キュウリアレルギー

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キュウリアレルギー

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キュウリアレルギーとは?

 

 

キュウリは1年中スーパーに並んでいて、
サラダや付け合わせなどに日々活躍してくれる野菜です。

 

本来の旬である夏には、値段も安くなるので、
おやつやつまみ代わりに冷やしたキュウリをかじることもありますね。

 

キュウリは、実の中のほとんどが水分でできています。
独特の青い香りがあり、それもまた爽やかに感じられます。

 

そんな無害そうなキュウリですが、実はアレルギーになることがあります。
身近な食材のキュウリアレルギーとは、どのようなものなのでしょうか。

 

 

[キュウリアレルギー]

 

 

■キュウリアレルギーとは?

 

成分のほとんどが水分であるキュウリは、サラダや漬物にしたり、
時には炒めたり、また水分補給として丸かじりすることもあります。

 

一見無害そうに見えるキュウリですが、
実は人によってアレルギーを起こす可能性があるのです。

 

キュウリを食べて、何らかの異常が出た場合は、アレルギーを疑いましょう。
また、キュウリは食べるだけでなく、パックとして使うこともあります。

 

この時も、パックをしている間や後に、肌に異変が出た場合は、
アレルギーの可能性があります。

 

 

 

 

■キュウリアレルギーの症状

 

キュウリアレルギーにかかった場合、出てくる症状の種類が様々です。
まずはキュウリアレルギーの症状をご紹介します。

 

ここで紹介する症状以外の症状が出た場合、アレルギーでない可能性もありますが、
アレルギー以外の病気のこともあり得るので、一度医師に相談してみるのが良いです。

 

・口周りの症状
キュウリを食べた直後~30分以内の、
早いタイミングで症状が出ることが多いのが、口周りの症状です。

 

唇や喉が腫れたような感覚になったり、
下や口の中の粘膜や喉が痒くなるといった症状が出ます。

 

ひどい場合には、喉に閉塞感を覚えることもあるので気をつけます。
症状がひどい場合、喉の閉塞感が強くなり、息ができなくなることもあります。

 

・花粉症のような症状
キュウリアレルギーの症状の中には、花粉症に似たものもあります。
くしゃみや鼻水、目の痒みなどです。

 

症状が花粉症や風邪に似ていることから、見過ごしがちな症状です。
食べたらすぐに出るというよりは、
30分以上時間が経ってから起こることが多いようです。

 

 

 

・消化器系の症状
キュウリを食べた後、腹痛や下痢が起こることがあります。
これが消化器系の症状です。

 

花粉症のような症状と似て、食べてから少し経ってから起こることが多いです。
キュウリは水分が多いため、食べ過ぎによって起こったと勘違いされます。

 

・肌に出る症状
キュウリパックをした後や、調理をするために触った時に、
肌に症状が出ることがあります。

 

キュウリに直接触れた場合だけでなく、食べた時にも肌に症状が出ることがあります。
肌に出る症状の代表といえば、蕁麻疹です。

 

手や顔といった部分や、首などの一部分だけという場合もありますが、
ひどいと全身に出ることもあります。
蕁麻疹の他には、赤く腫れることもあります。

 

 

■キュウリアレルギーと花粉症

 

キュウリアレルギーの中にも花粉症と似たような症状がありますが、
実は花粉症とキュウリアレルギーは深い関係があるのです。

 

花粉によるアレルギーのことを「花粉症」と呼ぶことが多いですが、
花粉症には様々な種類があります。

 

春の花粉症といえば、スギやヒノキなどが代表的です。
実はこれ以外にも、雑草などを含むイネ科植物の花粉症などもあり、
その中でもブタクサによる花粉症が、キュウリアレルギーと深い関係があります。

 

実はブタクサアレルギーの方は、
ウリ科植物のアレルギーも起こしやすいといわれているのです。

 

アレルギー検査をした時、もしブタクサアレルギーが見つかった場合は、
ウリ科植物についての検査も受けた方が良いでしょう。

 

 

 

■キュウリアレルギーと離乳食

 

キュウリアレルギーにかかるのは、大人だけではありません。
小さな子ども、赤ちゃんもアレルギー症状が出る場合があります。

 

特に離乳食を始めた頃は、アレルギーが出やすい時期なので注意が必要です。
キュウリは離乳食の初期から食べさせることのできる野菜に含まれていますが、
最初から固形の状態をたくさん食べさせてはいけません。

 

まずはすりおろした状態のキュウリを、スプーン1すくいから始めると安全です。
キュウリだけでは臭いが強い場合があるので、
そういった場合はすりおろしたリンゴと混ぜて与えるのも良いでしょう。

 

また、生の状態よりも火を通したキュウリの方が、
アレルギーが出にくいという特徴があります。
生で与えるのが不安な場合は、レンジにかけて火を通してから与えても良いでしょう。

 

離乳食も、中期以降になれば、固形のキュウリを食べさせることができます。
中期以降になっても、最初は少量から始めるのがベストです。

 

少しずつ慣らしながら食べさせることで、
体が順応して食べられるようになっていきます。

 

もし、離乳食の時期に関わらず、湿疹や腫れ、下痢などの症状が出た場合には、
ただちに食べさせるのをやめ、医師に診てもらいましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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