夢みどり21胡瓜
夢みどり21胡瓜は、株式会社アサヒ農園のキュウリの品種です。
平均的な20センチ強のこのキュウリは、
非常に病気に強い性質があります。
なので日本の暑い夏に耐え抜く力をもっています。
夢みどり21胡瓜の特徴と栽培のコツをご紹介します。
■夢みどり21胡瓜の特徴
・病気に強くつくりやすい
うどんこ病、べと病、褐斑病に耐病性をもっている品種なので、
梅雨の時期や梅雨明け後の高温期に非常に強い品種です。
アサヒ農園のHPでも、
とくに夏の高温期に力を発揮する品種との明記があり、
夏の栽培を容易にしてくれます。
・葉が生い茂りにくい
夢みどり21胡瓜の葉は標準よりもやや小さく、葉が生い茂りにくいです。
摘葉の手間が少なく済み、コンパクトに栽培できます。
また、葉が生い茂らないことで葉に日光が当たりやすく、
株の中の通気性を良くすることができるので、
病気や害虫の防除にもつながります。
・果実
果実の重さは約100グラム、
長さが約21~22センチ頃になった頃が収穫の適期です。
色ツヤが良く真っすぐでピカピカのキュウリが収穫できます。
・多収性品種
主枝には花がビッシリとつき、早くからたくさんのキュウリがなります。
また、側枝の伸びも良く安定した収穫を得れる多収性品種です。
■夢みどり21胡瓜の栽培のコツ
・定植前の注意点
種まきした後は育苗し、本葉3枚ほどの若苗を定植させます。
定植時にはしっかりと畑に水やりを行い、活着を促します。
・低温時の注意点
地温は必ず15度以上をキープします。
低温下でのトンネル栽培時は、より地温に注意して栽培してください。
・管理における注意点
葉は生い茂りにくいですが、そのまま放任で育てることはできません。
夢みどり21胡瓜はとても生育が旺盛なので、
こまめな摘芯・摘葉は必要です。
また、果実のなりが良く、多く収穫できる品種のため、
肥料切れには充分注意してください。
肥料が切れて株の元気がなくなってしまうことが多いので、
一番果収穫頃から約7~10日に1度肥料を与えてください。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方