ぴっくる太郎
ぴっくる太郎は、株式会社 埼玉原種育成会(SGI)の品種です。
OS交配「ぴっくる太郎」は、小指~親指ほどのサイズしかない
小さな小さなキュウリで、ミニキュウリの中でも特に小さいサイズです。
お子様と一緒に育ててみるのもおすすめです。
■ぴっくる太郎の特徴
・種まきの適期
露地栽培の場合、4月~8月が栽培の適期です。
ハウス栽培が可能な場合は、3月頃から栽培適期に入ります。
・雌花率
雌花率は100パーセントで、各節1~3本のミニキュウリがなります。
・草姿と草勢
親葉は中くらいのサイズですが、枝葉は小さく、とても管理しやすいです。
徒長しにくく、日光を浴びやすいので、
多くの手間をかけずとも、元気に生育してくれます。
・果実
収穫時のサイズは、長さ約6~7センチと非常に小さいです。
その長さの割に太さがあり、直径は約2~2.5センチ、
ずんぐりむっくりしたミニキュウリです。
手の平サイズなので、収穫もしやすく、食べやすいです。
果肉は良く締まっていて、ぴっくる太郎の名前の通り、
ピクルス漬けやその他お漬物、サラダなどに利用できます。
ピクルスの盛り合わせ、おしゃれでおいしいです
・耐病性
キュウリがかかりやすいうどんこ病に耐性があり、とても作りやすい品種です。
・たくさん穫れる
果実のサイズの割に茎葉がとてもしっかりしているので、
果実の肥大が安定し、収穫期がおわりかけても、
形の良いキュウリを長くたくさん獲ることができます。
・自根栽培か接木栽培か?
ぴっくる太郎は、自根栽培、接木栽培のどちらでも栽培することができます。
接木栽培の場合、埼玉原種育成会(SGI)では、ウルトラ、ウルトラG、
ブルームレス台木のゆうゆう一輝黒タイプをおすすめしています。
・完全雌性
夏の暑い時期は、花に訪れる昆虫によって授粉が行われる必要があります。
そのため、雄花を咲かせる他のキュウリの品種と栽培すると、
授粉率が高まり、特別な管理をしなくとも実がなりやすくなります。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方