ベランダきゅうり
ベランダきゅうりは、株式会社ときわ研究場の「ときわ交配」の品種です。
この品種は、プランターやコンテナ栽培向けにつくられた、
キュウリ品種で、手軽に育てられるのが魅力です。
家庭菜園のスペースが狭いという方に、とくにおすすめの品種です。
[ベランダきゅうり]
■ベランダきゅうりの特徴
・雌花着生タイプ
1節に1~2つの果実がなる節成りキュウリで、長さは約12~13センチです。
一般的なキュウリのサイズと比べて小さい「ミニキュウリ」です。
・甘みが強いおいしいキュウリ
食べやすいサイズ感と甘さが際立つキュウリです。
キュウリの青くささが苦手な方でも食べやすいキュウリなので、
お子様にもおすすめです。
・コンテナ、プランターで栽培できる
ベランダでの栽培を考慮してつくられた品種なので、
畑のスペースが取れない方でも簡単にキュウリ栽培を楽しむことができます。
イボなしミニキュウリで、サイズ感もちょうど良く、扱いやすいキュウリです。
ベランダきゅうり C)【菜園くらぶ】家庭菜園の専門店
■ベランダきゅうり
・上手く栽培するコツ
コンテナ、プランターの限られたスペースの中で育てるため、
水もち、水はけの良い良質の土を使うことが上手に育てるコツです。
腐葉土のように、握った時にふわっとした柔らかさがあり、
若干湿り気が感じられるような土がベストです。
・鉢の準備
コンテナ、プランターは8~10号以上のものをおすすめしています。
8号サイズですと、直径24センチ×深さ20センチほどです。
鉢を購入したら大粒の赤玉を鉢の底に約3センチほど敷き詰めてください。
・元肥
元肥は緩効性化成肥料がおすすめです。
・土の準備
培養土を赤玉土の上に入れていきます。
鉢の上のふちより、約3センチくらいの量まで土を入れ、
潅水スペースを作り、苗を植え付けます。
あんどん支柱
・支柱立て、水やり
支柱は、あんどん支柱のようなリング型のものを用い、
鉢の底から流れるくらい、たっぷりと水を与えます。
植え付け以降は、土の表面が白く乾いてきた頃にその都度水やりを行います。
・脇芽
脇芽は、6節目までは全て摘み取り、その後の草勢を高めます。
・誘引
徐々に伸びてきたらリングを上にずらしつつ、リングの外側へ誘引します。
誘引には梱包紐や麻ヒモ、ビニールバンドなどを使い、リングに8の字に縛ります。
きつすぎず、ゆるく結んでいくと良いでしょう。
・開花前後の管理
雌花は、親づるの下から6節目まで全て摘み取り、7節目以降につけていきます。
果実が3つ連続してついたら、次の2つは取り除き、
次からまた、3つつけるようにすると、株が長持ちします。
・追肥、水やり
収穫頃から水やり、追肥をこまめに行うと、
たくさんの収穫が得られ、長く楽しめます。
液体肥料の場合は3~4日に1回、粒状の肥料の場合は、
2~3週間に1回追肥を行います。
この時使用する肥料は、緩効性の肥料がじわじわと効きます。
・収穫
ベランダきゅうりは、ミニキュウリタイプなので、
長さ約12~13センチ、太さ約2センチ、
重さ約40~50グラムが収穫適期サイズです。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方