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■キュウリの和風ピクルス
キュウリといえば、漬物にすることも多い野菜です。
日本ではぬか漬けやパリパリ漬け、Qちゃん風の漬物など、
たくさんのキュウリを使った漬物があります。
韓国でもキュウリのキムチがありますし、洋風なればピクルスがあります。
キュウリの漬物は好きだけれど、ちょっと塩分が気になる方や、
ピクルスは酸っぱすぎて苦手という方は、
両方の良いところをとった和風のピクルスはいかがでしょうか。
漬け汁に白だしを入れることで、風味豊かな出汁を堪能できます。
それに加えて、一般的なピクルスに比べて酸味が柔らかいので、
酸っぱすぎる漬物やピクルスが苦手な方にもお勧めです。
さらに、出汁をきかせることによって、塩分を控えめにすることもできます。
●材料
キュウリ……3本~5本
ミョウガ……3本
鷹の爪……1本
塩……小さじ1
(ピクルス液)
水……150cc
酢……100cc
白だし……大さじ3
砂糖……大さじ2
淡口醤油……小さじ1
●作り方
1.キュウリは洗って表面の水をふき取り、ヘタを切り取ります。
長さを3等分くらにして、縦に半分か四等分します。
ミョウガは洗って水気をふき取り、硬いところを取り除いてから、縦に四等分します。
鷹の爪はヘタと種を取り除き、小口切りにします。
2.キュウリをボウルに入れて塩を加え、全体にもみこんで30分~1時間ほど置きます。
小鍋にピクルス液の材料を全て入れ、中火にかけます。
沸騰して砂糖がとけたら火を止め、粗熱をとります。
3.キュウリは水気をぎゅっと絞り、キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。
容器にキュウリ・ミョウガ・鷹の爪を入れ、粗熱がとれたピクルス液をそそぎます。
全体がすっかり冷めるまで常温に置き、冷めたら冷蔵庫に入れて冷やします。
3時間ほど休ませたら、出来上がりです。
●ポイント
キュウリの切り方はお好みで構いませんが、
太く切ると短い漬け時間では味がなじまないことがあります。
辛い物が苦手な方は、鷹の爪を減らすか、入れずに作っても構いません。
保存は冷蔵庫で1週間が目安になります。
サラサラとたくさん食べられます。
■キュウリたっぷり冷や汁
日本の夏は、高温多湿で、じっとしているだけでも汗が流れて体力を奪われます。
温暖化の影響やヒートアイランド現象などにより、
日が暮れても気温が下がらず、体にこもった熱も抜けにくいことがあります。
そんな時に恋しくなるのが、冷たい食べ物です。
冷たい食べ物ばかり食べていると、夏バテを助長することもあるとは分かっていても、
やはり熱々の料理を食べる気になれないのも事実です。
冷たい料理といえば、素麺や冷やし中華などがありますが、
ご飯を使った料理にも、冷たいものがあります。
それが冷や汁です。
簡単に言えば、冷たい味噌汁をご飯にかけたものですが、
ただ単に冷えた味噌汁とはわけが違います。
本来なら、焼いたアジの身を使いますが、
今回は簡単に水煮のツナを使ったレシピをご紹介します。
●材料
キュウリ……2本
ミョウガ……2個~3個
豆腐……150g
ツナ(水煮)……1缶
炒りゴマ……大さじ3
味噌……大さじ3
水……400cc
ご飯……お茶碗軽く2杯分
●作り方
1.ボウルなどに味噌と炒りゴマを入れ、そこにツナを汁ごと入れてよく混ぜます。
耐熱容器にオーブンペーパーを敷き、そこに味噌をのせて広げ、
トースターで表面に焼き色がつくまで焼きます。
薄い輪切りにして、塩(分量外)をふって揉んでおきます。
ミョウガは洗って軸の先を少し切り、輪切りにします。
豆腐は小さめの一口大にちぎっておきます。
3.トースターで焼いた味噌を大きめの器に入れ、水を少しずつ加えながら味噌をとかします。
味噌がとけたら、ミョウガと豆腐を入れ、絞ったキュウリも加えてざっと混ぜます。
器にご飯を入れ、冷や汁をかけたら出来上がりです。
●ポイント
味噌の表面をトースターで焼くことで、独特の香ばしさが出るので、
この工程はできるだけ飛ばさないようにしてください。
キュウリやミョウガの他に、シソやネギなどを加えるのもお勧めです。
味噌を水でとくので、冷たい水を使えばそれなりに冷たくなりますが、
キンキンに冷えた冷や汁が食べたい場合は、氷を入れてください。
その場合は、少し濃いめに味噌をとくのがポイントです。