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夏ばやし

 

 

夏ばやしは、歴史あるタキイ種苗株式会社がつくられたキュウリの品種です。
タキイ種苗には、夏ばやしの他にも、たくさんのキュウリ品種があります。

 

2017年5月現在、20品種以上のキュウリが販売され、形もさまざまです。
ここでは「夏ばやし」の特徴と育て方のコツをご紹介します。

 

 

[夏ばやし]

 

 

■夏ばやしの特徴

 

・病気に強い
キュウリがかかりやすい病気は、べと病、うどんこ病、褐斑病です。
夏ばやしはこれらの病気に強く、薬剤散布の労力を減らすことができます。

 

・耐暑性に優れる
比較的暑さに強いとされるキュウリですが、夏ばやしは特に耐暑性に優れます。
また、つるのもちも良く、夏場を含む長期間安定した収穫が得られます。

 

・初期から多収
側枝が発生するのが早く、開花・肥大も早いので、
収穫初期から安定してたくさんのキュウリが収穫できます。

 

・収穫、整枝が簡単
葉が小さく、立ち性なので、収穫、整枝といった管理がとてもしやすい品種です。

 

 

 

 

■夏ばやしの栽培のコツ

 

・露地夏秋栽培
露地夏秋栽培の場合、4月の上旬に種まきし、
5月のゴールデンウィーク頃に定植、6月上旬頃から収穫できます。

 

また、6月頃に種まきし、7月頭に定植させ、
7月下旬~10月上旬まで収穫することもできます。

 

・露地抑制栽培
露地抑制栽培の場合、6月上旬に種まきし、
6月下旬に定植させ、7月下旬から10月中頃まで収穫できます。

 

また、7月上旬に種まきし、7月下旬に定植、
8月中旬頃から11月中旬まで収穫することもできます。

 

・追肥
夏ばやしの育て方は、他のキュウリの品種とさほど変わりませんが、
夏ばやしは他の品種と比べて果実の肥大、回転が早いため、
肥料切れに注意してください。

 

キュウリの場合、基本的に収穫開始頃より追肥を行いますが、
初期からたくさん収穫できるため、少々早めに追肥し、
その後も肥料が不足しないように定期的に追肥を行ってください。

 

・収穫
収穫適期サイズは約21~22センチです。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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