おおとみHG

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おおとみHG

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所要時間 約 4分

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おおとみHG

 

 

おおとみHGは、神田育種農場 神田交配のF1品種です。
品質の良いキュウリかつ多収性のある品種なので、

プロの方にも人気があります。

 

全日本蔬菜原種審査会(現:全日本野菜品種審査会)

において、銀賞を受賞しています。

特徴と栽培のコツをご紹介しましょう。

 

 

■おおとみHGの特徴

 

キュウリは若干果実にシワがありますが、

おおとみHGの果実の皮は、

シワが目立たない滑らかなキュウリです。

 

形や長さの揃いも良く、

収穫の終わりまで秀品率の高いキュウリが収穫できます。

 

果実の長さは約22センチで、

100グラムほどの大きさで収穫します。

 

ツヤのある濃い緑色が特徴で、

真夏でもブルームが出にくく、とても綺麗です。

 

とくに露地栽培とハウス抑制栽培に適しています。
初期収量はやや少ないですが、

安定した収穫が続くので、総収量は他品種よりも多くなります。

 

 

 

 

■おおとみHGの栽培のコツ

 

・着果性

主枝の着果性は、飛び成り性・飛び節成り性なので、

側枝を主体とした品種です。

主枝の雌花には1つ、果実には2つほどの果実が着生します。

 

・肥料

元肥は、完熟堆肥や有機質肥料を入れ良く耕します。
10aあたり窒素35~45キロ、

リン酸30~35キロ、カリ35~40キロが理想です。

 

追肥は生育を見つつ与えます。

だいたい7日から10日に1回、窒素分を与えてください。

 

・病害虫の防除

生育前半に気を付けたいのは、アブラムシとうどんこ病です。
また、収穫期がはじまった頃からは過湿になりやすいので、

べと病にも気を付けてください。

 

防除のため、薬剤散布は早めに行い、

マルチングや敷きワラなども使っていくと良いです。

 

・仕立て方

神田育種農場のおおとみHGのカタログでは、

主枝の1本仕立てが勧められています。

 

子の場合、5節までの側枝と7節までの雌花は早めに摘み取り、

初期の生育を促します。
6節目以降の側枝は2節で摘芯し、整枝を行っていきます。

 

生育中期以降は半放任で栽培できますが、

混み合った部分の摘芯や摘葉はこまめに行い、

草勢が最後まで落ちないよう管理してください。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方



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