キュウリ 育て方

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キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

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キュウリ ベランダの育て方

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所要時間 約 8分

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2016年のキュウリは夏すずみにしました

 

 

キュウリは、初心者の方でも育てやすいので、
家庭菜園では、お勧めの野菜です。

 

ベランダでも育てるのが比較的簡単なので、
夏は新鮮な自家製キュウリを収穫し楽しむこともできます。

 

ベランダでは鉢やプランターでの栽培となります。
ベランダでのキュウリ栽培のコツをご紹介しましょう。

 

 

[キュウリ ベランダの育て方]

 

 

■品種を選ぶ

 

キュウリの標準的なサイズの品種も、鉢やプランターで育てられ、
ベランダでもじゅうぶんに育てることができます。

 

また、ミニキュウリと呼ばれる品種が、ベランダ菜園には向いています。
実が一般的なキュウリの半分くらいの大きさなので、
実がなっている姿もかわいらしいです。

 

ミニキュウリは、一般的なキュウリに比べると、節と節の間が狭いため、
同じ長さの支柱で育てたとしても、たくさん収穫することができます。

 

節と節の間が狭いことを利用して、コンパクトに育てることも可能なため、
生育スペースに限りがあるベランダではお勧めです。

 

 

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菜園用深型容器に2苗、植え付けています

 

 

■育てる容器

 

キュウリはつるがよく伸びる分、根もよく伸びます。
容器栽培をすると、どうしても根が育つ範囲が制限されてしまいます。

 

根が育つ範囲が狭いと、根詰まりを起こして生育不良になるため、
できるだけ大きい容器を使って栽培するようにします。

 

鉢植えであれば10号(直径30㎝)サイズに1株、
プランターなら60~70cmの長さの30~50リットルの容器に2株を植え付けるのが目安です。

 

どちらの容器も浅型ではなく、深型のものを選びましょう。
キュウリは実がつくと、とても多くの水分を欲しがるようになります。

 

鉢やプランターのサイズが大きければ、それだけ土を入れる量も増えます。
土の量が増えれば、根が生育するスペースが増えるだけでなく、
保ってる水分の量も増えるので、水切れしにくくなります。

>>キュウリ プランターの育て方

 

 

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10号鉢相当であれば、袋栽培もできます

 

 

■水切れに注意

 

キュウリは水切れを起こすと、つるの伸びが悪くなったり、
葉が枯れて落ちてしまったり、実が大きく育たなくなります。

 

ベランダ栽培の場合、屋根がついている環境が多いかと思います。
屋根があると、降雨時も、雨が当たらないことの方が多いはずです。

 

つい忘れてしまい、土が乾いて水切れを起こすことがあります。
生育スピードが速くなってくると、土の乾き具合がも速くなるため、
水切れを起こさないように注意します。

 

さらに、栽培初期や梅雨時期など、地植えでは、水分をあまり欲しがらない時期や、
雨が降り続く時期に気を抜いてしまい、水切れを起こすこともあります。

 

水を与えすぎて過湿にすると、病気の原因となるので避けますが、
表土が乾いていたら、容器の底から水が出てくるまで、
たっぷりと水を与えるようにしましょう。

 

 

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つるを上手に誘引してあげます

 

 

■つるの扱いと摘芯・整枝

 

ベランダで育てると、生育スペースがある程度決まってしまいますね。
一般的なマンションであれば、隣家との兼ね合いもあるため、
あまり好き勝手にすることはできません。

 

キュウリはつる植物のため、生育するペースが速くなってくると、
日ごとにつるが伸びるようになってきます。

 

数日放っておくだけで、親づるから出た子づるまで伸びてしまい、
つる同士が絡んでしまうこともあるほどです。

 

つるが伸び放題だと、敷地外に出たり株のエネルギーが無駄に消費されます。
キュウリ栽培をする時は、支柱やネットに必ず誘引しましょう。

 

苗や鉢、土を準備する時に、つるを誘引する支柱2mくらいやネットも用意します。
また、キュウリのつるは、支柱などのてっぺんと同じ高さまでつるが伸びたら、
摘芯をします。

 

摘芯をすることで、親づるがそれ以上伸びなくなります。

 

主に親づるに実をつけさせる節成りのキュウリなどは、
親づるを伸ばせば、収穫が増えると思えますが、そうではありません。

 

高い位置まで伸ばしても、根から水分や養分を思うように運ぶことができず、
花付き実付きが悪くなります。

 

また、高い場所は収穫などの手入れも難しくなり、危険です。
つるを伸ばせば伸ばすほど収穫できると欲張らず、

 

支柱の高さで摘芯して、適切な手入れをした方が、
安定して収穫することができます。

*プランターの育て方の中段をご覧ください。

>>キュウリの摘芯、整枝

 

 

■暑さ対策をする

 

キュウリは日当たりの良い場所を好みます。
ベランダで育てる場合も、日当たりの良い場所を選んで育てるようにします。

 

キュウリは夏野菜で暑さに強いと思われがちですが、意外とそうでもありません。
気温が高い日が続くと、株が疲れやすく、夏バテを起こして枯れてしまいます。

 

特にベランダは、床がタタキなどになっているため、照り返しが起きやすい環境です。
照り返しなどで容器が熱くなると、中の土の温度も上がり、根が傷みます。

 

鉢やプランターなど、キュウリを育てている容器と床との間に、
何かワンクッションおくことで、熱の伝わりを和らげることができます。

 

木やゴムの板、レンガなどが手に入れやすく、
容器を置いても斜めにならないものが適しています。

中でもすのこ、空気と水の通り道ができるためお勧めです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリ 大きくならない

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所要時間 約 4分

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小さいキュウリができているのに大きくならない、
数日経ってもそのままだ! これでは収穫ができませんね

 

 

楽しみにしている収穫なのに大きくならないとがっがりしてしまいます。
キュウリが大きくならないことには、原因があります。

 

ここではキュウリの実が大きくならない原因や理由についてご説明します。
キュウリ 実がならない、も一緒にご覧ください。

 

 

[キュウリ 大きくならない]

 

 

■収穫初期に大きくならない場合

植物の生長には二つの生長に分けられます。
栄養生長」「生殖生長」この二つです。

 

