栽培するために、風通しを確保し、西日に当てないようにします。

 

どうしても西日が当たる場所には、遮光ネットなどを設置して遮ってあげましょう。
低温の症状は栽培初期、高温の症状は栽培後半になると起きやすくなります。

 

7.病気
キュウリがかかりやすい病気はいくつかあります。
葉の表面にうどん粉をふったような症状が出るうどん粉病や、
ツルや実が白っぽいカビに覆われる菌核病などです。

 

うどん粉病は、葉の表面で白いカビが繁殖することで広がっていきます。
病気が進むと、だんだんと葉がしおれて落ちるようになり、株も弱ります。

 

株が弱ると、実を育てるほどの力がなくなるため、
実も小さいうちに枯れてしまうことが多くなります。

 

菌核病は、実そのものがカビに覆われたようになって枯れてしまいます。
いずれの病気も、栽培に適した環境と管理をすることで、予防できる病気です。

 

薬剤を使っての防除もできるため、
できるだけこういった病気にかからないように気を付けましょう。

 

8.受粉
キュウリは単為結果性のある野菜なので、受粉しなくても実が大きくなります。
基本的には、虫などの媒介や人工受粉も必要ありません。

 

ところが、稀に受粉をした方が、実付きが良くなる場合があります。
もし上記のいずれの原因も当てはまらなかった場合は、
ダメ元で人工受粉をしてみましょう。

 

晴れた日の午前中に、開花した雄花を摘んで花びらをとり、
雌花に直接あてて花粉をつけます。

 

人工受粉で、実付きが改善されることがあるので、試してみてください。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 北海道の育て方

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所要時間 約 6分

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夏すずみ、一番果がなりました! 中間地です(2016.05.28)

 

 

キュウリは夏野菜なので、暑い場所で栽培されることが多い、
と思われがちですが、そんなことはありません。

 

キュウリは夏野菜の中でも暑さに弱いところがあるため、
少し涼しい場所の方が長く栽培できます。

 

日本は北海道から沖縄まで、地域によって気候が少しずつ違います。
中でも北海道は日本の寒い地域の中でもトップクラスです。

 

北海道は広いため、同じ北海道でも多少の気温の差はありますが、
どの場所も寒冷地となります。

 

北海道のような寒冷地では、キュウリを育てるコツをご紹介します。

 

 

[キュウリ 北海道の育て方]

 

 

■北海道の気候とキュウリ

 

北海道は寒冷地になので、暖地に比べると夏は涼しく、冬は寒いです。
春になっても気温が上がってくるのも遅いため、
キュウリ栽培には向いていないような気がします。

 

ところが、キュウリは35度以上の気温が続くような気候より、
25度~30度くらいの気温の方がよく育ちます。

 

35度以上の日が続くと、生長が止まることもありますし、
容器栽培では土が高温になって根が傷み、枯れることもあります。

 

その点で、夏でも30度以上になることが少ない、
北海道は、キュウリ栽培が可能といえます。

 

ところが、キュウリは寒さに弱いため、
気温が十分上がってからでないと、露地栽培ができません。

 

北海道は夏の涼しさはキュウリ栽培に適しますが、
春の寒さはキュウリには辛い環境です。

 

気温が上がるまで、いかに寒さを防ぐかが、
北海道でのキュウリ栽培のポイントになります。

 

 

■北海道でキュウリを育てるコツ

 

・植え付けの適期
関東や近畿など、中間地といわれる地域では、
だいたい4月下旬~5月中旬頃までが苗の植え付け適期とされます。

 

実際、ゴールデンウィークの時期になると、遅霜の心配もほぼなくなり、
よく晴れた日には汗をかくこともあります。

 

北海道でも時々暑い日がありますが、それが続くことはほとんどありません。
そのため、植え付けの適期もずれてきます。

 

北海道でのキュウリの植え付け適期は、5月下旬~6月とされています。
この時期には気温も上がってきて、キュウリが育ちやすい気温になってきます。

 

これよりも前に植え付けたいということであれば、
ビニールハウスなどを設置して、防寒だけでなく加温が必要になる場合があります。

 

苗を植えた後に防寒対策をしないまま放っておくと、
突然の寒さで苗が枯れてしまうことが増えるので注意が必要です。

 

