キュウリ 実が枯れる

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キュウリ 実が枯れる

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キュウリの雌花が咲きました!

 

 

キュウリの苗を植えて、だんだんと大きく育ってきた頃、
葉の付け根に雌花を見つけると、とても嬉しいです!

 

ところが、なぜか雌花が咲いた後、キュウリの実が大きくならず、
収穫する前に枯れてしまうことがあります。

 

これは栽培前半でも後半でも起こる可能性のある症状です。
実が大きくならなければ、当然収穫もできません。

原因と突き止め、早めに対処するようにしましょう。

 

 

■キュウリ 実が枯れる

 

1. 株が弱い
植え付け直後の苗など、まだあまりツルも伸びていない時期の株だと、
株自体がまだまだ幼く、実を育てるだけの力がありません。

 

そんな時期に実をつけさせても、
キュウリは実を育てず、株を大きくすることを優先します。

 

株が小さいうちは、無理に実をつけさせても、
株が弱るだけなので、あまりお勧めはできません。

 

5節~6節くらまでは、雌花がついても手で摘み取り、
実ができないようにしておきましょう。

 

それよりも上の節でも、摘芯が済んでいない場合などは、
実が枯れて落ちることがあります。

 

親づるの摘芯も済み、生育に勢いがあるにも関わらず、
実が小さいままで育たない場合は、他の原因が考えられます。

 

2. 水・肥料不足

キュウリを元気に育てるためには、適切な量の水と肥料が不可欠です。
水切れをよく起こしていたり、元肥のみで追肥をしていなかったりすると、
実を育てるための養分や水分が足りずに、小さいまま枯れてしまいます。

 

水切れの場合は、葉がしんなりしてくるのでよくわかります。
その後、水を与えて葉が元気になっても、
葉の縁が焼けたようになっていたり、落葉する場合もあります。

 

追肥を定期的に行っているのであれば、肥料不足ではない可能性もあります。
葉の色が全体的に薄かったり、生育が遅い場合は、
肥料切れを起こしている可能性が高いので、
液体肥料を少し薄めに作って与えて様子を見ます。

 

水切れは栽培中いつでも起きる可能性があります。
肥料不足はどちらかというと栽培期間の中盤や後半に起きやすくなります。

 

 

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大きくなるでしょうか?

 

 

3. 過湿
キュウリは水を欲しがる野菜ですが、
いつでも大量に水やりをしていれば良いというわけではありません。

 

水切れは当然しないように管理しますが、水のやりすぎもいけません。
水を与えすぎると、土が常に湿った状態となり、キュウリの根を傷めます。

 

根が傷むと、必要な水分や養分を吸いあげられず、地上部が弱ります。
地上部のツルや葉が弱れば、実も満足に大きくならず、枯れてしまいます。

 

過湿などによって根が傷んでいる場合は、地上部が全体的に元気がなくなります。
ツルや葉は元気で、実だけが育たない場合は、あまり当てはまりません。

 

4.窒素過多
肥料不足は生育不良や実の肥大に大きく影響しますが、
肥料を与えすぎるのは良くありません。

 

特に肥料に含まれる窒素・リン酸・カリの窒素が多いと、
ツルや葉ばかりが育ち、花付きや実付きが悪くなります。

 

実や花を充実させるためには、リン酸が必要ですし、
根を丈夫にするならカリが必要になります。

 

窒素も必要な成分ではありますが、3つがバランスよく含まれていることが大切です。
窒素過多になると、害虫も寄りやすくなり、病気にもかかりやすくなります。

 

ツルや葉がやたら元気で生育が早く、葉色が濃い場合は、
窒素過多になっている可能性が高いです。

 

5.日照不足

キュウリは大きな葉に太陽の光をいっぱい受け、光合成をして養分を作ります。
そのため、光合成できる量が少なくなれば、株が弱ります。

 

光合成には、太陽光が必要なため、日当たりの悪い環境で育てていると、
実が小さいうちに枯れてしまう症状が出やすくなります。

 

最初のうちは日当たりが良くても、周りの環境が変化することで、
日照時間が変わることもあります。

 

また、天気の悪い日が続くことでも、日照不足になることがあります。
キュウリ栽培は、できるだけ日当たりの良い場所を選ぶ方が、丈夫に育ちます。

 

また、高い建物や、周りに背の高い植物が茂っていると、光を遮ることになります。
環境の変化が少ない場所を選ぶようにするか、途中で移動が必要になる場合は、
プランターや鉢など、容器栽培をしておくのがお勧めです。

 

 

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しなびて枯れてしまいました!

 

 

6.低温・高温
キュウリが育ちやすい気温は、25度~30度くらいです。
多少の誤差があっても問題ありませんが、
低すぎたり高すぎたりすると、元気がなくなります。

 

株全体の元気がなくなってくると、実もうまく育つことができません。
植え付け直後に低温が気になる場合は、
寒さ対策をしておき、十分に気温が上がってから防寒を取り除きます。

 

真夏の暑さでバテると、急速に株が弱ってきます。
できるだけ長く栽培するために、風通しを確保し、西日に当てないようにします。

 

どうしても西日が当たる場所には、遮光ネットなどを設置して遮ってあげましょう。
低温の症状は栽培初期、高温の症状は栽培後半になると起きやすくなります。

 

7.病気
キュウリがかかりやすい病気はいくつかあります。
葉の表面にうどん粉をふったような症状が出るうどん粉病や、
ツルや実が白っぽいカビに覆われる菌核病などです。

 

うどん粉病は、葉の表面で白いカビが繁殖することで広がっていきます。
病気が進むと、だんだんと葉がしおれて落ちるようになり、株も弱ります。

 

株が弱ると、実を育てるほどの力がなくなるため、
実も小さいうちに枯れてしまうことが多くなります。

 

菌核病は、実そのものがカビに覆われたようになって枯れてしまいます。
いずれの病気も、栽培に適した環境と管理をすることで、予防できる病気です。

 

薬剤を使っての防除もできるため、
できるだけこういった病気にかからないように気を付けましょう。

 

8.受粉
キュウリは単為結果性のある野菜なので、受粉しなくても実が大きくなります。
基本的には、虫などの媒介や人工受粉も必要ありません。

 

ところが、稀に受粉をした方が、実付きが良くなる場合があります。
もし上記のいずれの原因も当てはまらなかった場合は、
ダメ元で人工受粉をしてみましょう。

 

晴れた日の午前中に、開花した雄花を摘んで花びらをとり、
雌花に直接あてて花粉をつけます。

 

人工受粉で、実付きが改善されることがあるので、試してみてください。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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