生育初期は栄養生長をしますが、収穫が始まると生殖生長もします。
この二つのバランスが取れているとちゃんとキュウリが大きくなります。

 

収穫が始まってすぐは、まだ二つのバランスが取れていません。
最初のうちは栄養生長を優先しますのでキュウリは大きくなりません。

 

キュウリの株の生長を促すために、第1果~第2果は大きくせずに早どりしましょう。
その後のキュウリは、しっかりと大きくなります。

 

・栄養生長
葉や茎などの植物の体を生長させること。
葉は光合成に必要ですので、生育初期はこちらが主になります。

 

・生殖生長
花や実、種を作るための生長のこと。
収穫が近くなると行われます。

 

 

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実を大きくしすぎると株が疲れるので気をつけます

 

 

■収穫最盛期に大きくならない場合

 

1.水不足
それまで収穫できていたのにキュウリが大きくならなかった、
ということは水不足かもしれません。

 

キュウリは、一度水切れを起こしてしまうと、
なかなか回復しないので、水やりをしてください。

 

2.水の与えすぎ
逆に水が多いのかもしれません。
土が乾く前に水をやりをしていませんか?

 

水が多すぎると根が腐り、枯死する場合もあります。
適度に水を与えるのが良いです。
>>キュウリの水やり

 

3.肥料が足りない
追肥はしましたか?
もしかすると、肥料が切れているかもしれません。

追肥は収穫開始時に与え、生育の状況を見て追肥してください。
量や肥料は、キュウリ 肥料をご覧ください。

>>キュウリ 肥料

 

4.肥料のチッソ量が多い
チッソ量が多いと、葉ばかり大きくなってしまい、実が生長しません。
植物の実に必要な栄養素はリンですので、
チッソを控えてリンを与えてみましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 実が割れる

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所要時間 約 3分

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キュウリ、元気に実って欲しいですね

 

 

キュウリの実が割れてしまった! ことはありませんか?

キュウリは意外と丈夫で実が割れる=裂果はあまり見かけないのですが、
果菜類であるので割れてしまうこともあります。

 

実の割れ方ですが、キュウリにヒビが入ったり、
ヒビが大きくなって縦に割れてしまうことが多いです。

せっかく育てたキュウリなのにもったいないですね。

 

では何故、実が割れてしまうのでしょうか?
考えられる原因はいくつかに絞られます。

 

キュウリの裂果は、事前に防げるものでもあります。
こちらでは、キュウリが割れる原因と対策についてご説明します。

 

 

[キュウリ 実が割れる]

 

 

■キュウリ 実が割れる原因

 

1.急に実が大きくなった
キュウリの実が急に大きくなると、
果皮の生長が追いつかずに割れてしまいます。

 

これは土が乾燥した後、乾きすぎたからといって、
いつもより多く水やりをすると起こりやすいです。

 

水を吸う分、急激に実が肥大しますので、割れやすくなります。
乾きすぎたから多く水を与える、ではなく、
いつもどおりの量を与えて回復させましょう。

 

2.昼と夜の寒暖差が大きい
昼と夜の寒暖差が大きすぎると、実が割れてしまいます。
前日との温度差が5度以上になると起こりやすいです。

 

天気予報を見て、気温が急激に下がるようなら、
前日の夕方に、地植え栽培であれば寒冷紗や不織布などを可能な限りかける、
プランター、鉢栽培も同様に何かを被せて急に温度が下がらないようにします。

 

3.根が弱っている
地温が高すぎると根が弱ってしまいます。
根が弱っていると、キュウリが割れてしまいますので、
弱らせないように株元に敷き藁を敷いてあげます。

 

根が弱るとうどんこ病など病気にかかりやすくなるので注意してください。

 

 

■キュウリの実割れを防ぐには

1.乾燥したからといって多く水を与えない
2.急激に温度が下がるときは寒冷紗や不織布を被せる
3.根を弱らせないようにする 

 

この3つに気をつければ、大丈夫です!

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ 収穫方法

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所要時間 約 5分

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キュウリを栽培していて楽しみなことは、収穫する時です!

 

 

初めてキュウリを育てる方は、
どうやって収穫するのか分からないということもあるでしょう。

 

こちらでは、キュウリの収穫方法のポイントをご紹介します。

 

 

■キュウリ 収穫方法

 

1. 観察する
キュウリの実は生長がとても早いため、最盛期は一晩で10㎝近く大きくなります。
雌花が咲き始め、実が大きくなり始めたら、毎日観察、見回りをしましょう。

 

収穫が始まると、開花のスピードも速くなり、同時に収穫する量も増えます。
毎日見回りをすることで、収穫漏れが出るのを防ぐことができます。

 

収穫漏れを防ぐことで、株に余計な体力を使わせることがなくなり、
結果として収穫期間が長くなります。

 

最盛期は、できれば朝と夕方の1日2回チェックすると確実です。
また、見回りをする時、表面だけではなく、
葉をめくって見えない実がついていないかも確認するようにしましょう。

 

2.収穫サイズ
キュウリの品種によって、収穫の目安となるサイズはばらばらです。
標準的なものであれば、だいたい18cm~20cmが基準となります。

 

この基準より小さくても大きくても、食べるのに支障はありません。
ただ大き過ぎるものは、食味が悪くなり、株に負担をかけてしまいます。

 

一日で瓜のような大きさにまで育つことがあるので、
基準よりも少し小さいかな? と感じても、収穫するのがポイントです。

 

3.収穫の時間帯
キュウリの実を収穫するのは、
できれば一日のうちでも涼しい早朝の時間帯が望ましいです。
特に朝の早い時間帯は、甘くてみずみずしいキュウリが収穫できます。

 

日中など暑い時間帯に収穫をすると、
収穫後のキュウリが傷みやすいため、お勧めできません。

 

朝の早いうちか、夕方になって涼しくなったら見回りをして、
収穫できるサイズの実があれば、収穫しましょう。

 

 

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採り逃がすとオバケキュウリになりますよ

 

 

4.収穫方法
収穫する時は、ハサミを使ってつると実をつないでいる部分を切ります。
キュウリはトマトのように手だけでもいで収穫することはできません。

 

無理に引っ張るとつるを傷つけることがあるので、ハサミを使って切りましょう。
ただし、ハサミはできるだけ清潔に保っておくようにします。

 

病気にかかった植物を切ったり、土まみれになったハサミは、
病気の原因である菌が付着していることがあります。

 

菌が付着したハサミで収穫すると、切り口から菌が侵入し、
キュウリまで病気に感染することがあります。

 

病気にかかった植物を切った後は、
できるだけ水洗いと消毒をして、清潔に保つようにします。

 

病気にかかっていると知らずにハサミを使うこともあるので、
使用後は、簡単に消毒しておくと、病気にかかる心配が減ります。

 

 

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キュウリのトゲは痛いです!

