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所要時間 約 4分

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はるさき

 

 

はるさきは、神田育種農場のF1品種です。

夏に強い耐暑性をもった品種で、

夏~秋の栽培に強く、とても美味しいキュウリです。

 

はるさきの特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

■はるさきの特徴

 

・ブルームの少ないキュウリ
キュウリ栽培の方法や品種を検索していると、

良く「ブルーム」という言葉が出てきます。

 

このブルームとは、果物や野菜の表面に出る白い粉上のもので、

熟した新鮮な果実に多く出ます。

 

とくに分かりやすいのはブドウです。

 

ブドウの果実の色は紫色ですが、

表面が白く粉っぽくなっているのを見かけたことはありませんか?
あれが、ブルームです。

 

新鮮な果実である証拠なのですが、

消費者から見ると「農薬のように見える」と、

見た目の悪さを指摘されることが多い特徴です。

 

キュウリはブルームレスキュウリと呼ばれるツヤのある、

イボなしキュウリも増えてきています。

 

はるさきは、ブルームレスキュウリではありませんが、

ブルームが少ないツヤのある果実をしていて、見た目も良く、

とても美味しいキュウリです。

収穫適期サイズは約22センチで、果実の揃いが良いのも特徴です。

 

 

 

 

■はるさきの栽培のコツ

 

・株姿

葉は濃い緑色で中くらいのサイズの葉です。

 

生育が良く、初期から枝の伸びが良いですが、

混みすぎずスッキリした草姿になります。

 

スタミナのある品種なので、

収穫後期までしっかり収穫できます。

 

また、節成り性の強い品種なので、

なり戻りも多く安定して収穫ができます。

 

・仕立て方

主枝と側枝2本の3本仕立てがおすすめです。

 

3~6節目までの側枝はとり、

主枝と4~7節の側枝を2本残して伸ばし、支柱に絡ませていきます。

主枝はだいたい180センチほどの高さで摘芯します。

 

・生育後期の管理のコツ

生育後期の管理のコツは、半放任で育てることです。

こうすることによって草勢を弱めず、

生育の良いままをキープして栽培することができます。

 

しかし、混み合いすぎると病気になってしまったりなど、

生育に悪影響を及ぼしますので、混み合っている場合のみ、

適度に摘芯・摘葉を行ってください。

 

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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