ずーっととれるキュウリ
ずーっととれるキュウリは、
サカタのタネの実咲シリーズの品種です。
名前の通り多収タイプの良く実のなる品種で生育も旺盛、
たいへん育てやすい品種です。
■ずーっととれるキュウリの特徴
・収穫期が長く安定している
ずーっととれるキュウリの品種名は、
長期間実がつくことに由来しています。
生育初期~後期までしっかり実がつき、
多くのキュウリを採ることができます。
果実はツヤがあり、曲がり果も少ない秀品率の高いタイプで、
とてもおいしく甘みが感じられるキュウリです。
キュウリの独特の青々しい苦味が苦手なお子様でも、
おいしく食べられます。
・キュウリの加熱調理方法
家庭菜園でキュウリ栽培を始めると、
キュウリを使ったお料理のレシピも気になりますよね。
お漬物やサラダなど生食はとってもおいしいのですが、
そればかりですと飽きてしまうので、加熱調理にチャレンジしてみてください。
ネットではキュウリを使った加熱調理のレシピがたくさん載っています。
煮たり炒めたりしてもおいしい野菜なので、是非、試してみてください。
キュウリとひき肉の相性は抜群です。
キュウリとひき肉をお好きな味で炒めるだけでも美味です!
■ずーっととれるキュウリの栽培のコツ
・種まき~植え付け
まずはポットに2~3粒をまき、
間引きをして本葉が3~4枚になったら植え付けます。
露地栽培の場合は、畝幅約1メートル、株間50センチほどが理想です。
プランター栽培の場合は、大きめのプランターを準備し、
株間40センチほどに植え付けます。
キュウリはベランダ菜園にも適している野菜なので、
省スペースで菜園を営みたい方にも向いています。
栽培難易度としても難しくありませんし、
ずーっととれるキュウリは生育が良いので、
よりプランター栽培にも向いていると思います。
・畑づくりと栽培管理
1平方メートルあたり苦土石灰を150グラム、
完熟堆肥を3キロ、有機配合肥料を100グラム入れ、良く耕しておきます。
若苗を植え付けたら、植え付けと同時に支柱を立てます。
親づるは170センチほどで芯を止め、
子づるは2~3葉を残して芯止めします。
追肥は出来るだけ早めに行います。
プランター栽培の場合は、水やりの代わりに液体肥料を使っても良いです。
・収穫
ずーっととれるキュウリの収穫適期サイズは約21~22センチです。
ずーっととれるキュウリを長くとるためには、
収穫の仕方がカギになってきます。
とり遅れると株に負担が大きくかかり、
一気に収量が減ってしまうので、
収穫適期サイズよりやや小さくても早どりしてしまうのがおすすめです。
生育の良い品種のため、朝は18センチほどだったのに、
夕方には20センチを超えていたなんてこともあります。
果実はあまり大きくしすぎないように気を付けてください。
尚、追肥は5~6本の収穫を目安にすると良いです。
5~6本収穫したタイミングで追肥を行えば、
肥料が切れることなく、長く収穫できます。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方