カルティア
カルティアは、株式会社久留米種苗園芸のキュウリです。
この品種は、つるんとした見た目のイボなしキュウリです。
スーパーで市販されているキュウリは、イボのあるキュウリなので、
家庭菜園では、イボなしのキュウリを栽培して食べてみたい!
という声も大きく、根強い人気があります。
■カルティアの特徴
・イボなしキュウリ
イボなしのキュウリは、いわゆる、ブルームレスとよばれるキュウリです。
通常、キュウリというのはゴツゴツとした見た目のものが主流で、
板摺をして使用している方も多いと思いますが、カルティアには、
そのイボがありません。
とくに有名なのは、「フリーダム」という品種です。
イボのないキュウリの代表品種で、とても人気があります。
イボのないキュウリは、シワもなく、つるんとしているので、
洗いやすく、料理に使ったときの見栄えがとても良いです。
皮が薄く、パリッとした歯切れの良さが味わえるので、
食味も最高で、野菜嫌いのお子様でも食べやすいお味です。
・果実
カルティアの長さは、約22センチほどです。
ツヤがある果実は、一般的なキュウリと比べると淡い色ですが、
発色が良く、水をはじく、とてもきれいな果実になります。
・耐病性
褐斑病とうどんこ病に強いので、自根栽培にも適しています。
・草姿
生育はとても良く、がっちりとした草姿になります。
節間はやや詰まり、側枝は確実に発生して、孫枝も良く伸びます。
日光の光も浴びやすく、果実のなりも早い品種です。
果実の形も安定しているので、収穫はじめから、おわりまで、
しっかりと秀品率の高いキュウリをとることができます。
■カルティアの栽培のコツ
・適作型
適応する作型は、1~3月に種まきするハウス促成栽培や、
ハウス抑制栽培です。
・台木
台木を選ばない品種なので、お好みの台木を選べます。
また、自根でも栽培できる強さがあります。
・雌花着生率
雌花の着生率はほぼ100パーセントです。
水切れ、肥料切れさえ起こさなければ、安定して収量が得られます。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方