 

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霜に注意して栽培します

 

 

・収穫できる期間
植え付けの時期が遅くなると、収穫できる期間が短くなってしまいそうです。
ところが、北海道の夏は中間地に比べると涼しいため、秋口まで収穫できます。

 

中間地の場合、8月中旬頃には、キュウリは夏バテをして枯れてしまいます。
北海道など涼しい場所では、中間地に比べて気温が低いため、
8月に入っても生育が衰えることはありません。

 

だいたい9月頃まで収穫ができますが、寒さに強い品種を育てれば、
もう少し長く収穫できる可能性もあります。

 

ただ、夏が過ぎた後、気温が下がるのが早いため、
想像以上に早く寒波がやってくることがあります。

 

キュウリは霜に当たると枯れてしまいます。
2015年の初霜の観測は10月6日だったそうです。

 

例年よりも数日早かったようですが、
10月に入ったらすぐにでも枯れる可能性があるということです。

 

露地で大きく育ってしまったキュウリを防寒するのは難しいので、
霜が降りるようになったら諦めるほかありません。

 

中間地では5月に植え付けをして、6月~8月まで収穫できます。
北海道では6月に植え付けをして、7月~9月まで収穫できます。

 

つまり、北海道以外と北海道とでは、
栽培期間も収穫可能期間もあまり差がないということになります。

 

基本的な育て方は全国共通ですが、北海道では植え付け時期に気をつけ、
防寒対策をしっかりと行うようにすれば、キュウリ栽培を楽しむことができます。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ よしなりの育て方

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所要時間 約 6分

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キュウリ よしなり

 

 

よしなりは、家庭菜園でも人気が高く、
園芸初心者の方に選ばれることも多い品種です。

 

よしなりも基本的な育て方は、一般的なキュウリの育て方と同じです。
けれど、よしなりにはその特徴があるので、
気を付けておくと良いポイントがいくつかあります。

 

 

[キュウリ よしなり 育て方]

 

 

■よしなりの特徴

 

キュウリは夏野菜の代表ともいえる野菜のため、
暑さに強いと思われがちですが、実はそれほどではありません。

 

キュウリを一度育ててみるとよく分かりますが、
真夏までにぐんぐんとツルを伸ばして実をつけ、
真夏の暑い盛りに元気がなくなることが多いのです。

 

つまり、キュウリは実は暑さにはそれほど強くないということです。
かといって、寒さに強いわけでもありません。

 

苗が小さい生育初期は、寒さで生長点が傷むことも多く、防寒が必要です。
ところが、このよしなりは暑さと寒さに比較的強い特徴があります。

 

暑さによる草勢の衰えが少ないので、上手に管理して環境が合えば、
秋まで長く収穫できる可能性が高くなります。

 

また、キュウリは病気に合いやすいですが、よしなりは耐病性を持っています。
べと病、褐斑病、うどんこ病など、キュウリがかかりやすい病気に耐性があります。

 

これらの病気に悩まされ、いつもキュウリを思うように収穫できない方には、
栽培してみる価値があります。

 

生育期間全体を通して、草勢や実の収穫量に波が少なく、
安定しているので、初心者の方にもお勧めです。

 

 

■よしなりを育てるコツ

 

よしなりは、耐病性があり草勢が安定するなど、長所がたくさんあります。
その長所を最大限発揮させるために、よしなりに合わせた栽培が望まれます。

 

・寒さ

よしなりは暑さと寒さに強い品種ですが、寒い場所に特に強くはありません。
どちらかというと、他の品種と同じように防寒をした時に、
低温に対する耐性があるため、生育しやすくなると考えた方が良いでしょう。

 

寒さに強いからといって、防寒が必要ないわけではありません。
苗を植え付けた後、根がしっかりと張るまでは寒さに当たらないようにします。

 

ホットキャップやワラをかぶせるなど、簡単でも防寒対策をしておくことで、
栽培の初期の根張りが期待できます。

 

・ツルの管理
よしなりは草勢が衰えにくい特徴がありますが、
あまりわき芽を摘みすぎると草勢が弱ります。

 

株元から5節~6節くらいまでのわき芽を摘むのは、基本の育て方と同じです。
そこから上4節~5節のわき芽は、葉を1枚残して摘み取ります。

 

さらにそこから上のわき芽は、葉を2枚~3枚残して先端を摘み取ります。
登頂付近の2節~3節のわき芽は、また葉を1枚残して摘芯します。

 

親づるを摘芯した後は、わき芽を摘みすぎると草勢が弱る場合があるので、
できるだけ生育のよさそうなわき芽を2芽~3芽残すと安定します。

 

 

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冷やしすぎずに食べると、その味わいに驚きます!

