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サラサラとたくさん食べられます。
■キュウリたっぷり冷や汁
日本の夏は、高温多湿で、じっとしているだけでも汗が流れて体力を奪われます。
温暖化の影響やヒートアイランド現象などにより、
日が暮れても気温が下がらず、体にこもった熱も抜けにくいことがあります。
そんな時に恋しくなるのが、冷たい食べ物です。
冷たい食べ物ばかり食べていると、夏バテを助長することもあるとは分かっていても、
やはり熱々の料理を食べる気になれないのも事実です。
冷たい料理といえば、素麺や冷やし中華などがありますが、
ご飯を使った料理にも、冷たいものがあります。
それが冷や汁です。
簡単に言えば、冷たい味噌汁をご飯にかけたものですが、
ただ単に冷えた味噌汁とはわけが違います。
本来なら、焼いたアジの身を使いますが、
今回は簡単に水煮のツナを使ったレシピをご紹介します。
●材料
キュウリ……2本
ミョウガ……2個~3個
豆腐……150g
ツナ(水煮)……1缶
炒りゴマ……大さじ3
味噌……大さじ3
水……400cc
ご飯……お茶碗軽く2杯分
●作り方
1.ボウルなどに味噌と炒りゴマを入れ、そこにツナを汁ごと入れてよく混ぜます。
耐熱容器にオーブンペーパーを敷き、そこに味噌をのせて広げ、
トースターで表面に焼き色がつくまで焼きます。
薄い輪切りにして、塩(分量外)をふって揉んでおきます。
ミョウガは洗って軸の先を少し切り、輪切りにします。
豆腐は小さめの一口大にちぎっておきます。
3.トースターで焼いた味噌を大きめの器に入れ、水を少しずつ加えながら味噌をとかします。
味噌がとけたら、ミョウガと豆腐を入れ、絞ったキュウリも加えてざっと混ぜます。
器にご飯を入れ、冷や汁をかけたら出来上がりです。
●ポイント
味噌の表面をトースターで焼くことで、独特の香ばしさが出るので、
この工程はできるだけ飛ばさないようにしてください。
キュウリやミョウガの他に、シソやネギなどを加えるのもお勧めです。
味噌を水でとくので、冷たい水を使えばそれなりに冷たくなりますが、
キンキンに冷えた冷や汁が食べたい場合は、氷を入れてください。
その場合は、少し濃いめに味噌をとくのがポイントです。
新鮮で簡単! 収穫仕立てなら格別。
キュウリのさっぱり感で箸休めにぴったりです。
■キュウリのごま和え
キュウリは、水分が多くやや青臭さがあるものの、味わいはかなり淡泊です。
そのため、色々な味付けで楽しめる野菜として、人気があります。
もちろん、キュウリをそのまま丸かじりしても、
キュウリそのものの食感や風味が楽しめます。
けれど、一工夫することによって、さらにキュウリの魅力が広がるのです。
今回は、シンプルながら箸が止まらなくなる、ごま和えです。
ごま和えという料理も、色々な野菜と相性が良く、和食ではよく使われます。
さっぱりとしたキュウリと、香ばしく、少しこってりとした風味のゴマが、
なんともいえないおいしさを作り出します。
あっという間に食べ切れるので、キュウリがたくさんある時は、
たくさん作って常備菜にしておくのもお勧めです。
夏場でも、密閉容器に入れて冷蔵庫に入れておけば、2日くらいはもちます。
●材料
キュウリ……2本
塩(塩もみ用)……1つまみ強
炒りゴマ……大さじ2
淡口醤油……大さじ1
みりん……大さじ1
●作り方
1.キュウリは表面をよく洗い、水気をふき取ります。
ヘタを切り落とし、2mm幅くらいの輪切りにします。
ボウルにキュウリと塩を入れ、全体に塩が回るように手でよく混ぜます。
塩が全体に回ったら、15分~20分ほど置いておきます。
2.すり鉢に炒りゴマを入れ、好みの粗さになるまですります。
キュウリを入れているボウルと別のボウルに、
すった炒りゴマ・淡口醤油・みりんを入れてよく混ぜます。
3.調味料がよく混ざったら、キュウリを軽く絞って加えます。
合わせ調味料とキュウリがよく絡むように混ぜ、器に盛りつけて出来上がりです。
●ポイント
キュウリの厚みを薄くすれば柔らかい食感に、厚めにすればパリパリ食感が残ります。
塩をまぶした後、キュウリから少し水分がにじんでくるまで置いておくと、
水気が絞りやすくなります。
あまり強く水気を絞ると、スカスカになってみずみずしさが失われるので、
ほどほどの加減にします。
キュウリの雌花
キュウリは、日本では一年中スーパーに並んでいる野菜の1つです。
いつでも店に並んでいて比較的安価で、
料理の付け合わせとして出てくることも多く、目にする機会が多いです。
日本人にとっては親しみ深い野菜であるものの、
キュウリの花がどのようなものが知っている人は意外と少ないものです。
そんなキュウリの花には、どのような花言葉がつけられているのでしょうか。
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