キュウリ 育て方

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キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

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四葉キュウリ 育て方

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四葉キュウリ

 

 

キュウリ、現在では約2300種もあり、
種や苗で様々な品種のキュウリが売られています。

 

品種それぞれに特性がありますが、
中でも四葉(すうよう)系のキュウリは、昔ながらのイボイボが多く、
シャッキリとした食感が魅力の品種です。

 

基本的な育て方や性質としては、他の一般的なキュウリと同じです。
水やりのタイミングや追肥の頻度なども変わりません。

 

生育温度も一般のキュウリと同じで、気温が上がったら苗を植え付けるようにします。
では、四葉キュウリをうまく育てるコツをご紹介します!

 

 

[四葉キュウリの育て方]

 

 

■四葉系キュウリの特徴

 

四葉とは、本葉4枚くらいの頃から花芽をつけることで名づけられたといわれています。
早生品種なので生育も早いのが魅力です。

 

四葉系のキュウリは、他品種より暑さに強く、生育スピードが早いのが特徴です。
実の食感はシャッキリ感が強く、水分がやや少なく感じられる硬めの食感です。

 

生でスライスしてサラダにするのはもちろん、漬物にするのにも最適です。
水分が少ない特徴を生かし、中華風の炒め物にしてもおいしくいただけます。

 

真夏にバテるキュウリが多い中、暑さに強いのは嬉しい特徴です。
実のつき方が節成りではないので、
わき芽から子づるや孫づるを発生させて収穫量を上げる必要があります。

 

親づるだけで育てると、とびとびにしか実がつかないため、
極端に収穫できる数が減ることがあります。

 

四葉系のキュウリは、生育が旺盛で暑さにも強く、比較的育てやすい系統です。
実のつき方が節成りではないため、仕立てを間違えると収穫量が減ります。

 

四葉系のキュウリの中でも、豊産性のある品種を選ぶのがお勧めです。
F1多福四葉」「パリQ」「シャキット」など、生育も旺盛で実付きの良い品種を選ぶと、
少々仕立てに失敗しても、親づるからでもある程度収穫することができます。

 

 

■四葉系キュウリの仕立て方

 

四葉系のキュウリの特徴として、親づるよりも子づるや孫づるによく花がつきます。
そのため、節成りキュウリでは親づるの生育を主とするところを、
わき芽を発生させて子づると孫づるの生育を主とした仕立てを行います。

 

1. まずは親づるを育て、株元から5節~6節くらいまでにつく花芽とわき芽は摘みます。
2. 親づるが170cmくらいの高さまで育ったら、先端を摘んで摘芯します。
3. 株元から5節~6節より上から発生したわき芽は育てて子づるとします。
4. 子づるは葉を2枚~3枚残して摘芯します。
5. 子づるから発生したわき芽は、孫づるとしてそだて、葉を2枚~3枚残して摘芯します。
6. 親づるや子づる、孫づるに花がついて着果したら、最適サイズまで育てて収穫します。

 

四葉系のキュウリは親づるだけでなく、
子づると孫づるにも実をつけさせ、収穫量を増やすようにします。

 

品種によっては孫づるは放任していても良いと書かれていますが、
基本的には摘芯した方がツルの管理がしやすくなります。

 

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■四葉系キュウリの収穫

 

花が咲いて実がついたら、いよいよ次は収穫です。
四葉系のキュウリは、一般的な品種に比べて実が少し長めです。

 

だいたい28cm~30cmくらいになったら収穫します。
四葉系は暑さに強いため、栽培期間が長くなりやすい品種です。

 

そのため、あまり長く実をつけていると、株が疲れやすくなります。
基準のサイズに到達していなくても、
翌日には大きく育っていることもあるため、小さくても収穫してしまいましょう。

 

 

■葉の処理

 

四葉系のキュウリは、親づると子づると孫づるの3種類のつるを発生させます。
節成りタイプのように親づるのみを育てる、
あるいは親づると子づるのみを育てるのとは違い、ツルの数が多くなります。

 

ツルの数が多くなれば、それだけ葉の数も増えます。
四葉系のキュウリは、葉が立派なサイズになるものも多く、
ツルとツルの間隔が狭いと、葉と葉が干渉してしまうことがあります。

 

キュウリの葉には短い毛がびっしりとはえているため、
互いの葉にこすれて葉が傷むことがあります。

 

さらに風通しが悪くなり、病害虫の原因になることもあります。
葉が茂る部分に実がつくと、発見が遅れて巨大キュウリができてしまいます。

 

役目を終えて黄変してきた葉はこまめに摘んでおきましょう。
また、葉と葉が重なっている部分は、一方の葉を摘んで風通しを確保しておきます。

 

ただし、一度にたくさんの葉を摘むと、株に大きなストレスがかかります。
一度に摘む葉の量は数枚程度にとどめておきましょう。

 

 

■ネット栽培

 

キュウリを育てる時、地這い栽培をするのでなければ、
支柱やネットの設置が必要となります。

 

節成りタイプのキュウリであれば、支柱1本でも育てることができますが、
四葉系の場合は親づるの他に、子づると孫づるも発生するため、
複数の支柱を立てるか、ネットの設置が必要になります。

 

持っている支柱の本数が限られている場合は、ネットを張って栽培するのがお勧めです。
ただし、キュウリはネットが揺れてツルが傷むのを嫌います。
ネットを設置する時は、ピンと張った状態にするようにしましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリの落花

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落花したらショックですね

 

 

■キュウリの落花

 

キュウリ、ようやく花がつきはじめたのに落下する!

