アドニス

キュウリの育て方.com

キュウリの育て方。摘芯、ネット・支柱立て、収穫のコツ!

ホーム » キュウリ 品種 » アドニス

アドニス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

所要時間 約 5分

スポンサードリンク


アドニス

 

 

アドニスは、株式会社 ときわ研究所のキュウリの品種です。

 

ときわ研究所は、キュウリの育成を専門に行っている種苗メーカーです。
普通の種苗メーカーよりも、キュウリについて深く研究している会社です。

 

品種数も非常に多いですが、今日紹介するアドニスは、
ときわ研究所のサイトにおいて、”おすすめ品種”と紹介されている、人気品種です。

 

[アドニス]

 

 

■アドニスの特徴

 

・果実
アドニスの果実は、約22~23センチくらいの大きさまで育ちます。

 

一般的なキュウリと比べるとやや長い程度の大きさですが、
キュウリの場合、大きく育てすぎてしまうと品質を損ない、株にも負担になるので、
だいたい20センチ強くらいを目安に収穫するのがおすすめです。

 

果実の色合いは濃い緑色で、肩こけが少なく、品質の良いキュウリがとれます。
形が安定しているので、出荷向きの品種です。

 

・草姿
草勢が特別強いわけではありませんが、子枝と孫枝ともに安定して発生するので、
草勢も安定し、栽培後期になっても草勢を維持しやすい品種です。

 

スタミナが切れてしまい、草勢の落ちてしまう品種は、尻太果や尻細果など、
形の良くないキュウリが出来上がってしまうので、草勢の維持はとても重要です。

 

茎葉も濃い緑色で元気が良く、受光態勢の良い草姿となるので、
繁茂にならず、管理作業も行いやすい株に育ちます。

 

・収量性
果実の肥大のスピードも安定していて、栽培全期間を通して、
つぎつぎに収穫が叶い、多収な品種です。

 

アドニスは低温に強い特徴ももっているので、低温下での収穫も可能です。

 

一般的にキュウリ栽培における最低気温は10度以上といわれていますが、
アドニスの場合は、12~13度を確保すれば、果実の肥大がみられます。

 

・耐病性
うどんこ病とべと病に耐病性をもっています。

 

薬剤の散布など、予防や防除にかかる手間を軽減できますし、
株自体も強健に育てることができます。

 

 

■アドニスの栽培のコツ

 

・種まきの適期
種まきの適期は、9月~3月頃までです。

 

・雌花着生
主枝の着果率は、11月以降の種まきでは60~70パーセント、
9月の種まきでは30~40パーセントほどになります。

 

各節、1つずつキュウリがなる”1果成り”が主体の品種です。

 

・台木
ときわ研究所はそれぞれの品種の特性を考慮して、
それぞれに合う台木の育成も行っています。

 

アドニスの場合は、ぞっこんやときわGT-Ⅱに最適です。

 

・栽培の注意点
アドニスは果実の肥大が早いので、スムーズに丈夫な株をつくる必要があります。

 

初期に充分な樹勢を確保できるよう、7節目以下の雌花は除去して、
栄養分を集中させるように努めます。

 

主枝の開花はじめ頃より、水やりや追肥を積極的に行います。

キュウリがなればなるほど、水分も肥料も必要になるので、切れないよう、
こまめに少量ずつを与えていきます。

 

栽培方法としては、一般的なハウス栽培のキュウリの育て方に準じますが、
アドニスの場合は、子枝を1本伸ばす2本仕立てにするのがおすすめです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



スポンサードリンク

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の記事!

管理人=片岡静
お問い合わせはここからお願いします
カテゴリー
スポンサードリンク

最近の投稿

リンク集
人気の投稿とページ
コツ ミニキュウリ スープ 家庭菜園 整枝作業 キュウリ苗 水やり まぜ寿司 食べられる 遅まき 収穫 ピクルス キムチ炒め エビ エノキ キュウリ栽培 秋キュウリ キュウリボート プランター 育て方 ナムル サラダ もやし 雨降り 品種 おすすめ品種 キュウリ 四葉キュウリ ツナ
ランキング