カリカリ千成
カリカリ千成は、家庭菜園やベランダ菜園に人気のミニキュウリ品種です。
この品種は、福岡県福岡市にある中原採種場(ナカハラのタネ)の品種で、
他にドカナリ千成、ミニミニ千成というミニキュウリのシリーズの、
ひとつとして販売されています。
[カリカリ千成]
■カリカリ千成の特徴
・ドカナリ千成・ミニミニ千成との比較
ドカナリ千成は、果実の長さが9~10センチ、重さ40グラムほどですが、
カリカリ千成は、果実の長さが12~13センチで、重さは50グラムほどです。
ドカナリ千成と比べるとやや長細く、サイズは少し大きめのミニキュウリです。
同じシリーズのミニミニ千成は、ドカナリ千成、カリカリ千成よりも、
さらにミニサイズのキュウリです。
どのキュウリも小さく食べやすいですが、
お子様におすすめなのは、このカリカリ千成です。
・キュウリが苦手なお子様にもおすすめ
カリカリ千成は、”カリカリ”という名前からも分かるように歯ごたえが良く、
キュウリ独特の青臭さの少ないおいしいキュウリです。
キュウリが苦手なお子様でも、フルーツ感覚でおいしく食べられます。
また、ドカナリ千成と比べて細く持ちやすいのも、
小さなお子様におすすめする理由の一つです。
・カリカリ千成の特性
着果性に優れていて、曲がり果や奇形果の少ないキュウリです。
葉も小さいサイズなので、ベランダや狭い所でのプランター栽培もしやすく、
家庭菜園の畑をつくる程のスペースが用意できない方にも適しています。
■カリカリ千成の栽培のコツ
・夏からでも育てられる
6月~7月になってからでも栽培を開始することができます。
西日本の場合、露地栽培の種まきの適期は、7月上旬頃までです。
それ以降は、ハウスでの抑制栽培に適しています。
・収穫
キュウリの収穫は、手で行うことはできないので、
ハサミなどの園芸用品を準備します。
「キュウリ爪」や「収穫カッター」などの名前で販売されている資材を使うと、
収穫作業が楽になり、とてもおすすめです。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方