ロジグリーンならキュウリとミョウガの和え物にも♪
ロジグリーンは、大和農園から新品種として発売されたキュウリの品種です。
2019年1月発売のため、品種としての評価はまだまだこれからですが、
大和農園から新しく発売される家庭菜園用品種として期待されています。
ロジグリーンの特徴と魅力、栽培のコツをご紹介します。
[ロジグリーン]
■ロジグリーンの特徴
・名前の由来
ロジグリーンの「ロジ」は、露地栽培を意味します。
耐病性や耐暑性に優れていているので、露地栽培でも育てやすい品種です。
家庭菜園向けに発表された品種ですので、
家庭菜園にまだ慣れていない方にもおすすめしたい品種のひとつです。
また、ロジグリーンの「グリーン」は、そのまま緑色を意味します。
昔ながらのキュウリのような、青々とした濃い緑色をしている品種なので、
見た目も良く、おいしいキュウリを収穫できます。
・果実の長さ
果実の長さは、約22センチでキュウリとしては平均的なサイズです。
・耐病性
キュウリは、日本の夏の暑さや強い雨風によって病気になりやすくなりますが、
うどんこ病、褐斑病に耐病性をもっているので、ロジグリーンならば、
安心して育てることができます。
また、暑さにも耐性があります。
・生育
草勢はやや強めで、側枝が良く伸びるので、初期から収量をあげられる品種です。
また、スタミナのある品種なので、長期にわたって収量をキープできます。
・主枝着果率
ロジグリーンの露地栽培における主枝着果率は、
春まきの場合、約30~50パーセントです。
他品種と比べてやや抑えられるので、その分、株への負担は少なく、
なり疲れしにくいため、初心者でも栽培の管理が容易です。
・食味
歯切れの良い食感が味わえるので、サラダや野菜スティック、お漬物、
いろいろな食べ方で楽しむことができます。
家庭菜園では、とれたてのキュウリを味わうことができるので、
とれたばかりのロジグリーンを丸かじりするのもおすすめです。
・価格
家庭菜園用の小袋は、一袋17粒入りで、486円(税込)です。
■ロジグリーンの栽培のコツ
・種まきと育苗
ポットに2~3粒の種をまき、育苗します。
発芽適温は25~30度と春まきにしては、少し高い温度が必要になるので、
低温期には保温・加熱ができるとベストです。
発芽したあとは、健全に育っているものを残して1本立てにします。
・定植
元肥は、1平方メートルあたり苦土石灰100グラム、堆肥3キロ、
化成肥料150グラムを入れて良く耕します。
畝幅は約1メートルほど取り、支柱を立ててネットを張り、
株間は60センチほどで定植させていきます。
・追肥
追肥は、定植後2週間ほどしたら化成肥料10グラムを与えます。
それ以降の追肥も、2週間置きに忘れず行います。
・整枝
親づるの6節目までの脇芽は全て摘み取ります。
7節目以降の子づるは、葉を2~3枚ほど残して摘芯します。
孫づるに関しては、葉の混みあい具合を見ながら随時整理していきます。
親づるの摘芯は、20~24節目で行います。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方