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キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

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スライス

 

 

スライスは、サンドウィッチやサラダなど、
キュウリをスライスして使用する時に適したアメリカタイプの品種です。

 

華南系、華北系、ピックル型などのタイプがあるキュウリの中で、
スライス系は果肉が厚く、なめらかです。

 

あまり日本では栽培されていないタイプの品種ですが、
タキイ種苗店さんから出ていて、日本でも栽培ができます。
スライスの特徴と育て方のコツをご紹介します。

 

 

[スライス]

 

 

■スライスの特徴

 

・家庭菜園ならではの品種
スライスタイプのキュウリは、あまり日本では栽培されていません。
元々キュウリはインドから中国へ、シルクロードを渡って広がりました。

 

その後、奈良時代に日本へ入ってきたため、
アメリカタイプや、ヨーロッパのピックル系、
英国温室系のキュウリは非常に珍しいものです。

 

スーパーなどの市場には、あまり出回らないタイプなので、

スライスタイプの品種を家庭菜園で育てることも面白いです。

 

・スライスキュウリの使い方
果肉が厚くて締まりが良いので、
サラダや、サンドウィッチ、ハンバーガーなど、洋食に適しています。
日本の酢の物や和え物にもおいしいです。

 

スライスキュウリの断面は非常に綺麗なので、
鮮やかさも増し、食欲をそそります。

 

・栽培が簡単
スライスは初期から多収で収穫しやすい品種です。

 

また、べと病やうどんこ病、ZYMVなどのウィルス病に非常に強く、
家庭菜園でも栽培しやすいのが特徴です。

 

 

■スライスの栽培のコツ

 

・仕立て方
キュウリ栽培は、整枝がとても大切です。
スライスは、親づると、子づる2本の3本立てにして管理していきます。

 

親づるは、支柱の高さ(約160センチ)程度で摘心します。
中~上段の孫づるは放任しますが、隣の株とぶつかるようになったら、
適宜摘芯します。

 

子づるは、本葉2枚を残し、その先で摘心します。
下段より発生する孫づるは、地面につかない程度に摘芯してください。

 

下から5~6節目くらいまでは、全て除去します。
ここが茂りすぎると病害虫の発生リスクが高まるので、
スッキリさせておくのが良いです。

 

・収穫
スライスの収穫適期サイズは、果長約24センチ、直径5センチほどです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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