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マイクロキュウリ
マイクロキュウリは、メキシコ原産のキュウリです。
日本では、まだあまり馴染みのないキュウリではありますが、
その形から「きゅうりメロン」とも呼ばれ、徐々に知名度をあげています。
スーパーなどで市販されていることは、ほぼありませんので、
インターネット通販などで、種を入手して自分で育てるしかありません。
とても丈夫で、栽培も簡単ですので、チャレンジしてみてください。
■マイクロキュウリ(きゅうりメロン)の特徴
・原産国
原産国は、メキシコです。
品種改良されてつくられたものではなく、約数千年も前から、
メキシコの荒野に自生していたのが、マイクロキュウリです。
そこから、アメリカへ渡り、アメリカでは、
サラダ用の野菜として、とってもポピュラーな食材となりました。
なんでも、レタス、キュウリ、トマトに並ぶほどの人気ぶりだそうで、
ピクルスなど、サラダ以外にも多く使われています。
・果実
果実の大きさは、ぶどうやマスカットと同じくらいの大きさで、
やや縦に長いコロンと丸い形をしています。
約2センチくらいがとり頃です。
果実の表面には、きゅうりにはないスイカのような模様があります。
鮮やかなグリーンに、白の縞模様で、見た目も綺麗です。
・食味
味は、香りのあるキュウリです。
一般的なキュウリは、やや青臭いような野菜らしい香りがありますが、
マイクロキュウリ(きゅうりメロン)は、ライムのような、
爽やかで、程良い酸味があります。
・美味しい食べ方
包丁を使わずに、洗ってそのまま食べることが出来るので、
見た目も良く、インスタ映えするサラダが出来上がります。
また、オリーブの代わりとしても使われているようなので、
輪切りにして加熱調理するなどの食べ方もおすすめです。
・グリーンカーテンにおすすめ
果実はキュウリとは思えないほど小粒ですが、
つるは丈夫でもちも良く、ぐんぐん伸びていくので、
グリーンカーテンにおすすめです。
グリーンカーテンをつくりたいと思っているけれど、
ゴーヤは苦手…そんな方にも、おすすめです。
■マイクロキュウリ(きゅうりメロン)の栽培のコツ
・栽培難易度
珍しいキュウリではありますが、マイクロキュウリの栽培は、
それほど難しいものではなく、むしろ、簡単です。
とても丈夫で、1つの株からたくさんのマイクロキュウリがとれるので、
栽培も楽々、収穫の楽しみを存分に味わうことができます。
・種まきの適期
種まきの適期は、3月~5月頃です。
低温に弱いので、発芽適温である20~30度をクリアーしてから、
種をまくようにしましょう。
・発芽までの日数
種まきから、発芽までは約5日~20日かかります。
・栽培方法
充分に暖かくなったら、まずは、ビニールポットに種をまいて、
苗を仕立てます。
本葉が、3~4枚の頃になったら植え付けです。
株間は約30~50センチとります。
・種の入手方法
楽天市場の太田のタネ、藤田種子株式会社など、
世界の珍しい種苗を取り扱うお店などから通販できます。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方