ミニキュウリ、ラリーノの一番果、房成りが楽しみです
キュウリは神経質なところもあって、栽培は意外と難しいです。
キュウリ栽培に失敗したら、ミニキュウリの栽培をお勧めします。
ミニキュウリは管理しやすく、次々と実がなり美味な品種が多く、
キュウリ栽培に自信が持てるようになるのが魅力です。
ミニキュウリにも色々な品種があるので、
その中でもおすすめの品種をご紹介します。
[ミニキュウリ おすすめ品種]
■ミニキュウリ おすすめ品種は?
・リル
サカタのタネから販売されているリルは、
通常のキュウリより一回り小さいサイズの実がつく品種です。
だいたい12cm~15cmほどが収穫適期サイズとなり、
漬物などに重宝できるサイズです。
強健で育てやすく、1節に複数の実がつくので、
家庭菜園でも十分な収量が見込めます。
・プチット
株式会社ときわ研究場が出しているプチットは、
12cm~13cmが収穫適期のミニキュウリです。
表皮は濃い緑色で光沢があり、イボがほとんどありません。
表皮がつるっとしているので、収穫などの作業時に手やつる、
葉を傷める心配がなく、調理も簡単です。
ラリーノ
・ラリーノ
神田育種農場で作られたラリーノは、10cm前後が収穫適期サイズです。
ラリーノには2種類の品種があり、一般的な濃い緑色をしたラリーノと、
淡いパステルグリーンの表皮を持つラリーノホワイトがあります。
どちらも1節に複数の実がつき、房なりとなるので、
一度にたくさんのミニキュウリを収穫できます。
また、株全体がややコンパクトなので、地植え栽培だけでなく、
ベランダなどのスペースが限られた場所でも、育てやすいのが魅力です。
・千成シリーズ
中原採種場が改良して作った千成シリーズには、ミニミニ千成・ドカナリ千成・
カリカリ千成の3種類があります。
ミニミニ千成は、実の長さが8cm前後とシリーズの中でも特に小さいのが特徴です。
体は小さくても、キュウリ本来の食味が楽しめます。
ドカナリ千成は、名前の通りたくさんの実を収穫できます。
1節に10cm前後の実が1果~3果つくため、
たくさんのミニキュウリを収穫したい人にお勧めです。
カリカリ千成は、他の千成シリーズよりもカリカリとした食感が特徴です。
実の長さは12cm~13cmほどで、キュウリ本来の香りはあるものの、
青臭さや苦みがなく、とても食べやすい食味の良い品種です。
ミニQ
・ミニQ
トキタ種苗から出ているミニQは、実の長さが8cm~10cmほどです。
生育がのってくると、各節に複数の実が着果し、たくさんの実を収穫できます。
パリッとした食感と皮の薄さが魅力で、サラダなどの生食の他、
漬物や炒め物にも使えます。
小さいサイズを利用し、丸ごとの状態で浅漬けにするのも面白そうです。
ピッコロ C)HORTUS社
・ピッコロ
イタリアのHORTUS社が出しているのが、ピッコロというミニキュウリです。
ピッコロは海外の種苗メーカーが出しているミニキュウリで、
ピクルスによく使われます。
表皮は明るいグリーンで、イボがあるのが特徴的です。
実の形が少しずんぐりとして、ピクルスにするとコリっとした食感が楽しめます。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方