ミニQ
ミニQは、元祖ミニキュウリでトキタ種苗の品種です。
果長は8~10センチ程度の大きさです。
重さも40~50グラム程度で、手のひらサイズでとても可愛らしいキュウリです。
タネ袋1袋で、株数約40本ほどの収穫が見込め、
サラダや、お漬物、ピクルス、サンドイッチなどに使えます。
特徴と育て方のコツをご紹介します。
[ミニQ]
■ミニQの特徴
・手のひらサイズで収穫
小さめサイズで収穫できるので、とても使いやすいです。
直径3センチ、果長8~10センチの時に収穫しますが、
早どりしているわけではなく、肥大しても13センチほどです。
・サラダ、漬物、炒め物に
生はもちろんのこと、加熱調理にも適しているので、
さまざまな調理法で楽しめます。
キュウリらしい香りと、しっかりした食感があります。
浅漬けにする場合は、切らずにまるごと漬けてください。
ミニキュウリなので、浅漬けの素を使用する場合は、
表示時間より少し短めにするとおいしく出来上がります。
大量収穫が見込める品種です
■ミニQの栽培のコツ
・種まき
最低気温10度、最低地温15度以上になった頃が適期です。
関東地方の露地栽培の場合、5月上旬頃に種まきします。
9センチのポットに2粒ほどまき、後に間引いて1本にします。
日中は24度、夜は12度くらいの気温を保ち育苗します。
定植ができる本葉3枚くらいになるまでは、大体1か月ほどかかります。
・土壌条件
水はけ、水もちが良く、日当たりの良い場所を選びます。
また、肥料を好むので、しっかりと元肥を入れ耕しておきましょう。
苦土石灰は、150~200グラム、完熟堆肥は5リットル、
化成肥料は窒素分20~25グラム、リン酸20~25グラム、
カリウム10~15グラムくらいが適量です。
畝はやや高めに作ります。
・植え付け
コンテナ・プランター栽培する場合は、1つの鉢に1株ずつ植えていきます。
子づるの発生は少ないので、親づるを育てるようにします。
はじめの6節までの雌花は摘み取ります。
・肥料
追肥は1本目の収穫が始まった頃から与え始めます。
窒素分を3グラム程度、1週間に1度すきこみます。
・収穫
とり遅れると株に負担をかけるので、5~10センチになった頃に収穫します。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方