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インスパイヤー

 

 

インスパイヤーは、株式会社 ときわ研究所のキュウリの品種です。

 

この品種は、つる下げ用の品種として発表されている品種なので、
一般的な仕立て方よりも、つる下ろし栽培やつる下げ栽培とよばれる方法に適します。

 

つる下げ(つる下ろし)栽培は、メリットも多い仕立て方なので、
普通のキュウリ栽培に慣れてきたら、是非、チャレンジしてみてほしい仕立て方です。

 

 

[インスパイヤー]

 

 

■インスパイヤーの特徴

 

・果実
果実は平均~やや長めの大きさで、形が良いのが特徴です。
まっすぐに伸びるので、販売にも適しています。

 

・草姿
インスパイヤーは暑さに強い性質です。

 

キュウリは夏野菜なので、他の作物と比べると夏の暑さに強いですが、
それでも日本の過酷な夏の暑さにやられてしまうこともあります。

 

そんなキュウリの品種の中でも、高温に強い性質をもった品種を育てれば、
暑さに強く、バテずに栽培しやすくなります。

 

また、高温条件下において力を発揮するタイプのキュウリは、
高温多湿が原因となっておこる病気にも強い性質のものが多いです。

 

インスパイヤーの種まきの適期は、9月~10月と真夏からはずれていますが、
まだ気温の高い残暑もしっかり乗り切ることができます。

 

また、インスパイヤーはつる下げ栽培用の品種として開発され、
枝が太く、しっかりとした草姿に育ちます。

 

葉肉も厚くしっかりとしているので、全体的に強健で丈夫なキュウリです。

 

・収量性
果実の大きくなるスピードがスムーズなため、
初期収量をあげられる品種です。

 

高温期に強い性質をもっていますが、低温期の肥大力もあるので、
初期や後期、気温の落ち着いているときにもしっかりと果実が太ります。

 

 

■インスパイヤーの栽培のコツ

 

・種まき
種まきの適期は、9月~10月です。
必要に応じて加温を行います。

 

真夏を栽培時期としないので、暑さにやられにくいです。

 

・雌花着生率
主枝の雌花率は9月の種まきで、30~40パーセントほど、
10月以降の種まきで、50~60パーセントほどになります。

 

低温期の側枝は、連続して着果します。

 

・仕立て方
つる下げ栽培(つる下ろし栽培)に適した品種です。

 

この仕立て方は、秀品率も高く、多収で、
管理・作業も比較的容易に行えるので非常に魅力的です。

 

・栽培中の気温
午前中は28~30度、午後は15時頃までに25度ほどから、
20度くらいまで下げて育てると良いです。

 

冬に入ったら、最低夜温に注意して栽培します。
12~13度を下回ると生育に影響が出てしまうので気をつけましょう。

 

・栽培の注意点
初期収量を高めるために、草勢を強めて仕立てるようにします。

 

主枝の1番果の着果は8節以上にし、草勢の足りないときには、
主枝と側枝の着果数を制限して、まずは、草勢の維持を第一に考えます。

 

果実の肥大がはじまるまでは、午後・夜間の換気を充分に行います。

 

寒い時期の気温管理、そして、
草勢の維持がインスパイヤーを上手に育てる最大のコツです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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