四葉キュウリ
キュウリにもさまざまな品種がありますが、
今回は四葉(すうよう)キュウリの紹介です。
四葉キュウリは中国を原産とするキュウリで、
現在スーパーで手軽に買えるキュウリとは少し違い、
イボが目立ちゴツゴツとしています。
しかし、日本の種苗店からも多くの四葉キュウリがつくられ、人気があります。
その代表格がサカタのタネの「四葉キュウリ」です。
■四葉キュウリの特徴
・四葉キュウリとは?
4枚の葉をつける頃に実がなることから四葉キュウリという名前がつきました。
読み方は、原産国である中国に由来し、
よつばキュウリではなく、すうようキュウリと呼ばれています。
イボとシワでゴツゴツとした印象があり、
あまり見た目が良いとは言えないキュウリですが、
非常においしく漬物や炒め物に向いています。
・保存方法
四葉キュウリは鮮度落ちが早いため、
スーパーなどにあまり並んでいませんが、日本でもとても人気があります。
なかなか市販されていないこともあって、家庭菜園では特に人気です。
四葉キュウリは低温障害を受けやすいので、
水気をとりポリ袋に入れたら野菜室に保存すると良いです。
この時、縦に立てるように保存すると日持ちします。
・下ごしらえの方法
キュウリの両端はやや苦味があるので、端は両方切り落とします。
四葉キュウリはイボがあるので、板摺をしてその後、調理に使うのが理想です。
・漬物や炒め物に
日本では四葉キュウリを主に漬物にして食べますが、
原産国の中国では、炒め物の具材として使われることが多いです。
家庭菜園で四葉キュウリをつくったら、
是非、中華料理にもチャレンジしてみてください。
■四葉キュウリの栽培のコツ
・支柱を立てて栽培する
四葉キュウリは曲がりやすいので、
必ず植え付けと同時に支柱を立て、170センチほどで芯止めします。
・収穫適期サイズ
収穫適期は約28~30センチでとても大きく育ちます。
1株あたり5~6本収穫したら、追肥を行い肥料が切れないように注意しましょう。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方