 

丹精込めて育て、花芽ができ、そしてその花芽が開花♪
喜んでいた矢先、花が落ちているのを発見した……。

 

花芽が落ちることを落花(らっか)と言いますが、
キュウリにもこの「落花」は起こります。

 

キュウリの落花は雄花だけです。
雌花は落花しないんですね。

 

 

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花が落ちるのは、雄花だけなんです!

 

 

ですので、キュウリの花芽が落ちた! と思っても、
雄花が落ちたのか、雌花が落ちたのか、よく観察してみてください。
十中八九、雄花なんです。

 

さらにキュウリの雄花の落花であれば、
キュウリの収穫量に全く影響しませんので、安心してください。

 

では、なぜキュウリの雄花は落花しても収量に影響ないのでしょうか?

 

キュウリは受粉しなくても実が肥大する、
「単為結果(たんいけっか)」の性質がある作物だからです。

*詳しくは、こちらをご覧ください。
>>キュウリ 単為結果

 

ということは、キュウリの場合、
「雄花はあってもなくてもいいなら、全部雌花でいいのに」
と思われるかもしれません。

 

受粉した場合のキュウリの実は「しっかりした実になるからいい」といわれ、
単為結実したキュウリの実は「実が柔らかいからいい」ともいわれます。

 

家庭菜園で手間暇かけて育てるということには、
「受粉した実」と「受粉していない実」の味比べができる特典が付いてくるのです。

 

なにはともあれ、キュウリの落花を発見したときは、
まず、雄花か雌花かどうか、確認してみてくださいね。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 単為結果

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所要時間 約 4分

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キュウリの種部分が柔らかいのは、単位結果のおかげです

 

 

単為結果とは、何なの?
もっとわかりすい説明はない?
と思いますね、もっと分かりやすく説明していきます。

 

キュウリは、以下のような性質があります。
・人工受粉が必要ない
・単為結果性を持っている
・受粉しなくても肥大する

 

キュウリではないのですが、他の果実などに単為結果を人工的に起こすこともできます。
こちらも例に出して説明してきます。

 

 

[キュウリ 単為結果]

 

 

■単為結果は受粉が必要ない

 

普通、トマトやナスなどの野菜では、
受粉できるようにトマトトーンやブロワーで送風して、受粉させます。

 

キュウリは、ある特性=単為結果性を持っています。
受精しなくても果実ができるということですね。

 

花には通常、一つの花の中に雄しべと雌しべがあります。
雌しべに雄しべの花粉がつくことで受粉し、実をつけます。

 

しかし、キュウリは花が雄花、雌花と分かれていて、
単為結果性を持つのでには受粉は必要ありません。

 

受粉させても良いですが、受粉は種を作り次の世代へ交代するものなので、
キュウリを受粉させると、実の種の部分の食感が悪くなってしまいます。

 

食べられないわけではありませんが、おいしいとは感じにくいです。

 

 

■何故受粉が必要ないの?

 

受粉することで実をつけるのでは? 普通はその通りです。
しかし、受粉が必要ないのはある特性があり、そのことから
受粉しなくとも、キュウリが出来るようになっています。

 

これはキュウリの特徴で「単為結果」という特性を持っているからです。

 

 

■単為結果とは?
単為結果は、単為結実と言います。
簡単に言うと、「受粉しなくても実をつけて、大きくなる」性質を持っていることです。

 

この性質を持ってできた実のことは無核果と言います。
キュウリを食べると中心あたりに白いキュウリの種が見えます。
キュウリの種の周りが軟らかく、硬くないことが分かると思います。

 

*核果
果実の中の種のことです。
硬い種があるモモ、スモモ、ウメを想像すると分かりやすいです。

 

*無核果
果実の中の種がないもののことです。
種なしぶどう、バナナ、などがあります。
単為結果は種の特徴だけではなく、人工的に起こすこともできます。
例として種無しぶどうがあります。
これはジベレリン処理というものがあり、これを処理することにより
種の無いぶどう(巨峰やピオーネなど)ができます。

 

*ジベレリン処理
ジベレリンとは植物ホルモンの一つで、ジベレリンを農薬として使用し
ジベレリンをぶどうに浸して、種以外の実の部分だけ肥大させることです。
それだけではなく、他の植物にも使われます。

 

キュウリはこの単為結果をいう性質を持っているので
受粉が必要なく、実をつけるのは雌花だけということになります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

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