 

・収穫
収穫量が安定している反面、とり残しがあると後の生育と収穫に響きます。

 

よしなりの実は、だいたい21cmくらいが基準の長さになりますが、
それよりも小さいうちに収穫しても問題はありません。

 

大きくなるまで放っておくと、株には大きな負担になります。
若い実は若い実で、また違った食感で楽しめるので、味わいましょう。

 

・害虫
キュウリがつきやすい害虫の中でも、アブラムシは病気を媒介するので、
できるだけ防除するようにします。

 

アブラムシがついてから駆除しても良いのですが、
できるだけ最初からつかないようにするため、
キュウリの株元などに光るものを置くようにしましょう。

 

アブラムシはキラキラと光ものが苦手なので、
銀色のマルチを使ったり、アルミ箔を株元に置くのがお勧めです。

 

それでもアブラムシがつくことがあるので、
もしついているのを見つけたら、すぐに捕殺するようにしましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 最初の実

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キュウリ、夏すずみの一番花です(2016.05.22)

 

 

キュウリやピーマン、トマト、ナスなど、夏野菜を育てる時、
一番最初の実はつけるのか、育った実はいつ収穫すれば良いか、
いまひとつ分からないことがあります。

 

トマトやピーマン、ナスなどの果菜類は、
基本的に最初に咲いた花に実をつけさせると良いことが共通しています。

 

同じ夏野菜でも最初の実はキーポイントとなることが多く、
野菜の種類によって少しずつ扱いが違っています。

キュウリ栽培をする時は、最初の実をどのようにすれば良いのでしょう。

 

 

[キュウリ 最初の実]

 

■実をつけるタイミング

 

キュウリは比較的低い位置から花芽をつけはじめます。
1株の中で雄花と雌花が咲くのですが、環境が合えばどちらも咲きます。

 

品種によっては、気温が安定するまでや、親づるを摘芯するまでは、
雌花のつきが悪くなるものもありますが、基本的には両方の花がいつも咲きます。

 

ただ、一番最初に咲いた雌花に実をつけさせるのは避けるようにします。
早くから花をつけるため、キュウリの株が充実できていない場合が多いです。

 

株が充実していないうちに実をつけさせると、急激に体力を消耗してしまいます。
株が小さいのに体力を消耗してしまうと、
その後に草勢を戻すまでに時間がかかったり、枯れることもあるほどです。

 

根がきちんと伸びて、株がしっかりとしてくるまでは、
雌花がついても花を摘んでしまいましょう。

 

花を摘むのは、開花してからでも構いませんし、開花直前でも構いません。

ただ、実が肥大してくる前には摘み終わっておくようにすると、
余計な体力を使わずに済みます。

 

だいたい5節~6節くらいまでか、
株元から30cmくらいの高さまでについた花は摘むようにすると良いでしょう。
最初に実をつけさせるのは、それよりも上ということになります。

 

 

kyuri (1)

 

 

■収穫するタイミング

 

下の方の花を摘み、ようやく株がしっかりとしてきたら、
花を摘むのをやめて実をつけさせます。

 

その後、実は少しずつ大きくなってきます。
最初の実ができる頃は、まだ夜の気温が低い日もあるため、
最盛期に比べると肥大のスピードが遅いです。
問題は、この最初にできた実を収穫するタイミングです。

 

株がしっかりしてきたとしても、まだまだ実をたくさん育てるには株が若いです。
そのため、実も規定のサイズまでに育てず、小さいうちに収穫してしまいます。

 

小さいうちに収穫することで、株への負担が減るため、
その後の生育が安定するようになります。

 

最初の実を収穫するのは、一般的な品種で10cmくらいが適当です。
一般的な品種の場合、収穫時のサイズは18cm~20cmが基準になります。

 

