きゅう太郎
きゅう太郎(MUX-401)は、丸種種苗店のミニキュウリの品種です。
ミニキュウリとは、長さが普通のキュウリの半分ほどの約10~15センチ、
重さも約20~50グラムと小さいキュウリです。
味は普通のキュウリと変わりませんが、食べ切りサイズで、
お弁当やサラダ、漬物、ピクルスなどに使いやすいです。
キュウリ丸々1本は1回でどうしても使い切らない!
という方やご家族にピッタリです。
きゅう太郎の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[きゅう太郎]
■きゅう太郎の特徴
・可愛らしいキュウリ
きゅう太郎は、果長が約10~12センチ、果重約50グラムほどの、
小さいキュウリで、イボの発生がないツルっとした果実が特徴です。
このイボなしキュウリは、通称「ブルームレスキュウリ」と呼ばれていて、
表面にイボ、シワがなく、とても綺麗な形をしています。
・完全節成性
主枝は完全節成性なので、主枝、側枝ともに、
複数の花を咲かせることができる品種です。
そのため、果実もなりやすく、より多くの収穫が見込めます。
・うどんこ病に強い
うどんこ病に強い品種なので、農薬の散布を最小限に抑えることができます。
小さなお子様向けのミニサイズのキュウリなので、
できる限り、減農薬で栽培してみてはいかがでしょうか?
■きゅう太郎の栽培のコツ
・株間
株間は約40~50センチで定植します。
ミニキュウリ栽培は、そのキュウリの大きさからも分かるように、
とてもコンパクトに栽培することができます。
限られたスペースでも栽培することができるので、
家庭菜園にとてもおすすめです。
・整枝
草勢を見ながら、側枝・雌花を4~6節目まで取り除き、
それ以降は、1~2節で摘芯します。
・追肥
追肥は一番果収穫頃から、7日~10日に1回のペースで行っていきます。
1回あたりN・P・K成分で、1~2キロ/10アールくらいが標準です。
肥料切れを起こさないよう、充分に注意しましょう。
・病害虫防除
株を良く観察し、病気や虫の発生を早期に発見できるよう心がけます。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方