キュウリ 浅植え

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キュウリ 浅植え|バテずに大収穫!

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所要時間 約 6分

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私も、さっそく挑戦しました、もちろん地植えでも威力を発揮します

 

 

キュウリを浅植えすると良い、という話をご存知でしょうか。

 

キュウリを植え付ける時、根鉢が少し地表より出た状態で植えることにより、
夏にバテず、おいしいキュウリが収穫できるというのです。

キュウリの浅植えとは、どのようなものなのでしょうか。

 


[キュウリ 浅植え|バテずに大収穫!]

 

 


■キュウリ 浅植えのメリット

 

キュウリを浅植えすることによって、様々なメリットが生まれます。
まずは、浅植えによって得られるメリットをご紹介します。

 

・根張りが良い
キュウリの根は、地面の中でも浅めのところに伸びる性質があります。
そのため、根の伸びが悪く、養水分を吸い上げる力が弱いと、夏バテを起こしたり、
思うように生育しなかったりします。

 

浅植えにして育てると、根が外気に触れて暑さや寒さに当たります。
さらに、乾湿の差を感じることができるため、
根がより良い環境へと伸びようとして、根張りが良くなります。

地下の根の張りが良くなれば、その分地上部のつるや葉、実の生育にも期待できます。

 

 

このぐらいの浅さで植え付けます

 

 

・丈夫で貪欲な根
浅植えにして地上の暑さや寒さ、乾燥に当たると、
同じ根鉢の中でも伸びる根の位置が変わります。

 

根鉢の根の中で、もっとも生育中に活躍するのは、下層から伸びる根です。
ところが、根鉢を覆うようにしっかりと土を寄せると、上層の根から伸び始めます。

 

浅植えにすると、上層の根は外気に触れることとなり、すぐには伸びません。
その代わり、下層の根が先に伸び始め、ぐんぐんと育ちます。

 

キュウリの根が浅いのは、浅植えでも深植えでも変わりませんが、
根の質が変わるため、その後の生育が大きく違ってきます。
丈夫で貪欲に育った根は、養水分を多く吸収し、地上部を強く育てます。

 

・バテずにおいしい実がとれる
地下の根がしっかりと育てば、その分地上部の状態も良くなります。
キュウリは、夏野菜の中ではスタートダッシュで収穫できます。
ところが、スタートが早い分、終わるのも早いのも、キュウリの特徴でした。

 

浅植えをして根を丈夫に育てれば、キュウリが苦手な暑い夏でもバテにくく、
収量を増やすことができます。

 

 

確かに元気よく美味しい実をつけてくれます

 

 

■キュウリ 浅植えの管理

 

通常と違う栽培法を用いる時は、難しそうに感じることが多いですが、
浅植えはそれほど難しいことはありません。
基本の管理は、浅植えでない基本の育て方とほぼ同じです。

 

ただ、植え付ける時と水やりの方法が少し違うので、この2点に注意して育てます。

 

・植え付け
浅植えは、植え付け時には普通植えや深植えにならないようにします。

 

だいたい根鉢の上2cm~3cmが、地表から出てるくらいの浅植えにします。
あまりに根鉢を出しすぎると、今度は外の影響を受けすぎてしまい、
根傷みが激しくなって調子を崩します。

 

浅植えに慣れていないうちは、うっかり植え付け位置を間違えることもあります。
地表から根鉢をどれくらい出すかに注意して、植え付け作業を行ってください。

 

・水やり
キュウリは水をたくさん欲しがります。
けれど、根がまだ張っていないうちは、毎日大量の水を与えるのは逆効果です。

 

特に浅植えで育てる場合は、乾湿の差を根に感じさせることで、
根張りを良くするため、水の与えすぎは禁物です。

 

植え付け後、すぐに水やりをします。
その後、地表が乾いているなと感じたら水を与えますが、
1度に与える水の量は、1株あたり300cc~500ccほどです。

 

通常は1株あたり1リットルほど与えることが多いので、
約半分の量ということになります。

 

水の量が少なく感じるかもしれませんが、これが乾湿の差を生む秘訣です。
だいたい2日に1回くらいのペースで水を与えますが、
土が乾いていないうちは、水やりを見送っても構いません。

 

根が張ってくると、広い範囲から水分を吸収することができるので、
日中の萎れや暑さによるバテが少なくなります。

水やり以外の追肥や整枝などの作業は、通常と同じように必要になるので、
忘れずに行うようにしましょう。

 

この浅植え方法は、夏の果菜類の多くに活用できるそうです。

現在、トマト、ナス、スイカ、ピーマンなどで実験しています。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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