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おいしんぼ
おいしんぼは、株式会社久留米原種育成会のキュウリです。
同じ、久留米原種育成会の家庭菜園向けの品種には、
イボのないピカきゅうという品種がありますが、おいしんぼは、
真逆でイボの多い、四葉系(すうようけい)のキュウリです。
見た目はゴツゴツとしていて、インパクトがありますが、
とても、食味に優れています。
詳しい特徴や、栽培のコツについて、まとめました。
もろきゅうやサラダで、まず味わってみてください
■おいしんぼの特徴
・ブルームキュウリ
ブルームキュウリとは、昔ながらのイボイボのキュウリのことです。
見た目はゴツゴツとしていて、市販されているイボのあるキュウリより、
硬く、正直美味しそうには見えないイメージがあります。
しかし実際は、パリッとした歯切れの良い食感が味わえる、
とても食味に優れたキュウリです。
・家庭菜園でも栽培しやすい
おいしんぼは、さまざまな病気にも強く、
家庭菜園向けにつくられたキュウリの品種なので、
栽培難易度が低く、家庭でも、簡単に栽培できるキュウリです。
糠漬けなど漬け物にすると滋味が感じられます
■おいしんぼの栽培のコツ
・春まき
春まきの場合、種まきの適期は、4月中旬~6月上旬です。
4月中旬頃はまだ、気温が安定しない地域も多いので、
寒の戻りや、花冷えが完全になくなった頃の種まきがおすすめです。
定植は、5月上旬~6月下旬頃となり、
6月中旬~8月末くらいまで、収穫することができます。
・夏まき
夏まきの場合、種まきの適期は、6月上旬~7月中旬です。
この時期は、梅雨時期に差し掛かりますので、
種まきのタイミングを見計らうのが少し難しいかも知れません。
しかし、同時に収穫期もずらすことができるので、
秋口まで、おいしい家庭菜園でとれたおいしんぼを味わえます。
定植は6月下旬~7月下旬となり、
7月中旬~9月末くらいまで収穫することができます。
・収穫適期サイズ
おいしんぼの果実の長さは、約22~24センチとやや長めです。
しかし、前日に20センチくらいだったキュウリが、
一気に5センチほど伸びてしまうこともあるため、とり遅れに注意です。