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ズバリ163

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ズバリ163

 

 

ズバリ163(ズバリ イチロクサン)は、株式会社ときわ研究所という、
キュウリの種苗を専門に育成している会社の品種です。

 

キュウリを専門にして育成している会社だけあって、品種数は多く、
それぞれの特徴も異なります。

ズバリ163の特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

■ズバリ163の特徴

 

・果実
果実は約21センチほどで、尻細果や尻太果など、
奇形果の発生が少ないので、秀品率の高い品種と言えます。

 

果揃いだけではなく、ツヤがあり、きれいなので、
出荷やおすそ分け、直売所での販売にもおすすめできます。

 

・草姿
色濃い緑色の葉は葉柄が立ち、やや肉厚でしっかりしています。
枝は太く、確実に発生するので、全体的にとてもしっかりとした、
丈夫な株に育っていきます。

 

また、主枝・側枝ともに、節間は間伸びしにくい特徴があります。

 

・収量性
生育初期から、開花と肥大が早く、早くから収穫できます。
また、スタミナも持ち合わせているので、生育後期に入っても、
良い果実をとることができ、結果的に収量を高めることができます。

 

とくに、ハウス抑制栽培の場合は、収穫後期に差し掛かっても、
充分な大きさの果実を収穫できるので、収量も安定します。

 

・おいしい食べ方
私が最近ハマっているのは、居酒屋風のおつまみキュウリです。
適当なサイズにカットしたキュウリに、ごま油を少量入れて、
塩昆布を入れてかき混ぜるだけ、という簡単レシピです。

 

おつまみに最適な味ですが、意外とごはんとの相性も良く、
子供たちにも人気のメニューです。

 

子供がいると、いわゆる、やみつきキュウリのような、
辛みのある味に仕上げられないので、
辛さ全くなしのこちらのレシピはとてもおすすめですよ!

 

 

 

 

■ズバリ163の栽培のコツ

 

・適作型
ハウス抑制栽培や、半促成栽培、促成栽培に適しています。
西日本の比較的暖かいところでは、つる下げ栽培も可能です。

 

・種まきの適期
種まきの適期は、12~4月頃、または7月~10月頃です。
ハウスを使った栽培に適しているので、11月を除き、
ほぼ、一年中栽培を開始することのできる品種です。

 

・雌花着生率
主枝への雌花率は、7~8月の高温期で種まきして30~40パーセント、
1~2月の種まきならば、80~90パーセントとなります。

どの時期に種まきしても、1~2果成りです。

 

 

 

 

・定植後
本葉5~6枚で活着できるように、充分に水やりを行います。
完全に活着したら、生長点が1.5枚ほど展開した段階で、
水やりを抑えめにします。

 

・摘芯
主枝は、15~16節で摘芯します。
雌花開花後は、少量水やりを行い、果実を太らせます。

 

子枝は1節止め、4~5節目くらいまでの側枝は早めに除去し、
下位2~3節の子枝、孫枝も、収穫後に除去しておきます。

 

孫枝は2~3本ほど放任で育てられます。
摘葉は混みあってきたときに、適宜行い、
一度に多くの葉を摘み取らないようにしましょう。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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