スティックミニ
スティックミニは、長さ12~15センチほどのミニキュウリで、
丸かじりができ、食味が良いです。
この品種は、ドリンクなどの販売で知られているサントリーの、
「サントリーフラワーズ 本気野菜キュウリ」のシリーズの一つです。
スティックミニは、家庭菜園でも、本格的なキュウリが簡単に栽培できるように、
と作られた品種なので、育てやすく、とてもおいしいです。
[スティックミニ]
■スティックミニの特徴
・丸かじりできるおいしさ
シャキシャキした歯切れの良い食感と、甘みがこのキュウリの特徴です。
そのまま丸かじりしてもおいしく、
切らずにそのまま野菜スティックにして食べてみてください。
マヨネーズ、味噌マヨネーズ、バーニャカウダなど、
ディップソースを変えれば、毎日飽きずに楽しめます。
・なり疲れしにくい
次々に収穫できますが、小さいサイズでの収穫のため、
なり疲れしにくく高収量を保てます。
・プランター・コンテナ栽培もできる
露地栽培もできますが、プランターや、コンテナでも栽培ができるので、
ご自宅のベランダなど、比較的狭いスペースでも育てられます。
狭いスペースでも育ちやすいです
■スティックミニの栽培のコツ
・栽培環境
日当たりが良い場所を選んでください。
また、ウリ科の作物を連作すると、
つる割れ病などの病気にかかりやすくなったり、生育が悪くなります。
キュウリを含む、ウリ科の作物を育てたことのある場所での栽培は、
最低2年は空けるようにしましょう。
・土づくり
植え付け2~3週間前に、1平方メートルあたり、
堆肥2キロ、苦土石灰100グラムを良く混ぜ耕しておきます。
植え付け1週間前になったら、配合肥料を100グラム混ぜ、
幅60センチ、高さ20センチの畝を立て、マルチフィルムで覆います。
・植え付け
4月上中旬頃から植え付けの適期に入りますが、
冷涼な土地の場合、まだまだ冷え込みます。
キュウリはナスと比べると冷涼な気候を好みますが、
十分に気温が上がってから植え付けする方が好ましいです。
また、キュウリの葉は一枚一枚が大きく、風の抵抗を受けやすいので、
植え場所を考え、支柱で防風対策をとっておくと安心です。
露地栽培の場合、株間は50センチ以上とります。
生長してきたら早めに支柱を立て、つるを絡ませて、
誘引ヒモを使い、茎葉が折れないようにします。
コンテナ、プランターで栽培する場合は、
20リットル以上入る大きめの鉢を選び、1株ずつ植えていきます。
・追肥
露地栽培の場合、畝の両側に1株あたり50グラムほどの配合肥料を与えます。
プランター、コンテナの場合は、液体肥料を用いても良いです。
・整枝
4節~5節目までに出てくる側枝、雌花は全て摘み取ってください。
その後の側枝は、葉を1~2枚残して、先端を摘み取り、芯止めします。
また、下から5節までの脇芽は、混み合わないように適宜摘み取りましょう。
たくさん収穫できるのでピクルスにも美味しいです
・収穫
スティックミニは、花が咲いてから収穫適期までの肥大が特に早いので、
とり遅れないように気をつけます。
12~15センチほどの大きさが収穫適期サイズですが、
日々観察して、早めの収穫がポイントとなります。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方