キュウリ 受粉 必要

キュウリの育て方.com

キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

ホーム » キュウリ栽培Q&A » キュウリの受粉は必要?

キュウリの受粉は必要?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

所要時間 約 4分

スポンサードリンク


kyuri053

キュウリは受粉が必要なの? 受粉のコツは?

 

 

ウリ科のキュウリの花は、トマトやナスなどナス科の果菜類と違い、

雄花と雌花が別々の場所に咲きます。

 

基本的にはキュウリは受粉の必要はありません。
それは何故なのか、受粉したらどうなるのか詳しくご説明します。

 

 

[キュウリの受粉は?]

 

■キュウリの受粉は?

 

・キュウリは雄花と雌花が別
トマトやナスなどのナス科の果菜類は、
一つの花のなかに雄しべと雌しべがあり、
雌しべに花粉がつくことで受粉され、実が付きます。

 

しかしキュウリの花のつきかたは、ナス科の果菜類と違い、
雄花と雌花が別々の場所に咲きます。
これはウリ科の特徴なんですね。

 

・カボチャやスイカの授粉
しかし、カボチャやスイカなどのウリ科は、人工的に受粉を行う必要があります。
受粉の仕方は雄花を摘み、花びらをとって雄しべのみの状態にし
雄しべの花粉を雌花の雌しべにつけることで受粉が完了します。

 

そして、実をつけ、肥大します。
このように人工的に受粉させることを人工授粉と言います。

 

 

受粉せずに実るキュウリ

 

 

・キュウリは授粉せずに肥大
カボチャやスイカなどと違い、キュウリは受粉しなくても、
実が大きくなる性質を持っている品種(=単為結果性)が多く、

 

一般的に栽培されているキュウリは単為結果性が強い品種なので、
人工的に受粉をしなくても、キュウリが実をつけ、肥大します。

 

*単為結果性とは、受粉しくても実をつけ、肥大する性質のことです。
雌花さえあればキュウリが実をつけます。単為結果性が強いので、
雄花はほとんど必要ないと言えます。

 

現在、品種改良により雄花が出ないまたは咲かない品種もあります。
雌花が咲いていれば実をつけますので問題はないです。

 

 

受粉したキュウリは、食感が悪いです

 

 

・キュウリが授粉すると?
通常、キュウリを受粉させると種ができ、その周りを硬い皮や殻が覆います。

 

キュウリは単為結果性を持っていて、この単為結果性でできた実は、
無核果と言い、種の周りの硬い皮などが無い状態になります。
キュウリを食べると種がないことが分かると思います。

 

受粉すると、種の周りに少ししっかりした皮ができてしまい、
食感があまりよくなくなります。
食べることはできますが、受粉しないほうがおいしいです。

 

なので、良いキュウリを作るためには、
良い雌花を咲かせることが重要になります。

 

■良い雌花を咲かせるには?
・日当たりの良い場所で栽培する
・肥料切れを起こさないようにする
・水分不足にならないように気をつける

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方



スポンサードリンク

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の記事!

管理人=片岡静
お問い合わせはここからお願いします
カテゴリー
スポンサードリンク

最近の投稿

リンク集
人気の投稿とページ
キュウリ キムチ炒め ミニキュウリ ツナ もやし コツ キュウリ苗 遅まき 品種 スープ 育て方 エビ 雨降り 整枝作業 おすすめ品種 食べられる 水やり キュウリボート キュウリ栽培 秋キュウリ まぜ寿司 収穫 四葉キュウリ ピクルス プランター 家庭菜園 サラダ エノキ ナムル
ランキング