巨大太丸
巨大太丸(きょだいふとまる)は、名前の通り大きく太いキュウリの品種です。
巨大太丸は大和農園さんより販売されている品種ですが、
同じく大きく太いキュウリの代表品種に、加賀太きゅうりなどがあります。
巨大太丸の特徴と育て方のコツをご紹介します。
[巨大太丸]
■巨大太丸の特徴
・大きく太いキュウリ!
一般的なキュウリは、長さ約20センチ、重さ80~120グラムなのに対し、
巨大太丸は、長さ約25~28センチ、重さは600グラムが標準サイズです。
長さも少し大きいですが、驚きなのは、その重さの違いです。
スーパーで売られているキュウリの5倍の重さになる、
ずんぐりむっくりしたキュウリです。
・肉質が硬く加熱調理にも適している
巨大太丸のようなジャンボキュウリは、漬物やサラダなどの生食だけではなく、加熱調理にも適しています。
特に巨大太丸は種も少なく、肉厚なので、煮物料理にも向いています。
和食において、あまり加熱調理する場面のないキュウリですが、
インターネットで探すと、キュウリの煮物料理のレシピは数多くあり、とてもおいしいです。
・育てやすい
耐暑性、耐病性があり、尚且つ、主枝、側枝ともに雌花の着生が良いので、とても育てやすい品種です。
・収穫適期
着果後、15日~20日ほどで食べごろのサイズになります。
こういうポップを見ると買いたくなります!
■巨大太丸の栽培のコツ
・種まきの適期
露地栽培の場合、寒地・冷涼地ならば、5月中旬~6月中旬頃。
中間地ならば、4月中旬~8月上旬頃、暖地ならば、2月下旬~5月下旬頃が種まきの適期です。
・栽培の要点
ポリポットに種をまき、植え付けるのは、本葉3~4枚ほどの若苗が良いです。
主枝は、20~24節目に摘芯します。
側枝は、1~6節目までは全て摘み取り、7節目以降は、2枚ほどを残し、残りは摘芯します。
・収穫
1株あたり15~20個ほどの収穫が目安です。
収穫適期サイズ以上になると、品質が落ち、
株も疲れてしまうので、基本的にやや早どりします。
病害虫では、アブラムシ、うどんこ病の防除を行ってください。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方