霜知らず地這きぬの輝き
霜知らず地這きぬの輝きは、株式会社 トーホクのトーホク交配のキュウリです。
この品種は、「霜知らず地這」と品種名にあるように、
霜がおりはじめる頃まで収穫できる、地這栽培に最適な品種です。
また、霜知らず地這きぬの輝きは病気に強い品種として人気が高いです。
霜知らず地這きぬの輝きの特徴や栽培のコツについて詳しく紹介していきます。
[霜知らず地這きぬの輝き]
■霜知らず地這きぬの輝きの特徴
・果実
果実はオーソドックスな形をしていて、みずみずしく、
見るからにおいしそうなキュウリがとれます。
ツヤがあり、非常にきれいな形をしているだけでなく、
食味も優れているので、お子さまでもおいしく食べることができます。
・地這作りに最適
支柱を立てずに地面の上を這わせて育てる地這栽培に最適な品種です。
支柱を立てる作業や、整枝などの作業を軽減することができます。
しかし一方で、横に這うだけのスペースが必要になるのはデメリットと言えます。
霜知らず地這きぬの輝きの場合は、地這栽培に最適ではあるものの、
支柱栽培も可能なので、どちらが良いかはスペースと相談して決めましょう。
・病気に強い
やや茎葉の混み合う地這栽培に適している品種ということで、
霜知らず地這きぬの輝きは非常に病気に強い品種です。
霜がおりる頃まで長期にわたって元気で強い株を育てられます。
・トーホクの種子
株式会社 トーホク、トーホク交配の種はホームセンターでも手軽に手に入ります。
通販でしか手に入れられない家庭菜園用の種子などもたくさんありますが、
トーホクの種子は手に入れやすいのが魅力です。
ホームセンターやドラッグストア、身近なお店で手に入るということは、
それだけ家庭菜園でも育てやすいということでもあります。
霜知らず地這きぬの輝き以外にも、トーホク交配のキュウリはいくつかありますが、
どれも初心者向きで非常に育てやすくおすすめです。
生はもちろん、和え物にもおいしいキュウリです
■霜知らず地這きぬの輝きの栽培のコツ
・栽培スケジュール
中間地の場合、種まきは3月後半~8月上旬まで行えます。
発芽適温は25~30度、生育適温は20~30度となります。
・定植まで
ポットで育苗してから畑に定植させます。
ポットには約2~3粒をまいて、発芽したら元気の良い1本を残します。
だいたい本葉が3~4枚になる頃が植え付けの適期です。
・畑の準備
1平方メートルあたり、堆肥3キロ、苦土石灰100グラム、
化成肥料100グラムを施しておきます。
・定植
幅2メートル、株間は約50センチほどに定植します。
最初に伸びたつるの7~8節目までに咲いた雌花と脇芽は摘み取ります。
・栽培ポイント
株元にしきワラなどのマルチングを行うと、雑草を防止することができます。
また、マルチングは地面の乾燥防止にも役立ちます。
キュウリの地這栽培では、果実がそのまま地面についたままになるので、
マルチングをしておくことで汚れも軽減でき、一石二鳥です。
・追肥
草勢を見ながら30グラムほどの化成肥料を数回施肥します。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方