頼尽(らいじん)は、株式会社久留米種苗園芸のキュウリです。
この品種は、褐斑病とうどんこ病に対して、強い耐病性があり、
とても、収量性の高い品種です。
株式会社久留米種苗園芸の品種は、営利販売として、
プロの方がつくっている品種も多く、とても人気があります。
当然、頼尽は食味にも優れているので、
育てる価値ありの人気品種です。
頼尽の特徴と栽培のコツをご紹介します。
■頼尽(らいじん)の特徴
・草勢、草姿
やや丸く中くらいの葉で、草勢も中くらいです。
生育はやや早いものの、過密にはなりにくく、
スッキリとした草姿になるので、整枝などの管理が容易です。
節成性は、70~90パーセントほどで、子枝、孫枝ともに、
節成で、1節に1つの果実がつきます。
孫枝は放任で育てられるのも、頼尽の魅力です。
・果実
果実の長さは、約22~23センチで、やや長めです。
収穫は割と早めな中生種で、低温期、高温期、どちらにも強く、
安定して秀品率の高いキュウリがとれます。
果実の肥大も早いので、収量もアップします。
・耐病性
頼尽、最大の特徴は病気に強い品種だということです。
とくに、褐斑病とうどんこ病に対して、とくに耐病性を発揮するので、
病気の心配がいりません。
べと病などの病気に対しても、耐病性がないわけではないので、
安心して育てられる品種です。
とても美味なので、新鮮なうちに生で食べてみてください
■頼尽の栽培のコツ
・定植後の管理
定植後は、スムーズに根を活着させるのがポイントです。
そのためにも、こまめな潅水を行い、草勢が強まるようにします。
活着したらやや水やりは抑えめにして、乾燥しない程度に、
株を育てていきます。
・整枝や摘芯、摘葉
本葉が15枚程度になったら、下の葉を3~4枚ほど除去して、
通気性や採光性を高めます。
側枝は6~7節目まで除去して、全節、1節の摘芯をします。
生長点は、必ず4本程度残しながら管理していきます。
摘葉は、収穫後に適宜行います。
1~2枚ほど、少しずつをこまめに行うのがポイントです。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方