 

 

5.トゲ対策
キュウリの実や、実とつるをつなぐ部分には、トゲのようなものがあります。
最近はトゲなし品種もありますが、標準的な品種であれば、トゲがあるものが多いです。

 

このトゲはキュウリが元気で、実が新鮮である証拠のようなものです。
食べる時には、塩でこするなどしているうちに取れるので気になることはありません。

ただし、収穫の時、実などトゲのある部分を強く握ると、痛い思いをします。

 

そこで便利なのが、手袋です。
バラなどのような鋭く大きいトゲではないので、安いものでも事足ります。
100円均一などで売られている園芸手袋でも十分です。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方

キュウリ プランターの育て方

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所要時間 約 14分

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■キュウリ 栽培スケジュール

 

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■キュウリ 栽培データ

 

英名・学名 cucumber・cucumis satirus L.
形態 一年草
原産地 インド北部、ヒマラヤ山麓
草丈/樹高  200cm~
収穫期 6月~10月
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 弱い
耐暑性 普通
特性・用途  長期収穫が可能、多収が望める

 

 

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キュウリは、プランターでも美味しく立派に育てられます

 

 

地植えにするスペースがない、ベランダしかないという場合でも、
プランターで見事なキュウリを育てることができます。

 

キュウリの伸び伸びした日々の生長を観賞しつつ、
収穫したてのパリッとしたキュウリを、楽しみましょう。

 

キュウリの生長は、たいへん早いので、
栽培作業を遅れずに着実にすることが成功の秘訣です。
*より詳細を知りたいかたは、青いリンクの記事をご覧ください。

 

 

■キュウリ プランターの育て方

 

・種まきからの場合
種から育てる場合、定植時期から育苗期間を逆算して種播きの時期を決めます。
キュウリは種から育てると、30日~35日くらいで定植できるサイズまで育ちます。

 

つまり、定植したい時期から1ヶ月ほど前に種を播く必要があります。
キュウリは寒さに弱く、発芽温度は25度~30度と高めです。

そのため、育苗期間は加温が必要となります。

 

育苗には手間もかかるため、
初心者の方であれば苗から育てた方が気軽にチャレンジできます。
>>キュウリ 種からの育て方

 

・苗を選ぶ場合
キュウリを苗から育てるのであれは、まず苗を用意する必要があります。
苗の善し悪しで、植え付け後の生育や収量が大きく影響されます。

 

良い苗を見極めるポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

 

 

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◎良い苗のポイント
・葉の色が濃く、厚みがあって表面に産毛が生えている
・子葉(双葉)がまだついていて、本葉が3枚~4枚ついている
・節と節の間が詰まっていて徒長していない
・全体的にしっかりしていて、ツルが太い
・葉などが変色していたり、虫がついていない
・ポットの底穴から白い根が見えている

 

◎接ぎ木苗を活用
連作に強く病気にかかりにくい強い根を持つ台木と、
おいしい実をつける穂木を接いだ接ぎ木苗というものもあります。

 

接ぎ木苗は一般的な苗よりも少し高い値段で売られています。
その分、病気に強くおいしい実が生るので、
初心者の方は接ぎ木苗を選ぶと安心です。
>>キュウリ 苗の選び方

 

・植え場所(栽培環境)
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
乾燥は苦手な上、過度に乾燥すると病害虫が発生する可能性があります。

 

室外機の風が当たるような場所には、プランターを置かないようにしましょう。
また、壁などに挟まれて風通しが悪い場所も、キュウリは苦手です。

 

・プランターと土の準備 
キュウリは水切れに弱く、実をつけ始めると多くの水を欲しがります。
そのため、キュウリを育てるプランターは、
土がある程度たくさん入るものを選ぶようにします。

 

1株あたり20リットルくらいの土が入るのが理想です。
市販されている大型の深型プランターや、大きいトロ箱であれば、
45リットルほど土が入るのでお勧めです。

 

複数の株を植える場合は、株間を30cm~40cmほどあけるため、
2株植え付けるのであれば、最低でも60cmの幅が必要となります。

 

キュウリのプランター栽培で使う土は、
市販されている野菜用培養土で十分です。

 

古土を再生して使う方法もありますが、
連作障害の観点からも、新しい培養土を使う方が無難です。

 

・植え付け
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鉢底石はネットなどに入れると用土を入れ替えるときに楽です

 

 

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用意したプランターの底が隠れるくらい、鉢底石を入れます

 

鉢底石を入れることで水はけが良くなり、
生育が良くなるとともに、病気の予防にもなります。

 

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鉢底石の上から、用土を入れます

 

用土はプランターの縁から2cm~3cmくらい下まで入れます。
土を入れたら、表面を平らにならしておきましょう。

 

キュウリ苗の植え付けは、気温が十分上がってからにします。
だいたい5月上旬~5月中旬が適期です。

 

少し早く植え付けたい場合は、ビニールなどで覆って、
簡易のビニールハウスを作って防寒しておきます。

 

5月に入ってから植え付けても、寒さが心配な場合は、
株がある程度育つまで、ホットキャップなどの防寒具をかぶせておきます。

 

植え付ける前、まずはポット苗に水をたっぷりと与えておきます。
次に植え付ける予定の場所に、ポットのまま苗を仮置きして、場所を確認します。

 

植え付ける場所が決定したら、ポットをずらして植え穴をあけます。
植え穴にも水を入れ、十分に水を染み込ませておきます。

 

