真夏の金うりと思われる画像
真夏の金うり
真夏の金うりは、サントリーから出ているキュウリの品種です。
サントリーというと、ドリンクや酒類のイメージが強いと思いますが、
実は園芸部門にも力を入れていて、たくさんの野菜、花を出しています。
その中の1つである、
真夏の金うりの特徴と栽培のコツをご紹介します。
[真夏の金うり]
■真夏の金うりの特徴
・暑さに強い沖縄キュウリ
真夏の金うりは、”沖縄キュウリ”とよばれるタイプに属しています。
そのため、見た目はスーパーで売られているキュウリとは大きく異なります。
色はオレンジがかったイエローで、太さがあり、
キュウリというよりは、瓜のような見た目をしています。
沖縄キュウリということもあって、暑さにはとても強い性質です。
気温が40度を超えても元気に育ってくれるので、とても安心です。
また、暑さに強いことで病害虫の影響も受けにくいため、
防除などの作業も軽減することが出来ます。
・食べ方
沖縄キュウリは皮を剥いて食べる野菜です。
皮の色が黄色く熟してきた頃が食べ頃で、皮を剥いてから種をとり、
果肉部分のみを食べます。
弾力のあるコリコリとした食感で、生食しても美味しいですが、
煮物や炒め物にも適しています。
放任栽培ができます
■真夏の金うりの栽培のコツ
・地這い栽培用品種
真夏の金うりは、地這い栽培用の品種なので、
地這い栽培用品種の栽培方法に準じます。
青長形地這やじばいげんき、夏太郎などの品種が有名です。
いずれも、沖縄キュウリではありませんが、同じ地這い栽培用品種です。
・栽培ポイント
主枝への着果率は、60パーセントほどです。
節成性の高いタイプなので、基本的には整枝の作業は不要です。
放任で育てられるので、家庭菜園初心者の方や時短を目指す方、
少労力で多くのキュウリを収穫したい方に適しています。
どんどん果実が実る真夏の金うりですが、着果が少なく、
葉ばかりがどんどん茂ってくるときには、芽の先端を摘み取って、
側枝を伸ばすようにすると良いでしょう。
露地栽培にも適していますが、プランターやコンテナでも栽培可能です。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方