最初の実は、それの半分のサイズで収穫することになります。
まだ大きくなる実を小さいうちに収穫するのは、少し可哀想に思えますが、

 

こうすることでその後の生育に良い影響が出るので、
最終的小さいうちに収穫する方が株も疲れず収量も得になります。

 

農家の方によっては、一番目の実だけではなく、
三番目くらいまでの実を早めに収穫することもあるそうです。

 

◎小さい実は食べられる?
標準よりも小さいサイズで収穫した最初の実は、
半分くらいのサイズなのでとても小さく感じます。

 

フルーツなどは熟してから食べることも多いため、
なんだか早くに収穫したキュウリは食べられないように思いますね。

 

ところが、キュウリは若どりをしても、食べる分にはまったく問題がないのです。
標準サイズまで育てた時は、少し食感が変わることがありますが、
それもまた家庭菜園の面白さです。

 

小さいのでスライスせず、ヘタだけを切って丸かじりしてもおいしいです。
味噌やもろみなどをつけるのがお勧めですよ。

 

収穫した一番最初の実だけでなく、丸かじりをするのであれば、
冷蔵庫で冷やしたキュウリではなく、冷たい水で冷やしたものの方が、
皮がパリパリになっておいしいです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ グリーンカーテン

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所要時間 約 9分

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キュウリのグリーンカーテンはできるのでしょうか?

 

 

暑い夏、日中の強い日差しを植物を使って遮ることで、
室内の温度を上げないようにするグリーンカーテンが人気です。

 

グリーンカーテンには、基本的にツル性の植物を使うことが多く、
代表的なものでいえば、ゴーヤ、アサガオ、フウセンカズラなどがあります。

 

ツル性の植物であれば、なんでもグリーンカーテンにできそうですが、
実は同じツル性の植物であっても、性質が少しずつ違うため、
グリーンカーテンに適しているものとそうでないものがあります。

 

では、キュウリをグリーンカーテンにすることはできるのでしょうか。

 

 

[キュウリ グリーンカーテン]

 

 

■キュウリのグリーンカーテンは?

 

キュウリはツル性で、ネットや支柱を設置することでツルを絡ませ伸びます。
葉も大きくしっかりとしているので、茂った時には日差しを遮ってくれますし、
鮮やかなグリーンが涼しげです。

 

葉の隙間からキュウリの実がぶら下がっている様子もおもしろそうです。
育った様子を想像する限りは、グリーンカーテンに最適なように思えますが、
実は、そうとは限らないようです。

 

キュウリをグリーンカーテンとして育てるためには、問題点がいくつかあります。

 

・伸びるスピード
キュウリは生育スピードが速くなるまでに少し時間がかかります。
植え付けの適期としては、十分に気温が上がった5月上旬頃になりますが、
その頃に植え付けた後、1ヶ月ほどは少しのんびり育つ印象です。

 

そのため、暑くなる頃までにしっかりと伸ばしておきたい場合は、
少し早めに植え付けた方が得策です。

 

寒さ対策をすることで、早めに植え付けを行っても枯れずに育ちます。
4月中旬~4月下旬頃までに植え付ければ、少し早めに生育スピードに達します。

 

植え付けた後は、ホットキャップをかぶせて寒風を遮ったり、
畝に黒ビニールのマルチを敷いて地温を上げるようにしましょう。

 

・伸びる長さ
キュウリのツルは、長く伸びることには伸びますが、
あまり長く上方に向けて伸ばしておくと、先端まで栄養を送り切ることができません。

 

そのため、あまり高い位置まで伸ばす必要がある場所には、
グリーンカーテンとしては向きません。

 

普通に育てる場合も、ツルを伸ばす長さは支柱の高さまでです。
それ以上は栄養が上がり切らないため、実付きどころか花付きも悪くなります。

 

支柱の長さにもよりますが、だいたい2メートルくらいが限度です。
日本の家の基準として、掃き出し窓はだいたい180cmほどです。

 

最近ではそれよりも高い場合もありますが、
少し前に建てられた一般的なマンションや一般住宅ではそれくらいです。
そこを覆うくらいであれば、キュウリでもカーテンになります。

 

 

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キュウリは、水切れに弱いです

 

 