ポットから苗をはずし、少しだけ浅植えになるように植え付けます。
植え付け後は、プランターの底から水が出るまで、十分水を与えておきます。

 

 

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仮支柱の立て方

 

 

・支柱
植え付け後、すぐに仮支柱を立てます。
仮支柱を立てることで、まだ弱い苗が強い風を受け、
ツルが折れたり葉がちぎれたりするのを防ぐことができます。

 

株が少し大きくなったら、本支柱を立てます。
支柱のみを立てたり、支柱とネットを組み合わせたりして、
ツルを誘引する場所を作ってあげましょう。

 

・水やり
キュウリは水切れに弱い野菜です。
植え付けてすぐは、まだ根が活着していないため、
水切れを起こしやすい状態なので、乾かしすぎないようにします。

 

10~14日後、キュウリの苗が根付いてからは、
プランターの表土が乾いたら、底から水が出てくるまでたっぷりと与えます。

 

実がつき始めると、水分を吸いあげる力がとても強くなるため、
毎日、プランターの土の乾き具合を点検しましょう。

 

朝に水を与えても、夕方には乾いていることがあります。
その場合は、夕方にも水を与えるようにしましょう。
>>キュウリの水やり

 

 

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キュウリは、次々と開花し実をつけるので肥料切れに気をつけます

 

 

・追肥
植え付け2週間後くらいから、追肥を開始します。
2週間に1回のペースで、化成肥料を1株につき10gほど与えます。

 

あるいは、1週間に1回のペースで、
規定通りに薄めた液体肥料を水代わりに与えるようにします。

 

キュウリは次々と花をつけて実を多くつけるため、
肥料切れを起こすと実付きが悪くなったり、奇形果が実ることがあります。

定期的な追肥を忘れないようにしましょう。
>>キュウリ 肥料

 

 

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摘芯の基本的な方法

 

 

・摘芯、整枝
立てた支柱と同じ高さまでツルが伸びたら、そこで摘芯をしておきます。
摘芯することで、それ以上長くツルが伸びず絡まず、
栄養が株の重要な部分に行きわたり、花付き実付きが良くなります。

 

キュウリは品種によって、実をつける位置が少しずつ違います。
実の生り方には、節生り・飛び節生り・中間と分けられます。

 

それぞれの性質に合った整枝と仕立てをしないと、
ほとんど実を収穫せずに終わることもあります。

 

基本は、果実の先に2枚の葉を残して摘芯します。

 

子ヅルは、一度にすべてを摘芯すると、樹勢が弱まるので、
丈夫そうな子ヅルや孫ヅルを2~3本伸ばして樹勢維持をめざします。

 

節生り品種の場合、主枝の果実を3本に1本は摘果すると良いです。

 

・誘引
キュウリはツルをどんどん伸ばすので、ツルの整理と誘引をしっかり行わないと、
ツル同士が絡んで繁茂し日当たりと風通しが悪くなります。
ツルが伸びたら、茂ったり垂れ下がらないうちに支柱などに誘引します。

 

 

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支柱立てとネットの張り方

 

 

・支柱・棚作り
株がしっかりしてきたら、支柱やネットを設置しましょう。
支柱は、長さ160~180㎝が使いやすいです。

 

支柱だけを組んで紐で誘引しても良いですし、

支柱とネットを併用しても良いでしょう。
プランター栽培向けの支柱とネットのセットも市販されていて便利です。

 

 

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フェンスや生け垣を活用して栽培できます

 

 

・収穫
最初につけた2本~3本の実は、小さいうちに収穫するようにします。
その後は品種にもよりますが、
標準的な品種でだいたい18cm~20cmくらいになったら収穫します。

 

収穫のタイミングによっては、18cmよりも小さいことがあります。
次の日に収穫しようと思っていたら、
一晩で10㎝も大きく育ってしまうことがあります。

 

キュウリは大きくなりすぎると食味が悪くなるので、
基準となる大きさよりも多少小さくても、収穫するようにしましょう。

 

若いうちに収穫することで、株も疲れにくくなり、
栽培後半も次々と実をつけて総収穫量が高まります。

>>キュウリ 収穫時期

 

・病害虫
うどんこ病や、べと病などにかかることがあります。
どちらも水はけが悪かったり、風通しの悪い環境で起こりやすい病気です。
キュウリは水分を好みますが、湿気た土や空気は嫌います。

 

キュウリにつきやすい害虫としては、アブラムシとウリハムシがいます。
アブラムシは新芽などにつき、汁を吸って株を弱らせます。

 

またアブラムシは病気を媒介することもあるので、
見つけた時に粘着テープで捕殺するか、専用の薬剤を使って防除します。

 

ウリハムシは事前に防除するのが難しい害虫です。
葉を食害するのですが、数が増えると食害される量も増え、徐々に株も弱ります。
見つけた時に、すぐに捕殺するのが基本ですが、マラソン乳剤を使うこともできます。

 

■キュウリ プランター 育て方のコツ
1.大きめのプランターを選び、市販の培養土や清潔な用土を使う
2.水切れ、肥料切れに注意する
3.実は若いうちに収穫し、株を疲れさせないようにする 

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリの実がおかしい

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所要時間 約 9分

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キュウリの実が、曲がったり先端が細くなったりと、
普通とは違う形になることがあります

 

 

本来とは違う形になってしまった実を「奇形果」と呼びます。
家庭菜園では、キュウリの味わいへの影響はほとんどありません。

 

この奇形果が出てしまうのには、原因があります。
原因を解消してあげることで、本来の形の実をつけるようになります。
ここでは、奇形果の種類と、その対処法をご紹介します。

 

 

[キュウリの実がおかしい]

 

 

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お尻の先が細い!

