コルニション(ピクルスキュウリ) VERT PETIT DE PARIS
コルニションは、ピクルスキュウリという別名をもつ、
ミニキュウリの品種です。
ヴェール プティ ドゥ パリ(VERT PETIT DE PARIS)、
フランス直輸入の種子ですが、インターネット通販を使えば、
日本にお住まいでも、購入・栽培が可能です。
■コルニションの特徴
・ピクルスに適したキュウリ
ピクルスキュウリとも呼ばれるように、太さがあり、
短い品種のコルニションは、ピクルスの材料としてフランスでとても人気です。
瓶詰めになったキュウリのピクルスの商品名としても
「コルニション(コルニッション)」という名前が使われています。
しかし、ピクルスというのは、日本でいうところの「漬物」です。
西洋風の漬物で、塩漬けにしたキュウリなどの野菜を
砂糖や酢などの液につけたものをピクルスと呼ぶので、
必ずしも、ピクルス=キュウリではありません。
マクドナルドのハンバーガーに入っているピクルスがキュウリなことから、
日本ではピクルス=キュウリという認識の方が多いです。
しかしピクルスの定番がキュウリなだけで、
ニンジン、キャベツ、セロリ、ヤングコーンなど、
さまざまな野菜がピクルスの材料として使われています。
MAILLEコルニッション 220g C)e-エスビーフーズ
■コルニションの栽培のコツ
・栽培情報
種まきの適期は3月~7月、収穫は7~10月です。
発芽適温は、約15~20度で、生育には15度~25度くらいの気温が必要な一年草です。
・コルニションの栽培方法
発芽適温を迎えるまでは種まきをせず、
充分に気温が高まってから種まき、育苗、定植とします。
早い時期に種まきをしたい場合は、ハウスなど保温する必要が出てきます。
定植は条間60センチの畝に、株間60センチ間隔で行い、
しっかりと肥料を効かせて栽培します。
通常のキュウリ栽培に準じ、摘芯して草勢を安定させます。
一番花が開花する頃になったら、液体肥料を水代わりに与え、
樹勢の維持、収量アップをはかります。
家庭でも簡単に自家製ピクルスをおいしく作ることができる品種です。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方