・落葉
キュウリの葉は、見た目は大きくて厚みがあり、
表面に毛がびっしりと生えているので強そうに見えます。

 

ところが、葉やツル、花、実と、全体的に水分の多いキュウリは、
少し世話をしていないと、葉が枯れることが多い植物です。

 

キュウリを育てる上で水切れは致命的ですが、
すぐに水を与えて養生すれば、その後はまた生育を再開することも多いです。

 

ただ、すでに水切れでカリカリになった葉は戻らないため、
結果として枯れてしまうことになります。

 

また、株元から役割を終えた葉が落葉することも多いです。
実を収穫するだけならば、多少の落葉は問題になりません。

 

ところが、グリーンカーテンとするなら、
落葉してしまっては日差しを遮ることができなくなります。

 

葉1枚が大きい分、なくなると空間が広くあいてしまうので目立ちます。
この点も、グリーンカーテンには不向きです。

 

・バテやすい
キュウリは1株で雄花と雌花の両方をつけます。
普通であれば、受粉させて実をつけさせるのですが、
キュウリは受粉が不要な品種がほとんどです。

 

つまり、受粉しなくても雌花が咲くだけで実をつけることができる野菜なのです。
そのため、特に受粉作業をしていなくても、雌花をつけた分だけどんどん実がなります。

 

実が一日に生長するスピードも早いため、最盛期は次から次へと収穫できるほどです。
植物にとって、花を咲かせて実をつけることは、とても体力のいることです。

 

それを次々と行うわけですから、いくら生育旺盛なキュウリであっても疲れてきます。
8月の一番暑い時期になると、暑さと体力不足で枯れることも多いです。

 

一番暑い時期は、一番グリーンカーテンとして役立ってほしい時期でもあります。
そんな時期に枯れることの多いキュウリなので、
キュウリのみでグリーンカーテンにするには難しい場合があります。

 

・密植に弱い
キュウリは根の生育も旺盛です。
そのため、地植えであっても容器栽培であっても、株間を広めにとる必要があります。

 

プランターでキュウリと別の植物を混植した場合、
根の生育スペースをめぐって喧嘩となり、どちらかの生育が悪くなることがあります。

 

最悪はどちらも枯れてしまう場合もあるため、あまりお勧めはできません。

 

さらにキュウリは、風通しの悪さから病気にかかることが多い野菜です。
症状が出るのは葉が多く、葉に白や茶色、薄い黄色の病斑が出て広がります。

 

そのため、キュウリを複数株育てる場合、密植するのは厳禁となります。
株間を広くあけていたとしても、同じ株から発生するツルとツルが近すぎると、
葉と葉が重なり、風通しが悪くなって病気にかかりやすくなります。

 

グリーンカーテンとして、葉を密に茂らせて日陰を作りたい場合、
キュウリはこれに適していません。

 

葉と葉やツルとツルの間に隙間を作るように仕立て、
完全な日陰ではなく、木漏れ日があるようなカーテンを目指すのであれば、
キュウリもグリーンカーテンとして育てることが可能です。

 

 

■キュウリをグリーンカーテンにするコツ

 

キュウリをグリーンカーテンにするときに問題点を解消するか、
それを分かっていてグリーンカーテンにするのであれば、
キュウリをグリーンカーテンにすることはできます。

 

キュウリをグリーンカーテンとして育てるためのコツはこちらです。

 

1. 早めに植えて十分な長さに生長させる
2. 暑さに強い品種を選ぶ(四葉キュウリなど)
3. 葉が落ちないよう水切れと病気に注意
4. 早くにバテないようにする
5. 株間を広くとっておく
6. 枯れるまで楽しむつもりで育てる

 

キュウリは、とても繊細な野菜なので、
真夏に枯れてしまうのも、病気にかかって枯れてしまうことも、起こります。

 

グリーンカーテンとして育てるための育て方としては、
実を収穫するために育てる時と大差はありません。

 

適切な管理が株を長生きさせるコツなので、気負わずにチャレンジしてみましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリの落花

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所要時間 約 3分

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落花したらショックですね

 

 

■キュウリの落花

 

キュウリ、ようやく花がつきはじめたのに落下する!

