ケンシロウ
ケンシロウは、「お前はもう…植えている…!?」という、
キャッチコピーと一緒に売り出されているナント種苗店のキュウリの品種です。
正式名称は、「家庭菜園 救世主伝説 ケンシロウ」で、
北斗の拳のケンシロウのように、とても強く、家庭菜園で栽培しやすい品種です。
ケンシロウの特徴と育て方のコツをご紹介します。
[ケンシロウ]
■ケンシロウの特徴
・短形四葉キュウリ
ケンシロウは、果実の長さが約21~22センチ、重さ100グラムほどの短形四葉キュウリです。
四葉キュウリの特徴でのポリポリ、シャキシャキとした歯ごたえがあり、食味の良いキュウリです。
四葉キュウリの中ではコンパクトに育つ方なので、とても栽培しやすいです。
・とにかく強い!
名前の通り、ケンシロウのように、とても強いキュウリです。
モザイクウィルス病(ZYMV)、
うどんこ病、べと病に耐病性をもち、暑さにも強いタフなキュウリです。
草勢も生育後半まで持続し、とても育てやすいです。
・収量も安定する
雌花率は、40~50%です。高温期は、10~20%におちますが、
ハウス抑制栽培ならば、11月頭まで収穫することができます。
初期から後期まで、収穫量も安定します。
スライスして、タラコやウニ、イクラを載せると美味しいです
■ケンシロウの栽培のコツ
・栽培スケジュール
露地栽培の場合、4月上旬に種まきし、5月上旬に定植させ、6月上中旬~8月中旬頃まで収穫できます。
また、5月下旬に種まきし、6月下旬に定植させ、7月下旬~10月中旬まで収穫することもできます。
その他、トンネル栽培や、ハウス抑制栽培に適しています。
・整枝
主枝6~7節目までの雌花、子づるは全て除去し、初期の生育を良くします。
摘芯はほどほどにし、常に生長点を2~3本残した状態で管理します。
葉は中型、側枝は中くらいの長さでとても発生が良いので、
側枝についた新しい葉や果実にしっかりと日光が当たるよう、適宜摘葉します。
葉を混み合わないようにすることは、病害虫の防除としても有効です。
・追肥、水やり
樹勢を維持するため、追肥と水やりは、収穫開始頃よりこまめに行います。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方