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夏太郎

 

 

夏太郎は、タキイ種苗株式会社 タキイ交配のキュウリの品種です。

 

家庭菜園における一般的なキュウリ栽培は、つるを縦に伸ばす、
立体栽培が推奨されています。

 

しかし、夏太郎は地這い栽培が推奨されている珍しい品種です。

夏太郎の特徴と魅力、栽培のコツをご紹介します。

 

 

[夏太郎]

 

 

■夏太郎の特徴

 

・地這い栽培の良いところ
地這い栽培の良いところは、つるをほぼ放任して伸ばすことができるため、
管理作業の時短が可能となる点です。

 

一般的なキュウリの立体栽培では、植え付けと同時に支柱を立て、
誘引や摘芯といった作業をしなくてはいけません。

 

しかし、夏太郎が推奨している地這い栽培では、
植え付けたら支柱なしで、そのまま地面につるを這わせればいいだけです。

 

資材購入のコストカットもできますし、時間がない方には非常におすすめです。

 

また、夏太郎をはじめとする地這い栽培の作型に適している品種は、
耐暑性が高いことも魅力のひとつです。

 

・地這い栽培の悪いところ
一方で、少しデメリットと言わざるを得ない点もあります。
それは、スペースを要することです。

 

キュウリの立体栽培は、プランターやコンテナでも栽培が可能ですが、
地這い栽培となると、プランターやコンテナでの栽培は難しく、
畑のスペースが必要になります。

 

 

夏太郎は、漬け物、キムチ、ナムルなどで歯応えとみずみずしさが堪能できます。

 

 

・病気に強い
夏太郎は、病気に強い品種です。
キュウリがかかりやすいといわれている、うどんこ病やべと病に耐病性をもちます。

 

また、地這い栽培にすることで、地温上昇や台風などの影響を受けにくいため、
より、病気に強い栽培が可能となります。

 

ただ一点、夏太郎にも短所があります。
それは、近年脅威とされているウィルス病への耐病性がないことです。

 

それをカバーするのが、夏太郎Vという後継品種です。
今から購入するのであれば、間違いなく、夏太郎Vの方がおすすめです。

 

・夏太郎V
夏太郎Vは、ズッキーニ黄斑モザイクウィルスに強い耐病性を発揮します。

 

夏太郎にはない耐病性が加わったことで、さらに安心して、
キュウリ栽培が行えるようになりました。

 

栽培方法など、とくに大きな変更点はありません。

 

 

 

 

■夏太郎の栽培のコツ

 

・畑の準備
畑の準備は、一般的な露地栽培と変わりません。

 

・種まき
地這い栽培の場合、畝間は約180センチ、株間も約50センチと、
スペースに余裕をもって、種まきを行います。

 

・整枝
地這い栽培の場合、整枝などの作業は基本的に不要です。

ただし、つるが育ってくるともつれて立ち上がってしまうことがあります。

 

果実の上に葉が重なりすぎると生育にも影響が出てくるので、
こういった場合は、程良く整枝して混み合わないように調整します。

 

・収穫
地這い栽培は、普通の立体栽培と比べて、
果実がどこになっているのか見つけにくいというデメリットがあります。

 

キュウリのとり遅れ、とり遅れることによってのなり疲れを防ぐためにも、
収穫は、葉をかき分けるようにして充分に気を付けてください。

 

大きくなってしまったキュウリが見つかった場合は、
株への負担のバランスを整えるため、やや小さいキュウリを収穫して、
なり疲れを防いでください。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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