 

 

■先が細くなる

 

キュウリの実のヘタ部分から途中までは本来の形のままで、
下にいくにつれ、だんだんと細くなってしまう状態です。

 

本来、キュウリはヘタの先とお尻の先がすぼまるだけで、
途中はほとんど同じ太さになります。

 

一見すると異常がないように見えますが、
正常な実と比べると、お尻側が細くなっているのがよく分かります。

 

お尻の先が細くなってしまう理由がいくつかあります。

 

1.水分不足
地植えで育っていても、水分不足になることがあります。
常にキュウリにとってちょうど良い水分量であることで、太さが均一な実に育ちます。

 

過湿にするのはいけませんが、適湿を守るようにしましょう。
雨が降らない晴天が続いたら、地植えでも水やりが必要になります。

 

土が乾いていると感じたら、たっぷりと水を与えましょう。
表面を湿らせる程度では、しっかりと中まで水が染み込みません。

 

ぱらぱらと降っただけの夕立も同じことで、
雨が降っても土が潤ったとは限りませんので、土の状態を把握しておきましょう。

 

2.栄養不足
気温が高くなってくると、気温と地温が上がりすぎてしまい、
必要な養分がうまく吸えなくなることがあります。

 

そういった場合にも、先端が細くなっていきます。
株元にワラなどを敷くと陰ができ、地温が上がりすぎるのを防いでくれます。

 

3.日照不足
天気の悪い日が続いたり、もともと日当たりの悪い場所で育てていると、
キュウリの実の先端が細くなってしまいます。

 

また、キュウリ自身の葉が邪魔をして、日陰を作ることもあります。
植え付ける時は株間を十分にとるようにし、
つる同士が触れないように誘引し、株全体に日が当たるように調整します。

 

また、どうしても葉が邪魔になる場合は、少し葉を減らすと採光が良くなります。

 

4.葉を減らした
キュウリは一度にたくさんの葉を摘んでしまうと、
養分を作る場所が減ってしまい、先細りの実になりやすくなります。

 

できれば葉は摘まずに残したいものですが、光を入れたり、
病斑の出た葉などを摘むこともあるでしょう。

その場合は、一度に摘む葉は2枚でとしておきます。

 

 

■肩が張る

 

キュウリのヘタの部分にくびれができ、
そこから肩が張ったように膨らんだ形になることがあります。
これにもいくつかの原因があります。

 

1.低温に当たった
まだ気温が上がり切っていない時期や、その年の天候により低温が続くと、
肩が張った形になることがあります。

 

低温によって、実を健全に育てることができなかったり、
地温が低いことで根がうまく育っていないことが原因です。

気温がある程度上がってきたら、自然と症状が消えるはずです。

 

2.日照不足
キュウリは日当たりが悪くなると、十分な栄養を一時的に作れなくなり、
一度生育が悪くなった後、生育が戻るので、肩が張ったような形になります。

 

できるだけ日当たりの良い環境を保ち、葉が茂って日陰を作っている場合は、
少し葉を間引いて光を入れるようにします。

 

3.樹勢が強い
肥料が多すぎたりして、樹勢が強い場合、実に栄養がいかず、
つるや葉にばかり回ると奇形果が出ることがあります。

 

キュウリの親づるを摘芯したり、葉を摘むことによって、
一時的に樹勢を弱めてコントロールすることができます。

 

また、元肥や追肥する時の肥料の量などを調整し、
樹勢が強くなりすぎないようにしておきます。

 

 

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ちょっとお尻が大きい!

 

 

■お尻が大きくなる

 

最初は普通の太さで育ち、お尻の部分だけ大きくなり、
キュウリがとっくりのような形になることがあります。
見た目はおもしろいですが、これも適切な管理でないサインです。

 

1.軟弱
日照不足や窒素過多によって、株が弱々しく育つと、お尻の大きな実がなります。
日当たりの良い場所、風通しの良い場所、
適切な追肥と水やりによって、キュウリは健康に育ちます。
環境や管理法を改善すれば、実の形も正常なものに戻ります。

 

2.水分過多
キュウリは水を欲しがる植物ですが、
あまりに多くの水を与えると、水分過多でお尻が大きくなります。

 

何も考えずに水やりをするのはやめ、
土の状態を確認してから水を与えるようにしましょう。

 

3.摘葉しすぎ
葉を必要以上に減らすことで、蒸散量が極端に減り、水分過多になりやすくなります。
できるだけ葉は摘まないようにし、病気や日当たりの改善の時だけ、
できる限り少量の葉を摘むだけにします。

 

 

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いろいろな形のキュウリが!

 

 

■曲がる

 

市販されているキュウリの中にも、曲がったキュウリがあります。
曲がったキュウリは良いキュウリという声も聞きますが、
すべてが良いというわけではありません。

 

1.養分不足、なり疲れ
追肥不足、水不足などでうまく肥料が効いていない、養分を作る葉が少ない、
日当たりが悪いなど、養分がうまく回らなくなると、キュウリが曲がります。

 

特に、栽培後半に入ると、株が疲れてきます。
株が疲れると、追肥や水やりを適切にしていたとしても、
曲がったキュウリができるようになります。

 

キュウリは実をつけるようになると、次々に花を咲かせ実を大きくします。
一時に何本もの実を1株で育てているので、どうしても株が疲れてしまうのです。

 

株が良い状態を長く保つためには、実を若いうちに収穫することが大切です。
キュウリの実は一晩で7~10㎝も育ち、大きすぎると食味が悪くなります。

 

最盛期に入ったら、朝と夕方の2回収穫すると、巨大化するのを防げます。
また、少し小さいかな?という段階でも、どんどん収穫するようにしましょう。

 

若いうちにキュウリの実を収穫するということは、
それだけ株の負担を減らし収穫増につながります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリ 葉が枯れる落ちる

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キュウリの葉が枯れて落ちる原因は?

