キュウリの手入れ

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キュウリの手入れ

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所要時間 約 6分

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観察力の鋭いお子さんの手も借りられるといいですね

 

 

キュウリ栽培では、水やりや追肥、誘引などの基本の作業があります。
もちろん、基本の作業をこなすだけでも、収穫までたどり着けることが多いです。

 

けれど、基本の作業だけでは、思うように収量が上がらないこともあります。

そんな時に、基本の作業以外にできる手入れはあるのでしょうか。

 

 

[キュウリの手入れ]

 

 

■キュウリの手入れ

 

キュウリ栽培で、基本の作業以外にやっておいた方が良い手入れは、いくつかあります。
主な手入れは、摘葉・摘果・見回りです。

 

それぞれの手入れには、行うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

・摘葉
キュウリの葉は、思っているよりも大きくなります。
その大きな葉で太陽の光をいっぱい浴びて光合成をし、
おいしいキュウリの実をつけるための栄養を作り出します。

 

ところが、この葉が不要になることもあるのです。
基本的には、葉を減らすことはほぼしません。

葉が減ると、それだけ光合成する量が減るため、養分も減ります。

 

ただ、葉が茂り過ぎているとどうしても葉と葉が重なってしまい、
むしろ日陰を作ることがあるのです。

 

この場合、日陰になっている方の葉は光合成ができませんし、
葉と葉が重なることによって、風通しも悪くなります。

 

キュウリは風通しの悪い環境が苦手で、湿気が多い環境が続いたり、
風通しの悪い状態が続くと、病気のかかるリスクが高くなります。

 

どう誘引しても、どうしても葉が重なってしまう部分は、
葉を摘み取って減らしてしまいましょう。

 

ただし、摘葉しすぎると、光合成量が極端に減りますし、
株に大きなストレスを与えることにもなるので、注意します。

 

また、生長していくにつれ、下葉の方が枯れてくることがあります。

このような枯れた葉は、風通しの悪い状態を作りやすいので、
見つけたら取り除くようにしておきます。

 

 

摘果の判断はとても大切です

 

 

・摘果(摘花)
キュウリは、だいたい1つの節から1つの雌花が発生します。
ところが、品種によって、1つの節から複数の雌花が発生することもあります。

 

ミニキュウリなどで、草勢が安定している時期であれば、
複数の実がついても問題ありませんが、

通常サイズのキュウリが育つ品種の場合は、摘果するか考慮してください。

 

1か所に複数の雌花がつき、そのまま着果させて育てると、
後の生育が悪くなることがあるのです。

 

勢いがありすぎる場合は、むしろ多めに実をつけても構いませんが、
見るからに弱っている時などは、摘果、あるいは摘花をして負担を軽くします。

 

 

陰になって見えない実や枯れ葉など、見回りしてチェックします

 

 

・見回り
キュウリ栽培では、この見回りの作業が意外と重要になることがあります。
実の収穫が始まったら、朝夕の両方を見回り、収穫が可能な実がないかをチェックします。

 

生育スピードがピークに達している時は、朝見た時にまだ小さいと感じた実が、
夕方には大きくなっていることがあるためです。

 

翌日の朝まで置いておくと、巨大化して食味が悪くなるので、
見つけたら早めに収穫が鉄則となります。

 

実のとり忘れの他に、病害虫の早期発見のためにも、見回りは欠かせません。
葉の表面や裏側、地際のツルや生長点など、こまめに見るようにします。

 

キュウリ栽培では、うどんこ病という病気が発生しやすいです。
うどんこ病は、早いうちなら、症状の出ている葉を取り除くだけで防除できることもあります。

 

また、その他の病害虫に関しても、早めに対処しておくことで、
爆発的な被害拡大を防ぐことができます。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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