霜しらず秋どり胡瓜
霜しらず秋どり胡瓜は、アタリヤ農園のキュウリの品種で、
晩秋まで長く収穫出来るキュウリです。
立体栽培にも地這栽培にも適しているので、畑のスペースに応じて、
栽培方法を変えることができます。
霜しらず秋どり胡瓜の栽培期間や特徴についてまとめました。
[霜しらず秋どり胡瓜]
■霜しらず秋どり胡瓜の特徴
・暑さに強い
秋どりキュウリの品種はいくつかありますが、
共通していえるのは、暑さに強いということです。
春まきで、夏に収穫するのが一般的なキュウリ栽培ですが、
その時期を少しずらすことができるので、真夏の高温期が生育真っ盛りとなります。
その時期を乗り越えられる品種なので、秋までしっかりと収穫することができます。
・病気に強い
暑さに強い霜しらず秋どり胡瓜ですが、病気にも強いです。
生育が良く、高温期に旺盛に生育するので、
病気にかかりやすい蒸れやすい時期でも病気のリスクが減らせます。
・果実
果実はやや太さがあり、しっかりとした印象です。
ツヤのある濃い緑色のキュウリで、果形が揃いやすく、肉質も良いです。
・どこでも栽培できる
栽培の開始時期は異なりますが、日本の気候に良く合うキュウリなので、
どの地帯であっても、栽培しやすい品種です。
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■霜しらず秋どり胡瓜の栽培のコツ
・適作型
露地栽培に適したキュウリの品種です。
立体栽培と地這栽培のどちらでも栽培できるのが、
この霜しらず秋どり胡瓜の魅力です。
・立体栽培
支柱を立てて3本仕立てにするなど、立体的に栽培することができます。
地這栽培と違って支柱に誘引させるなどの管理が必要になりますが、
省スペースで栽培できるので、コンパクトに栽培が可能です。
一般的なキュウリ栽培といえば、立体栽培なので、
初心者の方はまず、立体栽培を選択すると良いでしょう。
・地這栽培
地這栽培はその言葉の通り、地面に這わせて栽培する方法のことです。
地面に這わせて栽培する分、畑のスペースが必要になりますが、
支柱などの資材は不要で、誘引などの管理作業を時短できます。
葉が混み合うので、なった果実を見つけにくかったり、
株が蒸れ、病気になってしまうこともあるので、中級者向けの栽培方法です。
・種まきの適期
北海道では、5月下旬~7月上旬頃が種まきの適期です。
北海道を除いた寒冷地では、4月下旬~7月中旬頃まで種まきができます。
本州の平地では、4月中旬頃~8月上旬頃が種まきの適期で、
四国や九州などの暖地は、4月上旬~8月下旬頃が種まきの適期です。
一般的なキュウリ栽培の種まきの適期と比べると、
約2か月くらい、ずれ込みます。
暑さに強い性質をもっているので、ゆっくり種まきをしても、
しっかり旺盛に生育して、晩秋頃までキュウリを収穫することができます。
・栽培の注意点
秋どりキュウリですが、過熟になりすぎると食味を損なうだけでなく、
株に大きな負担がかかります。
株に負担がかかりすぎると、晩秋まで収穫できなくなってしまうので、
やや早どりするように心がけましょう。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方