 

 

キュウリの葉は生長するにしたがい大きく立派なものになります。
その葉がしおれたり、黄色くなったりした後、落ちることがあります。

 

あまりたくさんの葉が落ちてしまうと、
光合成できる場所が減り、株が弱っていってしまいます。

 

キュウリの葉が枯れてしまうのには、いくつか原因があります。
原因によっては、すぐに対処すれば解決するケースもあるので、
何が原因なのかを突き止めてください。

 

 

■キュウリ 葉が枯れる落ちる

 

1.生理的な落葉

キュウリは生長してつるが伸びて背が高くなってくると、
不要になった葉を枯らすようになります。

 

葉は、キュウリにとってとても大切な器官なので、
枯れ落ちるとびっくりしてしますが、生理的な落葉は問題ありません。

 

苗を植え付ける頃には残っていた双葉は、
しばらくするとたいていの場合は枯れてしまいます。

 

双葉の上から伸びる本葉も、
だいたい5節か6節くらいまでは枯れると思っておきましょう。

 

生理的な落葉の場合は、落葉するスピードがあまり早くありません。
特に病斑や害虫が見られないのに、
黄変して枯れかけている葉を見つけたら、取り除きます。

 

株元の葉を取り除くことで、風通しも良くなりますし、
泥の跳ね返りによる病気の感染を防ぐことにもつながります。

 

2.水切れしている
キュウリがつける実は、ほとんどが水分でできています。
その上、大きな葉からは毎日たくさんの水を蒸散させます。

 

そのため、キュウリを元気に育て、実をたくさん収穫しようと思うと、
たくさんの水を与える必要が出てきます。

 

水が不足して水切れになると、つるや葉を維持するための、
水分が足りず、しおれてしまいます。

 

短時間の水切れを起こしても、すぐに枯れてしまうわけではありません。
その後、適切な水やりを続ければ、また生育を始めるようになります。

 

ただ、水切れを起こした時に弱った葉が、
そのまま元に戻り切れずに落葉することがあります。

 

また、何度も水切れを起こすと、カサカサに乾燥して落葉する葉が増えます。
葉が落ちるだけでなく、つるまで乾燥してしまうこともあるので、
できる限りは水切れを起こさないようにすると生育が良くなります。

 

特に鉢やプランターの場合は、地植えよりも水切れが起きやすい状態です。
毎朝必ず土の状態を確認し、乾いていたら水を与えます。

また、夕方にも土の状態をチェックし、乾燥していれば夕方も水を与えます。

 

3.根詰まりしている
キュウリが育って大きくなってくると、それだけ根も生長して広がっていきます。
地植えであれば、土があるだけ根を広げることができるので、
根詰まりを起こすことはあまりありません。

 

ところが、鉢やプランターなどの容器栽培をしている時は、
生育が良すぎたり容器が小さくて根詰まりを起こすことがあります。

 

根が育つ場所がなくなると、生育不良となって地上部に影響が出始めます。
その影響の一つが、落葉です。

 

さらに、容器の中が根でいっぱいになってしまい、
水分をうまく吸いあげることができなくなってしまいます。

 

毎日水を朝夕与えていても、根が水を吸うことができなければ、
水切れと同じような症状が出るようになります。

 

キュウリは長くつるの伸ばす分、根もよく張るので、
最初から大きめの容器(10号くらい)に植え付けるのがコツです。

根が生き生きと伸びれば、葉もつるも元気に伸びることができます。

 

 

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病気にかかっている場合も落葉します

 

 

4.病気・害虫によるもの
葉を害虫によって食害されたり、病気におかされたりすると、
葉の色が悪くなって落葉します。

 

病気は、うどんこ病やべと病など、葉に病斑が出るような病気は、
病斑が広がっていくとともに葉が黄変し、落葉することが多いです。

 

1枚の葉に症状が出ている状態であれば、その葉を摘んで処分することで、
症状がおさまる場合もあるため、異変がないかをよく見る必要があります。

 

害虫の場合は、ウリハムシによる大きな食害の他、アブラムシやハダニなど、
吸汁系の害虫がつくことでも、葉が弱って落葉します。

 

ウリハムシは葉を丸くかじるのですぐ分かります。
アブラムシやハダニなどの吸汁系の害虫は、葉の裏側にいることが多いです。

 

病害虫は、風通しの悪さや過湿、過乾燥などによって発生することが多いです。
不要な葉が取り除き、伸びてきたつるは整理して風通しを良くしておきます。

 

また、時々葉の裏側にも水をかけることで、乾燥を和らげることができます。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリ 品種|育てたいキュウリを見つけよう!

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何気なく食べているキュウリにも品種があります

 

 

キュウリは、ウリ科キュウリ属(Cucumis sativus L.)のつる性一年草です。
原産地はヒマラヤ山麓からネパール辺りといわれています。

 

中国ではキュウリを「胡瓜」と書き、
日本へは10世紀以前に中国からはいったようです。

 

 

■キュウリの品種の分類

 

・英国温室型
植物体は大きく、果実も長く大きい品種のものがおおいようです。
トゲは小さく果面はあざやかな緑で、つるつるしています。

 

果肉は厚くて、肉質はわらかく、輪切りにしてサラダなどで食べることの多い品種群です。

温度適応性は日本で栽培されている春キュウリに似ています。
単為結果性の品種が多いので、施設栽培に適した品種群といえます。

 

・スライス型
ヨーロッパやアメリカなどで一般に栽培されてきた品種群です。
日本では露地用品種群で地這い作りに適した品種が多くあります。

 

果実は短い品種が多く、実の表面のシワは少ない品種が多く、
主に輪切りにしてサラダなどで食べられる品種群です。

 

・ピクルス型
葉は小型で節間が長く、分枝性の強い早生種が多い品種群です。
果実は短かくて小さく、肉質は緻密な品種のあつまりです。
ピクルスにするとおいしい品種群です。

 

・華南型
茎は太く、葉も大型の品種群です。
また、根はしっかり張りやすく移植に強いタイプの品種がそろっています。
日本のように高温で多湿な地域での栽培が可能で、
国内では古い品種に多い品種群です。

 

・華北型
茎が細く、節間や葉柄も長い品種が多い品種群です。
低温に弱い特徴もありますが、高温・長日でも雌花をつける品種が多いです。
日本では夏栽培に多く取り入れられている品種群です。

 

 

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丈夫な品種を選びたいですね

 

 

■国内キュウリ人気品種の移り変わり

 

・半白キュウリと濃緑色のキュウリ
1960年代頃までは半白キュウリが主流でした。
その後、濃い緑のキュウリに変わりました。

 

半白キュウリよりも栽培しやすく、流通性に優れ、
見た目の良さと食卓にのった時のいろどりの良さで、
現在の白いいぼで全体が濃緑色のキュウリにとってかわられました。

 

・白いぼキュウリと黒いぼキュウリ
新鮮なキュウリの表面にはトゲのようなものがついています。
このとげのようなものが白いキュウリと黒いキュウリがあります。

 

白いとげのあるキュウリを白いぼ系のキュウリといい、
黒いとげのあるキュウリを黒いぼ系キュウリといいます。
黒いぼ系キュウリは、低温に強く、春取り早生種で、漬物に適しています。

 

食生活が洋風化するとともに、黒いぼ系に比べ、
白いぼ系キュウリは病気に強く、収量も多い、生食もおいしく、
生産者に好まれるようになりました。

 

栽培技術と品種改良が進み、白いぼ系が通年収穫できるようになりました。
現在では白いぼ系キュウリが大部分の流通に占めるようになりました。

 

 

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ブルームキュウリは、農薬がついているように見える?

