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おおのぞみ

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おおのぞみ

 

 

おおのぞみは、埼玉原種育成会のキュウリの品種です。

 

埼玉原種育成会は多くのキュウリの品種を育成している会社ですが、
おおのぞみは、そんな埼玉原種育成会のおすすめ品種となっているキュウリです。

 

おおのぞみは他のキュウリと比べて、どんな点が優れているのでしょうか?
おおのぞみの特徴と栽培のコツについて詳しく紹介していきます。

 

 

[おおのぞみ]

 

 

■おおのぞみの特徴

 

・露地栽培用品種の品種変革
埼玉原種育成会では、おおのぞみを含む、キュウリ4品種を、
「露地栽培用品種の品種変革」としておすすめ品種に挙げています。

 

4品種は、おおのぞみ、フロンティア、豊美1号、豊美2号です。

 

これらの品種は、病害虫の防除、草勢、収量、食味と、
キュウリ栽培に非常に大切なポイントを押さえた育てやすい品種です。

 

・草勢
草姿は立ち性なので、日光の光を浴びやすい形になります。

 

草勢に関してはそれほど強くはないものの、枝の発生が良く、
主茎もしっかりし、葉も大きく、安定しているのが特徴です。

 

つるもちが良いので、夏越しも簡単です。

 

・果実
果実は約100グラム程度で、収穫適期のサイズは21センチほどです。

首から肩まで果揃いの良い円筒形の品種で、安定しています。

 

果実の肥大がやや少ないときは、やや長めになります。

食味・食感にも優れているので、販売にも適しています。

 

 

おいしいキュウリで冷やし中華は、最高です!

 

 

・収量
とても秀品率が高いのでクズ果が出にくい性質です。
果実がどんどん大きくなるので、初期から収量が確保できるのが魅力です。

 

・耐病性
おおのぞみはとくにうどんこ病に強い耐病性のある品種です。
キュウリはうどんこ病にかかりやすいので、押さえておきたい病気の1つです。

 

また、べと病や褐斑病の発生も少なく、全体的に見ても、
病気に強い複合耐病性の品種です。

 

ウィルス病にも強いので、急性萎凋症の心配も少ないです。
ウィルス病は重篤な症状に陥りやすいので、非常に安心できます。

 

・口コミ
おおのぞみの口コミを紹介します。

 

・収量が高い
病気に強い品種は収量があがらないイメージがあったものの、
おおのぞみは病気も少なく、良くとれました。

 

他の品種が炭疽病や褐斑病にかかり枯れてしまっている中で、
おおのぞみは病気が少なく、うどんこ病に関しては全く見られませんでした。

 

・手間がかからない
防虫ネットを使った栽培で褐斑病が広がって困ったことがありましたが、
おおのぞみは全く病気が見られませんでした。

 

果実はやや長めだと感じたものの、うどんこ病の発病も見られず、
手間がかからなかったのが一番の魅力です。

 

 

 

 

■おおのぞみの栽培のコツ

 

・適作型
4~5月まきでは、雨除け栽培、夏秋栽培に適しています。
この頃の雌花率は約50パーセントほどです。

 

6~8月まきでは、露地抑制栽培に適しています。
この頃の雌花率は約40パーセントほどで、
孫枝以降になると約60パーセントほどにあがります。

 

1節につき、1~2つのキュウリがなります。

 

・栽培方法
一般的なキュウリ栽培と同じです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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