 

丹精込めて育て、花芽ができ、そしてその花芽が開花♪
喜んでいた矢先、花が落ちているのを発見した……。

 

花芽が落ちることを落花(らっか)と言いますが、
キュウリにもこの「落花」は起こります。

 

キュウリの落花は雄花だけです。
雌花は落花しないんですね。

 

 

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花が落ちるのは、雄花だけなんです!

 

 

ですので、キュウリの花芽が落ちた! と思っても、
雄花が落ちたのか、雌花が落ちたのか、よく観察してみてください。
十中八九、雄花なんです。

 

さらにキュウリの雄花の落花であれば、
キュウリの収穫量に全く影響しませんので、安心してください。

 

では、なぜキュウリの雄花は落花しても収量に影響ないのでしょうか?

 

キュウリは受粉しなくても実が肥大する、
「単為結果(たんいけっか)」の性質がある作物だからです。

*詳しくは、こちらをご覧ください。
>>キュウリ 単為結果

 

ということは、キュウリの場合、
「雄花はあってもなくてもいいなら、全部雌花でいいのに」
と思われるかもしれません。

 

受粉した場合のキュウリの実は「しっかりした実になるからいい」といわれ、
単為結実したキュウリの実は「実が柔らかいからいい」ともいわれます。

 

家庭菜園で手間暇かけて育てるということには、
「受粉した実」と「受粉していない実」の味比べができる特典が付いてくるのです。

 

なにはともあれ、キュウリの落花を発見したときは、
まず、雄花か雌花かどうか、確認してみてくださいね。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 単為結果

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キュウリの種部分が柔らかいのは、単位結果のおかげです

 

 

単為結果とは、何なの?
もっとわかりすい説明はない?
と思いますね、もっと分かりやすく説明していきます。

 

キュウリは、以下のような性質があります。
・人工受粉が必要ない
・単為結果性を持っている
・受粉しなくても肥大する

 

キュウリではないのですが、他の果実などに単為結果を人工的に起こすこともできます。
こちらも例に出して説明してきます。

 

 

[キュウリ 単為結果]

 

 

■単為結果は受粉が必要ない

 

普通、トマトやナスなどの野菜では、
受粉できるようにトマトトーンやブロワーで送風して、受粉させます。

 

キュウリは、ある特性=単為結果性を持っています。
受精しなくても果実ができるということですね。

 

花には通常、一つの花の中に雄しべと雌しべがあります。
雌しべに雄しべの花粉がつくことで受粉し、実をつけます。

 

しかし、キュウリは花が雄花、雌花と分かれていて、
単為結果性を持つのでには受粉は必要ありません。

 

受粉させても良いですが、受粉は種を作り次の世代へ交代するものなので、
キュウリを受粉させると、実の種の部分の食感が悪くなってしまいます。

 

食べられないわけではありませんが、おいしいとは感じにくいです。

 

 

■何故受粉が必要ないの?

 

受粉することで実をつけるのでは? 普通はその通りです。
しかし、受粉が必要ないのはある特性があり、そのことから
受粉しなくとも、キュウリが出来るようになっています。

 

これはキュウリの特徴で「単為結果」という特性を持っているからです。

 

 

■単為結果とは?
単為結果は、単為結実と言います。
簡単に言うと、「受粉しなくても実をつけて、大きくなる」性質を持っていることです。

 

この性質を持ってできた実のことは無核果と言います。
キュウリを食べると中心あたりに白いキュウリの種が見えます。
キュウリの種の周りが軟らかく、硬くないことが分かると思います。

 

*核果
果実の中の種のことです。
硬い種があるモモ、スモモ、ウメを想像すると分かりやすいです。

 

*無核果
果実の中の種がないもののことです。
種なしぶどう、バナナ、などがあります。
単為結果は種の特徴だけではなく、人工的に起こすこともできます。
例として種無しぶどうがあります。
これはジベレリン処理というものがあり、これを処理することにより
種の無いぶどう(巨峰やピオーネなど)ができます。

 

*ジベレリン処理
ジベレリンとは植物ホルモンの一つで、ジベレリンを農薬として使用し
ジベレリンをぶどうに浸して、種以外の実の部分だけ肥大させることです。
それだけではなく、他の植物にも使われます。

 

キュウリはこの単為結果をいう性質を持っているので
受粉が必要なく、実をつけるのは雌花だけということになります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

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