メッツォ C)アトラクティーボ
メッツォ(Mezzo lungo bianco)は、
別名「White Wonder」とも呼ばれる白いキュウリで、
古くからイタリア近郊にて栽培されてきたキュウリです。
日本ではなかなか見られないとても珍しい品種なので、
栽培する価値ありです。
メッツォの種子はHORTUS社から販売されていて、
日本では、日光種苗株式会社などの通販サイトから、
手に入れることができます。
メッツォ C)HORTUS社
■メッツォの特徴
・詳細
メッツォ(Mezzo lungo bianco)の種まきの適期は、
3月~6月頃、収穫は7月~9月頃です。
・白い果実
果実の長さは約18~20センチほどでやや太く、白い色が特徴です。
ツヤのある白いキュウリは日本ではなかなか珍しく、
見たことがない人も多いのではないでしょうか?
それゆえ、日本では珍しいイタリア野菜を栽培する
家庭菜園ユーザーにとても人気があります。
・食べ方
ピクルスの他、スライスして生食にも適しています。
見た目は日本のキュウリと大きく変わりますが、食べ方は同じです。
苦味が少なく、甘みが感じられるキュウリで、歯ごたえも良いです。
緑のキュウリと白のキュウリをサラダに盛り付ければ、
さらに鮮やかになり、パーティーメニューにもおすすめです。
■メッツォの栽培のコツ
・種まき
日当たりが良く、水はけの良い有機質に富んだ土に石灰を入れ、
充分に潅水した後に種まきします。
直まき、育苗どちらでも栽培可能です。
発芽までの期間は約10日です。
土の表面が乾燥しないように気を付けてください。
・植え付け
育苗した苗は本葉3~4枚で植え付けます。
株間は約40~50センチで、本葉が5~6枚になった頃に摘芯し、
脇芽を伸ばしてつるを支柱に絡ませます。
キュウリは根が浅く水を吸いにくいので、
しっかりと水やりを行ってください。
・収穫
収穫は開花後10~15日くらいが目安です。
はじめの内は未熟果を早めに収穫することで、
株への負担が軽減され、その後の実のつきが良くなります。
■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 地植えの育て方
・キュウリ プランターの育て方