 

 

・ブルームキュウリとブルームレスキュウリ
キュウリのブルームは根からケイ酸(SiO2)を吸収し発生する蝋物質です。
ブルームは本来キュウリにある性質です。

 

ブルームの発生する台木に接ぎ木したり、接ぎ木せずに栽培したりすれば
ブルームキュウリが収穫できます。

 

ブルームは果実の水分蒸発を防いだり、
病気などから果実を保護したりする役目があります。

 

また、ブルームは軽く触るだけでも落ちてしまうため、
ブルームの付き具合で鮮度の判断をすることもできます。

 

一方、ブルームレスキュウリですが、
ブルームが「レス(less:英語で「ない」の意)」なキュウリ、
つまりブルーム(果粉)なしキュウリの総称です。

 

ブルームレスキュウリよりブルームキュウリは日持ちがするのに、
ブルームキュウリが今ではほとんど見られません。

 

今、キュウリを買う時の鮮度の指標は、
いぼの鋭さとヘタのしおれ具合と花弁の枯れ具合くらいだけです。

 

なぜ今ほとんどブルームレスキュウリなのでしょう?

物流の発達に伴い、キュウリを含む生鮮野菜は、
日本全国からそれぞれの消費地へ向けて運ばれるようになりました。

 

この物流の発達は確かに、ブルームレスキュウリが、
広まりやすくなる一因ですが決定打ではありませんでした。

 

消費者がキュウリを買うとき、ブルームが「農薬がついたままに見える」、
と誤解されたことが一番大きかったようです。
でもこの誤解だけでブルームレスキュウリが広まった、と思うのも早急です。

物流発達と同時に、日本のキュウリ栽培が通年で栽培できるよう技術研究がされていました。

 

キュウリは連作障害が出る作物なので、連作障害を出さないよう、
接ぎ木の技術で解消しようと研究されていました。

 

そんななか偶然、日本かぼちゃの一部に、
特異的にケイ酸を吸収しない性質の品種がみつかりました。

 

この品種のかぼちゃにキュウリを接ぎ木すると、
ブルーム(果粉)がでない、つやのあるブルームレスキュウリが収穫できます。

 

物流の発達、消費者のニーズ、栽培技術の確立、
この3つが揃い、ブルームレスキュウリが主流になり、今日に至ります。

*ブルームは、英語でbloomと綴ります。bloomは花や開花の意味もありますが、
チョコレートの表面に浮き出た白い粉を示すこともあり、その粉に似ていることから、
キュウリやブドウなどの表面の白い粉(果粉)のこともbloomと表現するになりました。
日本では果粉(かこ)が分かりにくいので、ブルームという表現が定着したようです。

 

 

■スーパー販売のキュウリの品種

 

「南極1号」「北星」「リクエスト」「ステータス」「夏秋節成」「奥路」、
などがあります。
スーパーに並ぶキュウリはどれもブルームレスで濃緑色の品種です。

 

流通品種を書きましたが、これらはキュウリを育て販売する農家の品種です。
キュウリを育てる時に忘れてはならないことは、
「キュウリは病気に弱い」ことです。

 

■品種選びのコツ

・病気に強い品種を選びましょう
・弦の伸びがよい品種を選びましょう
・味わいや見た目など好みにあった品種を選びましょう
・育てやすい品種:「夏すずみ」「Vシャイン」「夏ばやし」「つや太郎」「Vロード」など
・一風変わったキュウリの品種:「半白節成」「シャキット」「ラリーノ」「四葉(すよう)キュウリ」など
・地這い品種:「夏太郎」「霜知らず地這」など 

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリ 収穫時期

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キュウリは、株が充実してくると、次から次へと収穫できます

 

 

小さいキュウリが一晩経つと収穫にちょうど良いサイズまで育っていたり、
育ちすぎて瓜のように大きくなってしまったりすることもあります。

 

生長期のキュウリは、実が1日に5~7㎝も長くなるんですね。
収穫にちょうど良いサイズというのは、キュウリの品種によって変わります。

 

一般的なサイズ、ピクルス用の小さなサイズのもの、
加賀太キュウリなど太くなるものなど、
それぞれに収穫に適したサイズが違うのであらかじめ確認しておきます。

 

キュウリは、一般的に開花後7~10日が収穫の目安です。
キュウリの収穫時期の見極め方についてご紹介します。

 

 

[キュウリ 収穫時期]

 

 

■収穫サイズは?

 

収穫時期の目安となるサイズは、品種によって違います。
一般的なサイズであれば、18cm~20cmくらいが標準です。

 

ミニサイズのキュウリであれば10cmくらい、
加賀太キュウリなら20cm~25cmくらいを目安に収穫すると良いでしょう。

 

キュウリは最盛期になると、一晩で想像以上に実が大きくなります。
そのため、収穫にはまだほんの少し小さいかなと思っていると、
一晩で大きくなりすぎ、食味が悪くなることが多々あります。

 

この場合は、目安のサイズになるまで待たずに、
少し小さいくらいで収穫しても問題ありません。

 

小さくても美味しいうちに収穫してしまう方が、
樹のスタミナが続くので総収穫量が多くなります。

 

 

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夏野菜は、朝採りがおいしいです

 

 

■収穫の時間帯は?

