ピクルスキュウリ
ピクルスキュウリは、その名前の通り、
ピクルス用につくられたキュウリ品種です。
日本にはキュウリのお漬物という食卓の定番がありますが、
ヨーロッパなどの各国で日本の漬物に代わるものはピクルスです。
そのため、西洋ではピクルスキュウリのような、
ピクルス漬けに適したキュウリの品種も多く販売されています。
■ピクルスキュウリの特徴
・果実の大きさ
ピクルスに適しているキュウリなだけあって、
その大きさは4~8センチとかなり小さいキュウリ品種です。
ミニサイズですが、肉質はしっかりしているので、
漬物やピクルスにしても歯ごたえが残り、
とても美味しく食べられます。
もちろん8センチ以上の大きいキュウリに育てることもできますが、
株にそれだけ負担をかけることにもなるので、
4~8センチのミニサイズでの収穫が多収のコツです。
・入手方法
西洋野菜の種子ということもあって、
ピクルスキュウリはやや珍しく入手しにくい種だと言えます。
しかし、近年は西洋野菜を多く取り扱うお店も増えてるので、
通販で購入することができます。
太田のタネ 楽天市場店や藤田種子株式会社、
農業屋.comなどのサイトから探してみてください。
■ピクルスキュウリの栽培のコツ
種まきの適期は3月~7月です。
発芽適温は20~30度、
種まき時の低温には十分注意して栽培を開始してください。
おすすめは、5月のゴールデンウィーク頃です。
3日~7日くらいで発芽します。
実際にピクルスキュウリを栽培した方のしゅき日記を見ると、
発芽率は良いようです。
キュウリ栽培において注意したいのは、うどんこ病です。
主に葉に白い斑点が出る病気で、やがて黄色くなり、
最後には枯死してしまう病気です。
キュウリ栽培では最も多い病気の1つで、乾燥が主な原因です。
しっかりと水分を与え、乾燥しないように注意して栽培してください。
また、ピクルスキュウリは果実に対して葉が大きいので、
果実にもしっかり日光を当てるようにしてください。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方