新竜
新竜(しんりゅう)は夏秋キュウリの代表品種で、とても青々としています。
とても鮮やかなグリーンが夏らしいこのキュウリは、
大和農園さんより出ているF1品種で、人気があります。
[新竜]
■新竜の特徴
・夏秋キュウリの代表品種
キュウリは、収穫時期によって、冬春キュウリと夏秋キュウリに分けられます。
例えば、キュウリの生産量1位は宮崎県です。
宮崎県の場合、暖地に当てはまるので、
その気候を活かした冬春キュウリがたくさん作られています。
逆に、福島県などのやや寒冷地にあたる場所では、夏秋キュウリの生産がほとんどです。
新竜はこの内、「夏秋キュウリ」の代表品種として知られています。
・種まきの適期が長い
種まきの適期は、3月上旬~7月末までです。
7月のおわりからでも育てられるので、5月~6月くらいから準備をはじめても間に合います。
・シャキッとした食感
食味は抜群に良く、とても歯触りが良い生食に向いている品種です。
■新竜の栽培のコツ
・種まき
ポリポットなどに2~3粒をまき、発芽後1本仕立てにします。
・畑づくり
定植2週間前には、苦土石灰を1㎡あたり100グラムすきこんでおきます。
定植1週間前になったら、堆肥を2~3キロ、
化成肥料150グラムを入れ、畝幅1メートルで畝を立て、マルチングします。
・植え付け
定植は、本葉3~4枚の若苗を植え付けます。
苗と植え穴にしっかりと水を与えてから植え付けてください。
・支柱立て
支柱とキュウリネットなどの資材を張り、倒れないように固定します。
・追肥、水やり
回数は多く、量を少なく与えるのがポイントです。
追肥は、月に2~3回、1株に化成肥料を約15グラムが目安です。
・収穫
新竜の収穫適期サイズは、長さ約21~22センチ、重さ約100グラムです。
果実が大きくなればなるほど、樹勢が弱くなり、果実のなりも悪くなってしまいます。
株の状態を良くするためにも、やや早どりにし、大果にしないように注意します。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方