ミニキュウリ、一般的なキュウリに比べ、
三分の二から半分くらいの実がつく品種です
標準的なキュウリに比べて小さい実がつくため、
総称として「ミニキュウリ」と呼ばれています。
育て方としては、標準的なキュウリとほとんど同じですのでこちらをご覧ください。
>>ミニキュウリの育て方
ミニキュウリをおいしくたくさん育てるための、コツをご紹介しますね。
ミニQも人気の品種です
■ミニキュウリ栽培のコツ
1.支柱やネットは必要
ミニキュウリは、普通サイズのキュウリに比べると、
節間が短くコンパクトに育つ傾向があります。
コンパクトに育つので、鉢植えやプランターでの栽培でも挑戦しやすいです。
コンパクトに育つとはいっても、つるは伸びます。
普通のキュウリを育てるのと同様に、
支柱やネットを設置して、つるを誘引すると良いミニキュウリができます。
誘引せずに育てると、つるや葉、花、実などが土と触れてしまい、
病気の感染率が上がたり腐りやすくなります。
また、わき芽が伸びて子づるや孫づるとなり、つる同士が絡まってしまい、
風通しが悪くなったり、つるが傷んだりします。
苗を定植する時に、支柱やネットを設置しておき、
つるが伸び始めたら誘引していくようにしましょう。
2.株間は十分に
ミニキュウリはコンパクトに育ちますが、つるが伸びる分、根も伸びます。
一般的なキュウリであれば、鉢は10号に1株、
プランターなら60cmの深型に2株が基本です。
ミニキュウリの場合は、鉢であれば8号に1株、
プランターなら60cmサイズに2株が目安となります。
コンパクトに育つ分、少し小さいサイズの容器でも育てられますが、
複数の株を育てる場合は、十分な株間をとると生長が格段に良いです。
株間が狭いと、葉と葉が触れ、大きく育ってくると風通しが悪くなります。
キュウリは風通しの悪さから病気が発生しやすくなるため、
できるだけ風通しは確保しておきます。
つるが伸びても葉が触れあわないよう、株間をとっておきましょう。
3.収穫タイミングを逃さず
ミニキュウリは実が小さく、節間も狭くてコンパクトに育ちますが、
キュウリの性質として、収穫適期が大切なことは変わりません。
実が大きくなるスピードが速いので、収穫のタイミングはとても重要です。
収穫する実のサイズが小さい分、収穫適期のサイズになるのも早いです。
ミニキュウリも、とり時を逃すと、丸々と太ってしまいます。
ころころとして見た目は少しかわいいですが、株に負担がかかります。
品種によっては、節ごとに2個~3個の実がなることもあるため、
株への負担が大きくなり、その後の収穫量が落ちます。
樹をよく観察し、収穫できるくらいのサイズになったものは、
採り忘れのないようにしてあげましょう。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方