夏の旋風(なつのかぜ)

キュウリの育て方.com

キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

ホーム » キュウリ 品種 » 夏の旋風(なつのかぜ)

夏の旋風(なつのかぜ)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

所要時間 約 5分

スポンサードリンク


夏の旋風

 

 

夏の旋風(なつのかぜ)は、株式会社 久留米原種育成会のキュウリの品種です。
きれいな形のキュウリは、とても品質良く、草勢の良い夏の最高品種です。

 

安定して多収が見込め、病気や暑さに強いなど、
非常にバランスが良く、とても育てやすいキュウリです。

 

夏の旋風の特徴や栽培のコツについてまとめました。

 

 

[夏の旋風]

 

 

■夏の旋風(なつのかぜ)の特徴

 

・草姿
主枝の茎は、中~太めで、伸張性があり、生育が早いです。
子枝の発生は良く、各節より安定して発生します。

 

孫枝は、下~上節位から力強い枝がゆっくりと発生します。

 

・果実
果実の大きさは、約22~23センチ、重さは、100~120グラムほどです。

 

キュウリは大きくなりすぎると食味を大きく損なうので、できるだけ、
早どりを心がけましょう。

 

果形は頭からお尻まで、程よい太さで円筒形をしています。
果実の色ツヤが良く、秀品率が高いです。

 

・収量
夏の旋風(なつのかぜ)は、果実の肥大性に優れた品種です。
枝の動きはゆるやかなので、肥大性と相まって、収量に波が出にくいです。

 

スタミナが試される栽培後半もしっかりと高品質、多収を見込めるので、
はじめからおわりまで、波なく安定感のある栽培が可能です。

 

 

■夏の旋風(なつのかぜ)の栽培のコツ

 

・適作型
普通露地栽培、露地抑制栽培に最適です。

 

普通露地栽培では、4月中旬~6月中旬頃の種まきが適期となり、
植え付けの適期は、5月中旬頃~7月中旬頃です。

 

だいたい、4ヶ月間ほど収穫することができます。

 

露地抑制栽培では、春まきよりもやや栽培スケジュールがずれて、
6月中旬~8月中旬頃の種まきとなります。

 

抑制栽培ではだいたい、約3ヶ月~3ヶ月半ほど収穫ができます。

 

・雌花着生率
3月~4月の種まきの場合、主枝は30~40パーセント、子枝は60~70パーセントです。
5月~6月の種まきの場合、主枝は20~30パーセント、子枝は50~60パーセントです。

 

各節1~2果ずつなりますが、基本は1果成りです。

 

・植え付けの注意点
植えつける穴は、植え付けの2~3日前に充分潅水しておき、
本葉3~3.5枚の苗を深植えにならないように定植させます。

 

定植後はスムーズに活着できるよう、こまめに水やりを行い、
素直に生育させます。

 

・地温管理
トンネル栽培の場合、初期生育までは地温の確保に努めますが、
夏秋栽培(露地栽培)の場合は、地温の上昇を抑えるために、
黒マルチやシルバーマルチを使って、上手く地温をコントロールします。

 

・追肥
果実の肥大性に長けているので、追肥は早めにこまめに行います。
水やりの代わりに液体肥料を与えるのも良いです。

 

・生育の良くないとき
活着不良や草勢の弱いときは、10節目くらいまでの雌花を全て摘み取ります。

 

・摘芯
普通摘芯栽培の場合の下段~中段の孫枝、
低節位摘芯栽培の下段と上段の孫枝とひ孫枝は、2~3本半放任して、
生長点の確保をします。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



スポンサードリンク

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の記事!

管理人=片岡静
お問い合わせはここからお願いします
カテゴリー
スポンサードリンク

最近の投稿

リンク集
人気の投稿とページ
遅まき エノキ 家庭菜園 ツナ 収穫 育て方 キュウリ ピクルス キュウリ苗 食べられる コツ スープ 整枝作業 ナムル キュウリボート プランター 秋キュウリ キムチ炒め 雨降り サラダ もやし 水やり ミニキュウリ 四葉キュウリ キュウリ栽培 まぜ寿司 おすすめ品種 品種 エビ
ランキング