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キュウリの実がおかしい

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所要時間 約 9分

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キュウリの実が、曲がったり先端が細くなったりと、
普通とは違う形になることがあります

 

 

本来とは違う形になってしまった実を「奇形果」と呼びます。
家庭菜園では、キュウリの味わいへの影響はほとんどありません。

 

この奇形果が出てしまうのには、原因があります。
原因を解消してあげることで、本来の形の実をつけるようになります。
ここでは、奇形果の種類と、その対処法をご紹介します。

 

 

[キュウリの実がおかしい]

 

 

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お尻の先が細い!

 

 

■先が細くなる

 

キュウリの実のヘタ部分から途中までは本来の形のままで、
下にいくにつれ、だんだんと細くなってしまう状態です。

 

本来、キュウリはヘタの先とお尻の先がすぼまるだけで、
途中はほとんど同じ太さになります。

 

一見すると異常がないように見えますが、
正常な実と比べると、お尻側が細くなっているのがよく分かります。

 

お尻の先が細くなってしまう理由がいくつかあります。

 

1.水分不足
地植えで育っていても、水分不足になることがあります。
常にキュウリにとってちょうど良い水分量であることで、太さが均一な実に育ちます。

 

過湿にするのはいけませんが、適湿を守るようにしましょう。
雨が降らない晴天が続いたら、地植えでも水やりが必要になります。

 

土が乾いていると感じたら、たっぷりと水を与えましょう。
表面を湿らせる程度では、しっかりと中まで水が染み込みません。

 

ぱらぱらと降っただけの夕立も同じことで、
雨が降っても土が潤ったとは限りませんので、土の状態を把握しておきましょう。

 

2.栄養不足
気温が高くなってくると、気温と地温が上がりすぎてしまい、
必要な養分がうまく吸えなくなることがあります。

 

そういった場合にも、先端が細くなっていきます。
株元にワラなどを敷くと陰ができ、地温が上がりすぎるのを防いでくれます。

 

3.日照不足
天気の悪い日が続いたり、もともと日当たりの悪い場所で育てていると、
キュウリの実の先端が細くなってしまいます。

 

また、キュウリ自身の葉が邪魔をして、日陰を作ることもあります。
植え付ける時は株間を十分にとるようにし、
つる同士が触れないように誘引し、株全体に日が当たるように調整します。

 

また、どうしても葉が邪魔になる場合は、少し葉を減らすと採光が良くなります。

 

4.葉を減らした
キュウリは一度にたくさんの葉を摘んでしまうと、
養分を作る場所が減ってしまい、先細りの実になりやすくなります。

 

できれば葉は摘まずに残したいものですが、光を入れたり、
病斑の出た葉などを摘むこともあるでしょう。

その場合は、一度に摘む葉は2枚でとしておきます。

 

 

■肩が張る

 

キュウリのヘタの部分にくびれができ、
そこから肩が張ったように膨らんだ形になることがあります。
これにもいくつかの原因があります。

 

1.低温に当たった
まだ気温が上がり切っていない時期や、その年の天候により低温が続くと、
肩が張った形になることがあります。

 

低温によって、実を健全に育てることができなかったり、
地温が低いことで根がうまく育っていないことが原因です。

気温がある程度上がってきたら、自然と症状が消えるはずです。

 

2.日照不足
キュウリは日当たりが悪くなると、十分な栄養を一時的に作れなくなり、
一度生育が悪くなった後、生育が戻るので、肩が張ったような形になります。

 

できるだけ日当たりの良い環境を保ち、葉が茂って日陰を作っている場合は、
少し葉を間引いて光を入れるようにします。

 

3.樹勢が強い
肥料が多すぎたりして、樹勢が強い場合、実に栄養がいかず、
つるや葉にばかり回ると奇形果が出ることがあります。

 

キュウリの親づるを摘芯したり、葉を摘むことによって、
一時的に樹勢を弱めてコントロールすることができます。

 

また、元肥や追肥する時の肥料の量などを調整し、
樹勢が強くなりすぎないようにしておきます。

 

 

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ちょっとお尻が大きい!

 

 

■お尻が大きくなる

 

最初は普通の太さで育ち、お尻の部分だけ大きくなり、
キュウリがとっくりのような形になることがあります。
見た目はおもしろいですが、これも適切な管理でないサインです。

 

1.軟弱
日照不足や窒素過多によって、株が弱々しく育つと、お尻の大きな実がなります。
日当たりの良い場所、風通しの良い場所、
適切な追肥と水やりによって、キュウリは健康に育ちます。
環境や管理法を改善すれば、実の形も正常なものに戻ります。

 

2.水分過多
キュウリは水を欲しがる植物ですが、
あまりに多くの水を与えると、水分過多でお尻が大きくなります。

 

何も考えずに水やりをするのはやめ、
土の状態を確認してから水を与えるようにしましょう。

 

3.摘葉しすぎ
葉を必要以上に減らすことで、蒸散量が極端に減り、水分過多になりやすくなります。
できるだけ葉は摘まないようにし、病気や日当たりの改善の時だけ、
できる限り少量の葉を摘むだけにします。

 

 

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いろいろな形のキュウリが!

 

 

■曲がる

 

市販されているキュウリの中にも、曲がったキュウリがあります。
曲がったキュウリは良いキュウリという声も聞きますが、
すべてが良いというわけではありません。

 

1.養分不足、なり疲れ
追肥不足、水不足などでうまく肥料が効いていない、養分を作る葉が少ない、
日当たりが悪いなど、養分がうまく回らなくなると、キュウリが曲がります。

 

特に、栽培後半に入ると、株が疲れてきます。
株が疲れると、追肥や水やりを適切にしていたとしても、
曲がったキュウリができるようになります。

 

キュウリは実をつけるようになると、次々に花を咲かせ実を大きくします。
一時に何本もの実を1株で育てているので、どうしても株が疲れてしまうのです。

 

株が良い状態を長く保つためには、実を若いうちに収穫することが大切です。
キュウリの実は一晩で7~10㎝も育ち、大きすぎると食味が悪くなります。

 

最盛期に入ったら、朝と夕方の2回収穫すると、巨大化するのを防げます。
また、少し小さいかな?という段階でも、どんどん収穫するようにしましょう。

 

若いうちにキュウリの実を収穫するということは、
それだけ株の負担を減らし収穫増につながります。

 

■参考
・キュウリ 種からの育て方
・キュウリ苗 枯れる
・キュウリ 苗の選び方
・キュウリ 地植えの育て方

管理人=片岡静
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