 

野菜を育てていると、
朝に水やりなどの世話をするために見回ることが多いですね。

ほとんどの夏野菜は、朝に収穫すると水分が多く美味です。

 

キュウリの実は水分がとても多いため、
夏の日中、気温の高い時間帯に収穫すると、傷みやすいです。

 

複数の株のキュウリを育てていると、
最盛期には毎日何本もキュウリを収穫できるようになります。

 

大量に収穫したキュウリも、一日で食べれば良いのですが、
食べきれないことも多いですね。

 

そんな時、少しでも日持ちさせれば、最後までおいしく食べられます。
午前中、できれば涼しい早い時間帯に収穫すると、傷みにくくなります。

 

また、午前中に収穫するには小さかった実も、
夕方にはちょうどいいサイズに育っていることがあります。

 

できれば朝と夕方の2回、見回りをして収穫すると、収穫適期を逃しにくくなります。

 

 

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冷蔵庫よりも、井戸水、流水で冷やすと、繊細な味わいが楽しめます

 

 

■収穫タイミングを逃さなために

 

キュウリは、つるも実も葉も同じ緑色をしている上に、
葉が大きいため、実が隠れやすい環境です。

 

収穫適期を見逃すと、実が大きくなりすぎてしまいます。
大きくなったキュウリの実は、皮が硬くなってしまい、
中には種ができているものも出てくるため、生食には向かなくなります。

 

パリッとしていて歯切れの良いジューシーな食感を楽しむには、
まだ、若いキュウリを収穫するのがお勧めです。

 

収穫適期になったキュウリを確実に見つけるために、
朝と夕方に見回りをして、観察する角度を変えて、
キュウリの実がないかどうかを確認するようにします。

 

適期サイズの実を収穫することで、株に負担もかかりにくくなり、
長く収穫し、収穫総量を多くすることが可能になります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方
・キュウリ 地植えの育て方

キュウリ モザイク病

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健康なキュウリを育てよう!

 

 

キュウリ モザイク病は、
キュウリの病害の中で唯一、ウイルスによる病気です。

 

キュウリのモザイク病として、モザイク病と緑斑モザイク病があります。

モザイク病のウイルスには種類があります。

 

キュウリモザイクウイルス、キュウリ緑斑モザイクウイルス、
カボチャモザイクウイルス、ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの4種があります。

 

単独で感染したり、いくつかのウイルスに複数感染します。

 

ウイルスによって、症状が異なりますが、見分けるのは難しいです。
病気の発病の仕組みや、防ぎ方は共通する点が多いので、

 

キュウリモザイクウイルス、カボチャモザイクウイルス、
ズッキーニ黄斑モザイクウイルスについてはモザイク病として考えます。

 

ただ、緑斑モザイク病は、アブラムシではなく、
種子、土壌、接触によって感染しますので、注意が必要です。

 

 

[キュウリ モザイク病]

 

 

■モザイク病の特徴

 

・キュウリモザイクウイルス
葉と実に症状が現れます。
葉に淡い黄色のぼやけた斑点が多くでき、
モザイクがかかったような模様が出ます。

 

新葉には淡黄色の斑点ができ、葉の表面に小さなしわができます。
葉が開くにつれ、モザイクが分かりやすくなります。

 

実には実を支える部分に近い部分にモザイクが現れたり、
こぶができて奇形になることが多く、株全体が萎縮していきます。

 

・カボチャモザイクウイルス
こちらも葉と実に症状が現れます。
新葉に緑色濃淡のモザイク模様が現れます。

 

葉では葉脈が透明になったあとに、
葉脈の間が黄色くなり、葉脈の両側には濃緑色の模様が現れます。

 

実の表面に黄色の斑が入り、黄色の部分がへこみます。
ズッキーニ黄斑モザイクウイルスより症状が軽いです。

 

・ズッキーニ黄斑モザイクウイルス
症状はカボチャモザイクウイルスとほとんど変わりませんが、
症状が激しく出ます。

 

・キュウリ緑斑モザイクウイルス
こちらも葉と実に症状が現れます。
新葉に黄色の小さい斑点が出て、だんだんと明瞭なモザイク模様になります。

 

葉の緑色の部分が濃くなったり盛り上がり、奇形葉になります。
実の症状は他のモザイクウイルスより激しく出て、
濃緑色の斑点とこぶができたり、曲がったりねじれたりします。

 

 

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モザイク病と思われるキュウリ

 

 

■各モザイク病の伝染経路や伝染源

 

・キュウリモザイクウイルス
一番種類が多く、キュウリ、トマト、ダイコンのほか190種以上に感染します。

 

・カボチャモザイクウイルス
ウリ科全般と、エンドウマメ、ソラマメなどに感染します。

 

・ズッキーニ黄斑モザイクウイルス
こちらもウリ科全般に感染します。

以上の3つはアブラムシなど害虫によって伝染します。

 

・キュウリ緑斑モザイクウイルス
ウリ科植物に限られます。
キュウリ緑斑モザイクウイルスだけ、種から伝染します。
そのほか、接触による伝染、土壌伝染が原因となります。

 

 

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アブラムシ対策がとても重要です

 

 

■モザイク病の予防対策

 

キュウリ緑斑モザイクウイルス以外のモザイク病は
アブラムシなどの虫によって伝染します。

 

なのでマルチにシルバーマルチを使ったり、粘着くんなどの農薬や、
天敵のテントウムシなどを使ってアブラムシを駆除します。

 

種子、土壌感染はしませんが、接触による感染もありえますので、
使用するハサミや手などは綺麗に洗ってください。

 

キュウリ緑斑モザイクウイルスは、種からの感染が主で、
見た目では分かりませんが健康な種を使うようにしましょう。
市販されている種であれば、大丈夫です。

 

近くに別の植物を植えていて、その植物がモザイク病にかかったときも、
虫や接触による伝染もありえますので注意してください。

 

 

■モザイク病にかかったら?

 

モザイク病を治す農薬はいまのところありませんので、
感染が確認されたら、被害株は取り除き、
畑の外で処分して被害株をそのままにしないようにします。

 

また感染した株を触った手やハサミなどで、
健康な株に触らないようにすると安心です。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方

管理人=片岡静
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