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キュウリ、コンパニオンプランツで元気に生長！
キュウリはウリ科の野菜です。
ウリ科野菜の多くは、連作を嫌います。
けれど、家庭菜園のような限られたスペースでは、
何年も間をあけて輪作するのは、難しいことが多いです。
そんな時は、コンパニオンプランツの利用がお勧めです。
キュウリ栽培でのコンパニオンプランツをご紹介しましょう。
[キュウリのコンパニオンプランツ]
■キュウリのコンパニオンプランツ
コンパニオンプランツとは、混植したり近くに植えることによって、
相手の植物やお互いに良い効果が得られる関係の植物のことをいいます。
キュウリのコンパニオンプランツとして使える植物はいくつかあります。
キュウリ自体の味を良くし、病害虫を遠ざけ、連作障害を軽減するという、
効果があるので、悩んでいる方はぜひ試してみてください。
・マリーゴールド
マリーゴールドは、あらゆる植物のコンパニオンプランツとして使われています。
キュウリ栽培では、センチュウに効果のあるコンパニオンプランツです。
基本的には観賞するだけで、葉や花の利用はしませんが、
畑の周りを、黄色やオレンジといった明るい色で華やかにしてくれます。
キュウリだけでなく、トマトやナス、ピーマンなどの他の夏野菜にとっても、
良いコンパニオンプランツとなるので、夏野菜とセットにすると良いでしょう。
・オレガノ
オレガノは、ピザなどの洋風料理によく使われるハーブです。
虫除けなどの効果は期待できませんが、キュウリの風味を良くする効果があると
いわれています。
トマトとバジルは混植すると味が良くなるということと、同じ効果です。
オレガノはシソ科の多年草なので、一度植えると何年も使うことができるので、
とても便利です。
ただ、地下茎で徐々に広がっていくので、不要な部分は適宜刈り取って、あまり
旺盛に伸びないようにしておきます。
・パセリ
パセリは、料理の彩りなどによく使われるハーブで、独特の香りがあります。
キュウリの株元付近にパセリを植え付けて育てることで、キュウリの株元に
自然のマルチをすることができます。
キュウリは水分を多く欲する植物で、乾燥には弱いです。
グランドカバーすることで土の乾燥を軽減させることができます。
また、キュウリの葉などが陰を作ることで、地面付近は半日陰になります。
パセリは半日陰くらいの方が良く育つので、双方に利点のあるコンパニオンプランツです。
・ナスタチウム
ナスタチウムは、丸い葉と明るいカラーの花が特徴の植物です。
春になると苗が出回るので、見かけたことのある方も多いでしょう。
夏野菜の苗がお店に並ぶのと、同じくらいの時期に出回ります。
葉や花、種を食用とするハーブ、エディブルフラワーの1種です。
ピリリとした辛みのある風味が人気で、サラダやサンドイッチに使います。
ナスタチウムは這性の植物なので、地面に近い部分を広がって育ちます。
キュウリの株元に植えれば、パセリと同様に、
グランドカバーとなって土の乾燥を防いでくれます。
大きく育てば、葉や花を摘んで食べることもできます。
・トウモロコシ
キュウリはトウモロコシとも相性が良いです。
トウモロコシは草丈が高くなるので、キュウリのつるがそこに絡んで育ちます。
また、トウモロコシがキュウリの吸い残した余分な肥料分を吸うので、
土の栄養バランスも保つことができます。
この他に、キュウリを栽培しているエリアの周りにトウモロコシを植えることで、
防風の役割をすることもできます。
キュウリは栽培中に強風に当たると、つるや葉が傷んで生育に影響します。
風が当たりやすい方向に壁を作るように植えたり、
キュウリエリアの周りを囲むようにトウモロコシを植えると良いでしょう。
ニラの花
・ネギ、ニラ
ネギやニラなどは、ウリ科の植物と非常に相性が良いコンパニオンプランツです。
ネギやニラが出す臭いが、キュウリがかかるつる割病という病気や、
アブラムシを忌避することができます。
特につる割病の菌は、ネギやニラの根から出る成分を嫌うので、
キュウリの苗を植え付ける時に、
キュウリの根とネギやニラの根が近接するように植え付けると、
効果が高くなります。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方
