本明3号
本明3号は、八江農芸株式会社のキュウリの品種です。
この品種は、夏秋栽培に最適な品種として販売されているキュウリなので、
日本の暑い夏場に美味しい歯応えと清涼感のあるキュウリが食べられます。
本明3号の特徴と栽培のコツをご紹介します。
[本明3号]
■本明3号の特徴
・食味
本明3号は、風味が良く果肉がしっかりしているキュウリです。
シャキっとした食感はもちろんですが、キュウリらしい清涼感ある風味がして、
暑い夏に食べると、とくにおいしさを感じられます。
夏のキュウリは水分補給としても役立ちますが、体を冷やす効果もあるので、
暑すぎてやる気のおきないとき、食欲のおちているときなど、
夏バテ対策としても非常に有効です。
・耐病性
本明3号は、うどんこ病に非常に強い品種です。
うどんこ病というのは、カビが原因となる病気のことです。
カビは湿気などが原因になりますので、
本明3号は湿気や暑さに強い品種であることも分かります。
キュウリはとくに、うどんこ病にかかりやすい野菜として知られているので、
うどんこ病に耐病性をもった品種の植え付けは、
初心者の家庭菜園にもピッタリです。
キュウリとモズクの酢の物
■本明3号の栽培のコツ
・ハウス雨除け栽培のスケジュール
暖地・中間地でのハウス雨除け栽培では、2月中旬頃に種まきを行い、
3月中旬頃に植え付け、5月上旬~7月中頃まで収穫ができます。
寒冷地での栽培の場合はややスタートが遅くなり、3月中旬頃の種まき、
4月中旬頃の定植、6月~8月中旬頃まで収穫ができます。
ただし、ハウス雨除け栽培はさまざまな資材が必要となりますので、
家庭菜園向きではありません。
・露地栽培のスケジュール
家庭菜園では、やはり一般的な露地栽培がおすすめです。
暖地・中間地での露地栽培では、4月上旬頃に種まきを行い、
5月のゴールデンウィーク頃に定植、その後、6月中旬~8月上旬まで収穫できます。
寒冷地ではそれよりもやや遅く、5月下旬に種まきして、6月下旬に定植、
8月上旬~10月上旬くらいまで収穫できます。
・栽培方法
一般的なキュウリ栽培と同じです。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方