うま旨 秋穫祭きゅうり
うま旨 秋穫祭きゅうりは、タキイ種苗株式会社のキュウリです。
種苗メーカーでも最大手のタキイ種苗株式会社からは、
たくさんのキュウリの種が販売されていますが、こちらの品種は苗の販売です。
種まき~植え付けまでの作業を省くことができるメリットはもちろんのこと、
病気に強い接ぎ木苗で購入することができるので、
家庭菜園初心者の方でも、容易に旬を外れた秋にキュウリが収穫できます。
うま旨 秋穫祭きゅうりの特徴と栽培のコツをご紹介します。
[うま旨 秋穫祭きゅうり]
■うま旨 秋穫祭きゅうりの特徴
・特性
接ぎ木苗になっているので、うどんこ病やべと病の発生が少なく、
真夏の暑い日々にも強い品種です。
強健な性質をもった品種ですので、長期にわたり、
立派なキュウリを収穫することができます。
・味
パリッとした歯切れの良さがある、おいしいキュウリです。
新鮮なとれたてキュウリを味わうと、
スーパーで市販されているキュウリとの違いにビックリします!
歯触りも香りも良いので、和え物の素材を引き立てます
■うま旨 秋穫祭きゅうりの栽培のコツ
・畑の準備
夏秋キュウリの畑づくりのポイントは、しっかりと堆肥、苦土石灰を入れ、
酸性土にならないよう、土のpH調整を行うことです。
・植え付け
植え付けの際には、幅1~1.5メートルほどの畝を立てておきます。
マルチングをする場合は、雨が降って湿っているときに作業しましょう。
植え付けは、少し根鉢が見える程度の浅植えにします。
株間は、約40~50センチほど取り、敷き藁をすると良いです。
敷き藁がない場合は、黒のポチマルチやビニールフィルムなど、
別のマルチング資材を使います。
・支柱立てと整枝
うま旨 秋穫祭きゅうりは、支柱を立ててネットに絡ませ、成長させます。
キュウリネットを使用するととても便利なので、準備しておくと良いです。
1条植えの場合、約2メートルほどの支柱が良いです。
うま旨 秋穫祭きゅうりは、親づるに5~6節以上あけて雌花をつけ、
雄花のついた節には、必ず子づるが発生します。
発生した子づるの1節目には必ず雌花がつくので、
雌花から葉を2枚ほど残して摘芯して、子づるの発生を促します。
親づるは、支柱の高さを超えるようになったら摘芯します。
・追肥
植え付け後は、15日に1回を目安に、3回ほど追肥を行います。
追肥の量の目安は、化成肥料1平方メートルあたり、60~70グラムです。
・収穫
キュウリは、果実があっという間に大きくなってしまうので、
1日見ないだけでも、驚くほどの大きさになってしまうことがあります。
大きすぎる果実をつくってしまうと、その分、株に大きな負担がかかり、
次の果実の肥大を妨げてしまうので、株そのものの寿命も短くなり、
おいしいキュウリがたくさん収穫できなくなってしまいます。
うま旨 秋穫祭きゅうりは、約20センチほどで収穫するのが適します。
これ以上、大きく育てることもできますが、皮が硬くなってしまい、
生食に向かなくなるので、おすすめできません。
反対に、14~15センチほどのミニサイズで収穫するのは、ありです。
一般的なキュウリより小さいサイズで収穫することによって、
また違った食感や食味が味わえるので、是非、試してみてください。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方