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キュウリは生で食べるもの、というイメージが強いですが、
日持ちがあまりしないのが難点です。
家庭菜園でキュウリを育てている方は、毎日何本もキュウリが収穫できて、
嬉しい反面どう消費して良いのか分からない、という方も多いようです。
キュウリをたくさん消費するレシピも色々ありますが、
毎日大量のキュウリでは飽きてしまいます。
キュウリをできるだけ長く保存するための保存食には、
どのようなものがあるのでしょうか。
[きゅうり 保存食 人気]
■きゅうり 保存食 人気
保存食と聞くと、どうしても手間がかかって面倒に思えます。
けれど、キュウリの保存食の中には、簡単なものがたくさんあります。
その中でも、特に人気のある保存食をご紹介します。
・漬物
キュウリといえば、ぬか漬けにする野菜の代表ですが、
それ以外にも色々な漬物に加工できます。
漬物といっても、シンプルな塩漬けや酢漬けから、
醤油やトウガラシなどで味付けをしたタレに漬け込んだもの、
洋風になればピクルスと、種類は様々です。
漬物を作る時、レシピによって大きく分かれるのが、
最初に下漬けをするかどうかです。
下漬けとは、塩もみをして置いておくことで、味付きのタレに漬け込む前に行う作業です。
下漬けをしておく時間は、好みやレシピによって異なりますが、
下漬けをすることでキュウリの余計な水分が抜け、塩の下味がつきます。
もちろん、下漬けをしないレシピもありますが、
日持ちを優先するなら、下漬けをする方がお勧めです。
また、下漬けしたキュウリを漬けるタレを、熱々でキュウリにかけるか、
冷ましてからかけるかでも、キュウリの食感が変わります。
漬物と一口に言っても、色々なバリエーションが楽しめるので、
自分好みの漬物を模索するのも楽しそうです。
・佃煮
キュウリは炒めたり煮たりといった加熱調理に向かないイメージがありますが、
そんなことはありません。
佃煮にすることで、キュウリに含まれているたくさんの水分が抜け、日持ちします。
ご飯のおともやお茶うけ、お酒の肴にすることもできます。
佃煮の基本の作り方としては、刻んだキュウリを炒めて、合わせ調味料を加えます。
その後、水分を飛ばしながら炒め煮にすれば、佃煮の完成です。
一度にたくさんのキュウリを消費できますし、冷蔵保存しておけば、長い間保存できます。
漬物よりもたくさんの水分を飛ばすので、大量消費をしたい時にもお勧めです。
・干しキュウリ
近年注目されている干し野菜ですが、実はキュウリも干して乾燥させることにより、
保存食として長期保存ができます。
作り方はとても簡単で、薄く切ったキュウリを干しザルに並べ、
風通しの良い場所に置いておくだけです。
時々裏返しながら数日かけて乾燥させ、
キュウリが乾燥したら保存袋や瓶に入れます。
完全に乾いているのであれば常温保存もできますが、
少し水分が残っている半生状態であれば、保存袋に入れて冷凍庫に入れておけば、
半生でも長期の保存が可能になります。